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働くという事

今までに沢山の仕事をしてきた。

どれも中途半端かもしれない。
でも、どれも楽しかった。

大学を卒業してから
しばらく
なーんにもしていない時期があった。
バイトもなにも。

一人暮らしの私はかなりお金にも困り
貯めていた貯金で生活していた。

その間ただ遊んでいた訳ではなく、
私は色々な仕事の面接を受けては落ちていた。そのうち面接に行くのもやめてしまった。

ずっと家にいる事は嫌いな方ではないし、
全然問題ないのだけれど
お金がなくなっていくのは
生活できなくなるので
困った。
そして段々と余裕がなくなってきた
金銭的だけでなく
精神的に…

それでも両親はそんな私にすぐにお金を送るなんて事はしなかった。
その代わりに
アルバイト先を見つけてくれた。

でも私はもう何もできないのではないか?
というくらい荒んでいた。
ぐうたらするのにも疲れて飽きていたけれど
それで今更仕事ができるのか本当に不安だった。

いざ仕事を始めてみると
もちろん初めて尽くしで
緊張の連続だったが

あのぐうたらしていた時間が
1時間、また1時間と時間が経つごとにお金にかわっているのかと思うと
たまらなく嬉しかった。

労働って素晴らしい!
よし、頑張ろ!
初めてそう思えた。

お金、お金ばかりの人にもなりたくはないけれど
やはり、お金って大切だ。と
有り難みが分かった時期だった。

少なくともこの時の私は
生きる為に、お金を貰う為に
働いていたといえる。

今私は
仕事をちょっとお休みしているけれど

きっとそんなシンプルな事でいいんだろうな。
と思う。

働くという事…
まだ
答えは見つかってない。
一生見つからないかもしれない。

また飽きるほどにぐうたらして
ぼちぼち見つけよう。

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