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恵庭岳の紅葉

3時に起きて一度恵庭岳に向かったけど、支笏湖で雨降ってて恵庭岳はがっつり雲の中だったから一旦諦めて帰った。
紅葉もまだみたいだしそんなに頑張って登るほどじゃないって思ったんだけど、家帰ってから何もすることなくて北海道の10月上旬の休みを無駄にしていいのか自問自答して結局もう一度恵庭岳に向かった。
紅葉は良くなくてもとりあえず今年の状態を知っておくべきだと思った。

途中のセコマで昼ご飯買って登山口でご飯食べてから登り始めた。
11時過ぎでだいぶ遅い時間になった。
平日だから駐車場には自分以外に3台しか停まってなかった。

遠目には全然紅葉してなかったけど実際に登ってみると案外紅葉してるんじゃないかって期待してたけど、やっぱあんまり紅葉してなかった。
ツタ黄葉は割と色づいてはいたけど、ナナカマドは実だけになってるしカエデ系はそもそも少ない上にあんまり色づき良くなかった。

なにより白い幹の木は全部白樺だと思ってたら全然違って、恵庭岳のある程度高い所のはほとんど紅葉せずに黒く枯れていく系の木々だった。
白樺もいたんだろうけど葉っぱの状態が悪いのか全然目立ってなかった。


登る前から期待はしてなかったけど全然撮れないまま7合目付近?の岩場から見渡せる所に到着。
全体的にこんな感じで紅葉無い訳ではないけどさすがに厳しい。
単に外れの年なだけなのか毎年こんなものなのか判断がつかない。


山頂行ってもしょうがなさそうだしどうしようか悩む。
一旦は山頂に向かって登ってみたけど稜線上の木々はもうダメっぽかったから、やっぱり帰ることにして途中で引き返した。

でも途中でかなりわかりづらいけど下山の道とは違う方向に下る道があって、ただの獣道かと思ったけど奥をよく見てたらピンクテープが見えた。
登山道っていうか散策道的な感じかな?
どこに続くのかピンクテープを辿ってみたらまぁまぁ紅葉が綺麗な所がでてきた。


ちょっとごちゃごちゃしてるけど割と秋らしいカラフル具合。
でも赤いのは全部紅葉じゃなくてナナカマドの実。
今年はナナカマドの実が豊作だけど実に栄養行き過ぎて葉っぱがすぐ散ってしまったんじゃないかなって気がした。


ピンクテープを辿っていくと看板があって第一火口見晴らし台とかって書いてあった。確かに真下に噴煙があって火口を見渡せた。
今年は色づき悪いけどこの位置からだと結構きれいかも。


ナナカマドに光が差してきたから下の噴煙と撮った。
温泉を彷彿とさせてくれる噴煙で、紅葉とは雰囲気合う気がする。
噴煙にも光が差してほしかったけど今日は雲が多くて日が差す時間はわずかだった。


ここは黄葉と赤い実が一際鮮やかでここで一番秋らしい風景だった。
奥の巨大な岸壁も壮観。
でも夢中で撮った割にはあんまり現場の感じは出せてないかな。
光がしっかり当たればよかったんだけど。


美瑛岳にも不思議な草原地帯があったけどここにもあった。
ここもすごくいい雰囲気。
ここを見つけれなかったらもしかしたら恵庭岳にはもう来ることなかったかもだけど、また来年春か秋に来てみたくなった。

14時過ぎに下山開始して15時半前に駐車場に帰り着いた。
さすがにあんまり収穫といえるほどの写真は撮れなかったけど、今年の恵庭岳の紅葉を知れてやっぱり来てよかったって思った。

来週は風不死岳を登るけどこの感じじゃあんまり期待はできないかも。


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