大浪池からの雪景色(2018年2月7日記)
2時に起きて大浪池行ってきた。
先週も来たけど先週は夜明けまでずっと雲の中で写真は一枚も撮らなかった。
今回は先週よりも1時間くらい早めに行動して、大浪池が見える所に着いたのが4時5分くらい。
5時くらいまでは大浪池の上空も雲に覆われてほとんど星も見えなくて寒いだけだった。
でも先週からポータブルMP3プレイヤーを買ったから音楽を聴きながら景色を眺めて待機してる時間も楽しい。
めちゃくちゃ寒いけど…。
5時半くらいに高千穂之峰方面の雲が切れてきてようやく撮り始めた。
今回のために昨日インナー手袋を買って、手袋二枚重ねだったけどカメラ操作とかしてると凍傷になりそうな気がするくらい冷たくなった。
でももうこれ以上は対策は無理かな…。
今回はちょっと寒すぎた。というか風が強すぎた。
久しぶりにピントを合わせるのにかなり苦戦した。
いつもなら同じ距離くらいの街明かりにピントを合わせるけど、ここから見る景色には街明かりが全く入らないからマニュアルで微調しながら撮って、確認して補正…を繰り返しだった。
でも街明かりが入らないのが一番の理想だから場所としては最高。
雲がけっこう流れてくるから晴れるのをまったり、冷たくなった手先を温めたりとかしてるうちに東の空がちょっと明るくなってきだした。
ピントがしっかり合ってるのか心配だったけど帰ってからパソコンで画像確認したら意外としっかり合ってた。
でもF4まで絞ってる。ISO800のF4の25秒。
星も動かないし、このくらいでいいかも。
月が薄雲に隠れてたからちょっと暗くなってるけど。
音楽を聴きながらこの光景を見てて、なんか夢の中にいるみたいな不思議な感じだった。
モニター画面が息で白く凍ってしまって確認しづらくなってたからしっかり撮れてるのかわからないままだった。撮れてたけど…。
韓国岳もたまに雲が消えたりしたけどほぼずっと雲に覆われてた。
こっちの星空も撮りたかったのに…。
でも今回はあまりに風が強すぎて木の枝がブレブレになってしまうし、とりあえずここからの風景はやっぱり最高だってことが分かっただけでも今後のためにはなる。
今後の雪景色はもう迷いなくここだ。
6時半くらいに手足の感覚的にちょっとやばいと思って、日の出までの30分くらい風の弱いところを歩いて運動して7時過ぎにまたここに戻ってきた。
赤く染まることを期待したけどレンズに氷が付着してて逆光だとフレアだらけになってしまうから堂々と撮れなかった。
あんまりやりたくないけど木の枝で隠したり…。
でも一番いい時に太陽に雲がかかったから今回はまぁしょうがない。
韓国岳も赤く染まってた。
いい木もたくさんあるしどう撮っても絵になる。
完璧に真っ白だったらもっと凄かったけど。
先週から大浪池も全面結氷してた。
寒さ的にはとっくに帰りたいくらい今まででも1・2番の寒さではあったけど、あまりの綺麗さと神がかった雰囲気に結局8時くらいまで眺めてた。
強風さえなければ昼までいたかったけど、ちょっと頭痛くなってきだしたからまた次の機会に来ることにして帰った。
持って行ったポカリも完全に凍ってた。
雪景色自体は来週も可能性ありそうだけど、星空と見るには2月の末か3月のはじめしかもうチャンスはない。
今回の冬は十分いいのをたくさん見れたからもう見れなくても仕方ないけど、まだ見れるなら春が来るぎりぎりまで見たいな…。
やっぱり星空と雪景色は別格の神聖さがある。
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