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京丈山(2017年10月4日記)

朝2時前に起きて予定通り京丈山に行ってきた。
途中湧水町とえびの市で濃霧だったから朝まで待てば雲海だったかもしれないけど、山登りたい気持ちの方が強かったから先に進んだ。

県境峠のループ橋からどんな具合か見ようと思ったけど、後ろからトラックが来てたからライトの明かりもあってチラッとも見れなかった。
風が強いから多分大したことなかったはず…。

京丈山登山口には5時35分に到着。
腕時計持ってくるの忘れたけど携帯の時計で5時43分登山開始した。
最初の5分くらいヘッドライト点けてたけど京丈山は半分くらいは砂利道だから真っ暗でも薄く見えてすぐ消した。

10分くらい歩いてればだいぶ明るくなってきた。
途中で目当てのトリカブト咲いてたけど散り始めなのか思ったより少なかった。
でもとりあえず一旦山頂を目指した。

稜線付近は秋の風がものすごく気持ちいい。
7時8分に山頂着いたから1時間25分くらいかかった。
急坂が少なくて楽な山ではあるけど単純に距離が結構ある。

途中のローソンで買ったおにぎり2個を山頂で食べたけど、やっぱローソンのは普通だな…。
まぁ山頂で食べたからおいしかったけど。
登山口近くの道路の温度計の表示では14℃だったから山頂付近では10~11℃くらいかな。

韓国岳の山頂からするとまだ余裕の寒さだったけどじっとしてると結構寒い。
トリカブトを撮るために引き返そうと思ったけど、平家山縦走路の方面に少しだけ行ってみたらすごい光景を発見した。


まさに理想のトリカブト風景。
いい具合に中央山地の山々をバックにして咲き誇ってた。
写真じゃ到底収まりきらないけど、とりあえずまず一枚撮ってみた。

京丈山の登山道途中で見たトリカブトは若干枯れ気味の感じだったけど、ここは元気なのが多かった。
枯れ気味というか、これから咲き始めだったのかもしれないけど。


しばらく撮ってると青空も出て朝日に照らされたトリカブトが更にきれいだった。
でも青空は一時的ですぐ曇ってきた。

これからどう撮ろうかじっくり考えようと思ってたのに…。


山の稜線にこれだけの群落があるってほんと奇跡的。
中央山地の山旅はこういう宝探しみたいなのがあるからワクワクする。
トリカブトって地味なイメージだったけど、ここは天空の花園みたいにすごい絵になる。
しっかり晴れた日なら超爽やかだろうな。うろこ雲とかと撮ってみたい。

山々に霧が棚引いてもすごいだろうな…。夢が膨らむ。
また来年以降のこの時期の楽しみが増えた。
紅葉前のこの時期はいつもどこ行けばいいか迷ってたけど、ほんといいところ見つけた。
こんなすごいのに自分以外誰もいないし。

10時前に登山口に帰り着いて、帰りの運転中山々の紅葉の進み具合を確かめてみたけど、思ってたよりもけっこう色が抜けてて順調だった。


梅ノ木轟のつり橋付近。
この辺りはやっぱり11月初旬なのかな。
木によってはあと2週間もあれば見頃になりそうにも見えたけど、こうして全体を見るとやっぱりあと1ヶ月はかかる気もする。
平年並みかな。葉っぱの状態はいいから色づきはいつもよりいいんじゃないかな。
あと2週間でくじゅうか…。そわそわする。

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