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2013年秋旅⑩(青森・岩手・福島・長野・大分)

10月11日
岩洞湖の駐車場で起きて、御大堂林道というちょっとマイナーな道を探検してみた。
自然林が残ってるところは紅葉もきれいだったけど、全体的に植林されたカラマツが多く、なだらかであんまり展望が開けないところが多い。
しかも頂上付近は牧場が点在してて、写真的には人工的な雰囲気が気になって撮れなかった。

霧であんまり見えなかったからこれ以上探索してもあんまり意味なさそうと判断して、小本街道という所も行ってみたかったけどやめておいた。
もう南下して磐梯吾妻スカイラインに行くかとも思ったけど、せっかく東北まで来たから一応青森も行っておこうと思って十和田湖、奥入瀬渓流、酸ヶ湯を周った。


奥入瀬渓流は全然紅葉始まってないし雨も降ってるのに観光客めちゃくちゃいた。
ここまで人気とは思わなかった。
でもあそこの川の流れは確かに癒される。


十和田湖は素通り、酸ヶ湯はすごくきれいで紅葉撮りたかったけど、雨風が結構強くてやむのを待つのも時間がもったいないと思って、どんどん進んでたら下りてしまった。
戻ろうかな、いや、もういいか、人も多いしって気分になって南下することにした。
だんだん体力的にも疲れてきてしまった。


青森の山々、今回はちょっと縁がなかった。
夕方から夜の間はずっと運転して国道341号の山道を走った。
多分この辺もきれいなんだろうな、と想像しながら走り続けて八幡平アスピーテラインの峠付近の小さい駐車場にたどり着いたのが23時頃だった。
ものすごい雨と風で、車倒れないかちょっと心配になった。


10月12日
朝8時くらいまで寝てたけど、起きても相変わらず強風と霧で写真は撮れそうになかったけど、盛岡市方面に走るとだんだん霧は晴れてきた。


強風で相当葉が飛ばされただろうけど、遠くから見る分にはまだまだ綺麗だった。
八幡平、もっといろんな天候とかで見てみたかったすごい地域だった。
朝のうちは樹海ラインとかをゆっくりと見て回って、10時くらいから福島県の白布峠に向かった。

福島県はやっぱり結構遠くて、白布峠まで着くのに11時間くらいかかった。
着いても真っ暗で何も見えなかったから、明日どんな景色が見れるか楽しみにしながら寝た。


10月13日
朝起きてみると、峠の駐車場には結構車がいた。
だんだん明るくなってきて、色が見えてくると、どうもまだ紅葉してない様子。


緑だなぁ。あと10日以上はかかりそうな感じ。
さすがに諦めるしかない。
白布峠って標高低いのかな。

磐梯吾妻スカイラインなら紅葉してるはずだから、あっちに向かってみた。


ようやく雑誌で見た風景が見れた。
白布峠とは雰囲気がだいぶ違う。


この年は多分、若干外れ年気味な感じだった。
それでもパッと見はきれい。


時間がたってくるとどんどん観光客が増えてきたから退散することにした。
いいところなんだけど、車が多いとゆっくり眺められないのが難点だ。
また長野県の大河原峠まで長距離移動。

近道しようと思って日光の近くまで行ってしまい、ものっすごい渋滞に巻き込まれた。もうあそこには2度と近づかない…。

22時半くらいに大河原峠に着いたけど、どうもライトで照らされた木々は葉が落ちてるのが多くて心配になったけど、もう疲れて寝た。


10月14日
5時に目覚ましセットしてたけど6時半まで寝てしまった。
幸い雲海も何もなく普通の朝だった。
紅葉は残ってて綺麗だったけど、なんか写真には撮れなかった。6日の光景が良すぎた。
大河原峠で撮れなければ信州のどこへ行っても撮れない気がして、もう帰ろうかと迷った。

夕方、箕輪町の「みのわ温泉」でリフレッシュして、伊那市の権兵衛峠を抜け、木曽路の途中のセブンイレブンで、あんまんと温かいお茶を飲んだらまたやる気が出てきた。
よし!まだ秋は始まったばかりだ!と気合を入れ直して乗鞍高原に行ってみることにした。
でも、もうここで無ければ帰る。暗くなってきたからまたダムの近くで寝た。


10月15日
5時くらいに起きて暗いうちからスーパー林道をまわったけど絵にできそうなところもないうえに色づきもあと1週間という感じで、あきらめて「まいめの池」に行ってみたら朝から十数人のカメラマンが撮っていた。


他は全然紅葉してなかったのにこの池の周辺だけは割と色があった。
それでもやっぱりまだ色づきはじめかな。
乗鞍もまだだったから完全に諦めがついた。帰る。
野麦峠から岐阜に入って帰ってるといい感じの山々の風景だった。


色づけばここもきれいそうだ。
それを知れただけでもいいかな。知識は財産だし。

このあとはひたすら移動して、22時半くらいに京都の「シーサイドたかはま」という道の駅まで走って、ようやく寝ようかなと思ってたらものすごい風が強まってきて天気予報を調べてみたら、台風が来てるらしくさらに暴風雨になるとのことであわててまた移動再開した。


10月16日
結局2時まで運転して、兵庫県の朝来辺りまで来てようやく道の駅で寝た。
8時くらいまで寝て、その後は国道9号から帰ることにした。
午前中は雨と風が強くて、鳥取砂丘の近くの道路では砂が大量に道路まで飛ばされて、砂の道になってた。

鳥取の大きいイオンでぶらぶらして時間を潰したけど、なかなか雨風が収まる気配がなかったからあきらめて移動を再開した。
強風に車が横転しないか心配しながらずっと走り続けて、島根県の津和野町まで移動した。夜ごはんはセブンイレブンのなめこそばを食べたらおいしかった。


10月17日
朝起きるとすごい濃霧に覆われていてびっくりした。
高いところに登ると雲海なんだろうけど、この辺の地理は全然詳しくないからあきらめた。
この近くに雲海の名所あるのかな。

朝からずっと運転して関門海峡トンネルも抜けて、14時半くらいに大分県の杖立温泉についた。
温泉入ろうとしたら15時からだったからしばらく車でゲームして時間を潰して、15時になったら1番風呂に入れた。


10月18日
この旅の最後の締めくくりとして、夜明け前からくじゅう連山に登った。
ただくじゅう連山はあんまり詳しくなくて、登る山を間違えてしまった。
大船山の御池を見たかったんだけど間違えて中岳に登ってしまった。


雲海が出てたけど、こっち紅葉がない…。


思ってたより登山客少ないとは思ってたけど、みんなこっちに紅葉あんまりないこと知ってたんだな。
昼前には下山して、自宅に帰りついたのは22時くらいになった。
九州とはいってもやっぱり大分から鹿児島はかなり遠い。

なんか、最後の締めくくりも空振りだったけど、旅自体はすごくいい思い出になって本当に良かった。
八幡平の池までは結構紅葉も調子よかったんだけど、そこから紅葉が進むのが遅れたから後半あまり撮れなかった。

またいつかお金ためて旅したいな。
もし次行くなら春旅がいいな。
紅葉は当たり外れが大きすぎるし。

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