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録音編④【歌の切り方】

ネタがないので助けてくれてもいいですよ。
どうも、無償MIX師 Shiki(シキ)です。
冷静に考えたんですけど、「無償MIX師です!」って挨拶クソダサくない?

①どこまで分け録りしていいの?

僕の文章って蛇足が多すぎて頭に入らないことが多いんじゃないか不安になってきたので、今回は蛇足を少な目にして書いていきます。
はい、こちらが既に蛇足です。

例えば、「神っぽいな」の歌詞があるとします。

神っぽいな それ 卑怯 神っぽいな それ
アイウォンチュー ウォンチュー IQが下がっていく感じ

この歌詞を録音する際、皆さんはどこで切りますか?

「 人それぞれ 」

と言うのは誰でも出来るので、一例を混ぜて紹介します。

例えば僕なら、1行1行録音すると思います。
理由は最後の歌詞の「それ」のビブラートをかっこよく収録したいからです。
次のブレスもしっかりして、最後まで歌い切れます。
あと、中間を繋げる理由としては、勢いを〇したくないからです。

一番オーソドックスな分け方じゃないかなと思います。
ここで少し前の考え方(今も曲によっては強く考えられている)部分を紹介します。

「絶対にしてください」と言える程、近年では「わざと声色を分けて聴かせる」ことが増えてきたので、強くは言えないのですが、

続きの歌詞と前の歌詞の最後の言葉は繋げて歌ってください。

要するに
①「神っぽいな それ」まで録音
②「それ アイウォンチュー」と前の歌詞も録音
って感じで、「あくまで一本で録ってるぜ感」を演出させようねってことが少し前までは強く言われてきました。

が、

Adoさんの神っぽいなが特にそうだったと思うのですが、
「逆にわざと分け録りを強調させて声色の変化で圧倒させる」収録の仕方の人や、それが似合う楽曲が増えてきた印象にあります。

極端に分ける人は
神 / ぽいな それ / 卑怯 / 神 / ぽいな / それ
アイ / ウォンチュー ウォンチュー / IQが / 下がっていく感 / じ
多分、ここまで分けてる人もいると思います。

一本で歌ってる感はなくなってしまいますが、音MADみたいな感じで、聴き手がリズム良く楽しく聴けるようなニュアンスに仕上がったりします。

タイトルの答えとするならば「どこまででも切っていい」が正解です。
何故なら、「生歌」ではなく「録音」だからです。

②録音だとうまく歌えない

これ、めちゃくちゃあるあるかと思います。
録音してみると緊張して、カラオケの様に歌えない。

では、何故この現象が起こるのか考えましょう。
答えは「緊張」だけではないからです。

録音とカラオケを比較してみよう

①録音時はスタンドマイク「マイクを動かさないこと」「自身が動かないこと」など、気にすることが沢山ある。
②カラオケではスピーカーからエコーの掛かった声がオケと混ざって返ってくるが、収録時の声は何もエフェクトが掛かってない。若しくは、片方の耳からの直の音声でしか入って来ない。

この2点だけでも、確実に録音だと下手現象が浮き彫りになるかと思います。
「決して下手になっている訳ではない」ことは頭に入れておいてください。
ただ、カラオケでは「アドレナリン」「勢い」で歌えている部分もあるかと思うので、録音の分け録りでその「勢い」は使えないですよね。

ただ、その為の【分け録り】なんです。

一本で上手く歌おうとするより、ワンフレーズを着実に収録しましょう。

歌ってみたは特に、『綺麗に音源化』させるもので、ライブのように「生歌を披露する場」ではありません。
何度もリテイクし、最高のワンフレーズ収録を目指しましょう。

書くネタが思い浮かばないので、後日、録音からMIXの動画撮ると思うので、それ参考にしてみてください。(笑)

2023/01/18 記述

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