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氷の神殿

昨日の18時頃に家を出てまた支笏湖の北湖畔に向かった。
支笏湖の休暇村付近で氷濤祭りっていうのが開催されてる期間で、ライトアップが人気なせいかもう夜なのに20分以上渋滞に巻き込まれた。
日中の支笏湖は休みの日でもまばらなのに支笏湖で渋滞って初めてだった。
札幌雪祭りもだけど道内各地それ系のイベントが開催されてるみたい。
去年の支笏湖は暖冬の影響で開催中止だったからこんなに人気だったことを知らなかった。


渋滞を抜けてようやく北湖畔の静かな雪原へ。
月明りで照らされた雪原が肉眼でもはっきりしてて綺麗。
土曜の朝に帰る時に雪が降り出してたけど、それが想像以上に降ったみたいでたった1日で積雪が30cm以上さらに増えてた。
平均的に70cmくらいの積雪量かなってくらい雪深かった。
それ自体はめちゃくちゃ嬉しいんだけど昨日の氷が雪で白く濁ってるんじゃないかって心配になってきた。


到着したら案の定雪で覆われてた。
月の位置もトップライトだしさすがに撮りようないか。
奥の街明かりは氷濤祭り。普段よりだいぶ明るい。
あの位置に街明かりがあるならそもそも狙ってた風景は撮れなかったか。


街明かりが見えない方向は綺麗だけど全ての飛沫氷に雪がかぶって氷の透明感は消えてしまってた。
でも眺めてる分にはほんときれい。


ここの氷は若干洞窟状になってたおかげで雪の影響をあんまり受けずに済んだみたい。
でも月の位置が高くて光が当たらない。


諦めて帰ることにしたけど雪景色としては綺麗過ぎてもったいないからぼーっと眺めては撮影してだいぶゆっくりと帰路へ。


月の光が当たってるように見えた氷がいたから撮ろうとしたけど、三脚の一番低い位置でも低さが足りなかった。
水辺に平たい石を積んでその上にタオルを敷いて水面ギリギリで長時間露光して撮った。
一番苦労して撮った割には出来上がりは微妙だった。


明るいからライトなしで車に戻ってたけど雪原に映る木の影が異様に綺麗で何度も撮った。
三脚が短くしたまま凍り付いてたからもう低いポジションのまま撮った。
作品としてではなく雰囲気として残しておきたかった。

家に帰り着いたのが0時半くらいで、寝る前に画像確認してみたら軽い洞窟状の下にあった氷は氷の神殿みたいで朝日で撮ってみたくなった。
雪がかぶってるのを見て朝日はもう諦めてたけど、やっぱり元の予定通り3時間だけ寝てまた行くことにした。

帰りの運転中は別に眠くもなかったけど疲れはあったのかすぐに寝ついて4時のアラーム鳴ったらすぐに起きれた。

準備済ませて5時前には出発して6時前にまた北湖畔に到着。


なんかずっと入り浸ってるな…。
今日は雲もなくて冬らしいすっきりした空。


氷の神殿っていうイメージで撮るつもりで来たけど現場に着くとあんまそうでもないかもって思った。まだ暗いからか。


明るくなって氷の透明感が見え始めると神秘的な感じになってきた。


水面近くの氷柱を撮ってたら日の出を迎えてしまった。


久しぶりに綺麗に染まった氷を見た気分。こんなんしてる場合じゃない。


氷の神殿の黄金に輝く姿。めちゃくちゃきれいだったけどまだ少し違う。
角度かな…。もう少し逆光気味で撮りたかった。
でも右側が岩でこれ以上右に行けなかった。
絶景を前にどうすればいいのか迷ってるだけだった。


とりあえず土曜日に撮るつもりだった氷も一応撮ってみた。
透明感がほぼ無くなってやっぱり無理か。


ずっと見てたら水面付近の氷だけが透明度を維持してたから水面ギリギリで撮った。
完全な水鏡だったらこれもすごそうだっていうヒントにはなった。
さすがに完成とは言えないかな。贅沢になってしまった。


夜中にも撮った氷は青空を映して青い氷になってた。


夜から仕事だからそろそろ帰らないといけない。
超爽やかでほんと帰りたくなかった。


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