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写真が好きな人向け & 写真家の日記

風景や動物といったネイチャー専門でプロの写真家をやっていますが、写真を上達させたい人、写真が好きな人、これから写真家を目指したい人にとって有益な情報を更新します。 その他にも日…
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#写真家

写真においてAIは敵か味方か。

今日は昨今話題になっているAIについて書いてみる。  写真業界でもAIはとても深く浸透しており、人が撮った写真なのか、それともAIが作った写真なのか、もはや見分けがつかない所まで来ている。  しかもAIが撮り方まで教えてくれる時代になった。  それでよくAIが写真の仕事を潰すのではないか?と言われているのだけど、その時について僕なりの意見を書いてみる。  まず結論から言おう。  「撮ってるだけ。の人はAIに喰われて、経験をしている。人は残る」 僕はこう思っている。 

【写真好き必見】 撮影費用272万円をクラファンで集めれた理由  (メンバーの方は無料)

こんにちは写真家の林です。  昨今クラウドファンディングが人気を博し、何かチャレンジしたいことがあるなら積極的に使う人も多くなってきた。   つい2日前には国立美術館がクラウドファンディングをして9億円も集めたのはニュースにもなっている。  僕が思うに、クラウドファンディングに成功するコツはいくつかあると思っている。  今回自分が174名の方から270万円以上の撮影費用をご支援を頂いたので、成功する秘訣を綴っていきたいと思う。  何かチャレンジしたい!っていう人はぜひ最

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日々撮影を続けていける心理とは

今日撮影を日々続けていける心理について話してみる。 撮影したいけどどうすれば続けていけるか?悩んでいるなら少しだけ参考にしてほしい。  僕がよくお客さんから聞かれる質問が毎日撮影していると飽きないですか?ということ。  結論から言うと、正直言って飽きる。 そりゃそうだ。毎日同じ地域へ行き、見慣れたものを撮るのだ。  もちろん日々風景や季節は移り変わるので、その景色を見るのは楽しい。 しかし飽きる。  じゃどのようにして日々のモチベーションを保つのか? 

自然写真を生業にする(覚悟とは)

今日は自然写真を生業にする覚悟について話してみる。  自分がどうやって写真家になったのか?なども含めて赤裸々に語りたいので、途中からはメンバーor有料のどちらかしか見れないようにする点はご了承頂きたい。  自然写真を生業にするには当然の事ながら覚悟が必要になる。  働きながらでももちろん写真は撮ることは出来るし、住んでいる場所の近くを撮りたいのであれば無理に生業にする必要もない。 その点は先に言っておく。  数年前くらいだろうか?僕より年下の方で写真家志望(自然写真)の方

写真で飯が食える方法を考えてみる

こんばんは、写真家の林です。  今日は写真で飯が食える方法についてさらっと書いてみる。  このテーマはたまに書いたりするのだけど、今回は別の角度から掘り下げてみる。  あくまでも自然写真においての話になるので、その辺はご了承を。  この写真でどうやって飯を食っていくか?っていうは若い子から色んな世代までさまざまな人からコメントを頂いたりするのだけど、確かにそれで飯を食うってなると趣味とはまた違った世界になってくるので色々と悩んだり不思議に思うことも多いと思う。  ただ趣味

好きを仕事にするっていう事

僕は名古屋から北海道に移住して写真家として今は生活をしている。  そこでよく聞かれるのが、好きを仕事にするって良いですね。という事だ。 あとはそれで食べるにはどうしたら良いだろうか?と言う質問をもらう。  それを僕なりの言葉で綴っていきたいと思う。  好きなことを仕事にしてみたかったらぜひ最後まで読んでほしい。(多分納得するはず) まずは「好きな事」と「それで生計を立てようとする」という2つは全く別物だと理解してほしい。  写真は好きな事の中でも、まだ比較的仕事にしやす

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良い写真に見える!色の配置方法

今日は写真における補色の話をして、あなたを色のプロフェッショナルにして見せよう。(写真と色の関係はめっちゃ大事だよ)   案外知らない人も多いんだけど、それだけ構図が良くても色の組み合わせによって全くダメな写真になってしまう。   しかし写真における補色の関係性を覚えとくと多少構図が決まらない場所であっても非常に写真が上手く見えるのだ。  そこを今回は深掘りして書いていく。  まずこちらの写真がなぜ綺麗に見えるのか?  これは色の組み合わせをうまく配置して撮影している。

写真家を10年続けれている理由

今年の夏で僕が自然写真家として独立し10年目となる。何か二足草鞋を履いて写真家とかではなく、ちゃんと写真家だけで10年目まで来る事ができた。  運良くここまで続けられているのだけど、その秘訣を今日は自分なりに書いてみたいと思う。(僕自身が偉いとか決してそんな話ではない) まず自然写真家の世界、風景写真家だったり動物写真家だったりするわけだが、その世界だけで食っていくのは非常に難しい。  僕と同じ年代の方で同じようなことをしていても、それだけでは食えずに日々農家でアルバイトし

もしあなたが本気で写真家になりたいのならこれを読むべき。

今日は「本気で写真家」になりたいのなら。という話を深掘りで書いてみる。  先に言っておくけど、写真家に本気でなりたい人向けの記事だ。  多少きつい言葉で書くかもしれないが、それは「本気」だからだ。  よく聞かれることなのだけど、どうやったら写真家になれるのか?という質問。  ちなみに僕はネイチャーの写真家なので、主にネイチャー系の話になる。   その前にお前は誰だって言われそうなので、一応HPやyoutubeを載せておく。  https://www.siknu.jp htt

ダイヤモンドダストの撮り方 最新版

まだまだ暑い夏が続くけど、ダイヤモンドダストの撮り方をマガジンで詳細に書いてみる。  ダイヤモンドダストと言うのは厳冬期の寒い日の朝に訪れる被写体だ。  こんな感じでキラキラと空気中を舞い本当に綺麗な写真が撮れる。  ただこのように撮るのは非常に難しい。 普通にとっても綺麗には映らないし、撮り方によってはただただ何かが光っているだけの写真になりがちだ。    写真のように綺麗に撮るためには条件がある。  その条件とは以下のようになる。