くじゅうの紅葉(2014年10月20日記)
昨日、10月19日に久住の大船山を登ってきた。
18日の9時くらいに家を出て、ゆっくり走って久住に着いたのが18時頃だった。
途中ガソリンを給油しようと探してたら八代市辺りで税込みでリッター153円のところがあった。
鹿児島ではまだまだ165円とかなのになんでこんなに違うんだろ。
安くて得したと思ってたらもうちょっと先に151円のところもあった。
それはともかく、明日は夜中の2時くらいには登りはじめようと思ってたから着いてすぐに寝ることにしたけど、さすがに18時くらいじゃ眠気も全くない。
久しぶりの車中泊でどうもしっくりくる寝床が作れなくて今日は寝れないかもとちょっと諦めてたけど、21時くらいにようやくこれだという感じの寝床が作れたら割とすんなり眠りにつけた。
1時にセットした目覚ましで起きるとものすごい寒さ。
外出たくないぐらいだったけど、久々に冬用の温かい服を着て外に出て満天の星空のもとちょっとストレッチをすると完全に目が覚めた。
サッと寝床を片付けて自販機で温かいコーヒーを買って一気に飲み干すとやる気が出てきた。
長者原の駐車場からだったけど、真っ暗で入口がよくわからなくて看板とかを見ながらようやく見つけて出発したのが1時50分だったけど、5分ほど進んだところでなんか違う気がすると思って引き返して確認するとやっぱり間違えてて結局本当のスタートは2時ちょうどになった。
長者原から坊がツルまで1時間半くらいだった。
登ってる間は暑かったけど坊がツルにつくと風もないのにめちゃくちゃ寒かった。
坊がツルから大船山山頂まで約2時間だった。
2時ちょうどに出発して5時25分に到着だから3時間25分かかったことになる。
山頂に着くとすでに三脚を並べてる人たちが7~8人いた。
夜明けの景色を狙ってるのかな。
雲海も焼けそうな雲もないから自分は御池に降りて明るくなるのを待った。しばらくするとうっすら紅葉が見えてきた。
初の御池は思っていた以上にいいところだと思った。
ただ、紅葉はまだピーク前ということもあるけどそれ以前に多分今年は葉っぱの状態が良くないと思う。
静寂の池面に映り込む紅葉はすごく良かった。
ここまでの道のりはかなりきつかったけど、やっぱり来年もまた来たいと思うぐらいいい雰囲気だった。
山頂に戻ると朝日に照らされた紅葉が逆光で輝いてた。
狙ってた写真は撮れそうもなかったけど、どういう所なのかを自分の目で確かめられたから大きな収穫だった。
すっきり晴れ渡って最高に気持ちのいい朝。
山々の連なりが何とも久住らしい。
手前の木が鮮やかに紅葉してたらすごく絵になってたんだけどな。
登りが3時間半だったからくだりは3時間以内かなと思って下山を開始したけど、坊がツルが思いのほかきれいすぎてかなり足止めしてしまった。
夜中に通った時は真っ暗で気付かなかったけど、ここの景色山頂よりも気に入った。
砂利道とススキの大草原。
なんか外国みたいだ。
ここから見たススキが風に吹かれてる光景にしばらく立ち尽くして見入ってた。
冷たくて心地いい風が吹き抜けてた。