夏の霧島(2015年8月3日記)
昨日朝2時くらいに家を出て、3時くらいにえびの高原の韓国岳登山口に着いた。
今回懐中電灯の電池が切れてて、しょうがなく満月の明かりだけで登った。
意外と見えるもんだ。
3時12分に登りはじめて頂上まで全く休憩なしで登ったけど、前回とあんま変わらず50分くらいかかった。
ペースがちょっと遅かったかも。
今回は一番乗りじゃなく何人か先に頂上にいた。
日曜だからか。少し悔しい。
とりあえず月明かりが綺麗だったから、満月の光で照らされた霧島連山を撮ってみた。
今回はきれいに高千穂も中岳も見える。
でも雲海はなし。
まぁ夏だからそうそう雲海なんて出ないだろう。
しょうがない。
韓国岳の火口も月夜に照らされてて綺麗だった。
この隔絶された世界、なんかいい。
下りた人間はあんまりいないだろうな。
下からの眺めも興味ある。
4時50分。
東の空が少しずつ赤くなってきた。
ここから日の出まではまだ40分ある。
案外この夜と朝の境目の時間が一番好きかも。
この現実感のない世界を見たくて夜中から登る人は多いんだと思う。
うっすら雲海をまといつつあるような気もしたけどこれ以上は濃くならなかった。
大浪池は霧の壺になってた。
今日大浪池登ってた人はどんな風に見えてたんだろう。
5時35分、日の出。
朝陽に染まる霧島連山…。山頂は寒いけど、灼熱の一日が始まる。
韓国岳の影がのびて霧の壺となった大浪池と共演してた。
今回も6時に下山をはじめて7時には登山口に戻った。
家に帰りついたのが8時。
超贅沢だった。一番いい時間だけを満喫した。
こういう登山の仕方が一番幸せだ。