見たことありますか?ササの花!!
えーこんちはこんちは。
山のように頼んでいたコーヒー豆の注文が今日やっと通ったみたいですw
発送じゃなくて注文が受理されたのか、、、という事ですな。
最近お気に入りのコーヒーは
ペルー産のコーヒー豆で #カフェオルキデア という豆。
これ、どんな焼き方をしようと確実な香りと酸味がなくあっさり飲めちゃう感がとても好き。
どちらかというと朝コーヒーにベスト!だと思うコーヒー豆なんですな。
それを山ほど買いましたよ、、っと!
えーーー
今日散歩中に見つけたのですが、珍しいこやつを発見しました!
あまりの見慣れなさについつい目がこやつに吸いつけられたのですが、よく見るとササの花なんですよ!
見た目葉っぱのないササ。
長い茎の部分がシマシマなのでしっかりササですよね。
チシマザサかクマイザサかはわからないんですが、擁壁の下の一角に生えているササの一団が花穂を立ち上げているみたいでした!
すっごいTheイネ科!って感じの花穂ですよね⤴︎⤴︎
ササの花の何が珍しいかと言いますと、竹と同じく数年にわたるライフサイクルの中で最後の年に花を咲かせるんですよ〜!
なので毎年見られるものではないんですナ!
そもそもササは数メートル範囲の草丈が根っこで全て繋がっていて、花を咲かせるまでの数年間光合成で栄養を獲得しつつ範囲を広げたり、葉の枚数増やしたり、ササの高さを伸ばしたりするんです。
んで、栄養状況がフルになった年に「よし花咲かせるべ!」ってなるわけです。
だいたいこんな感じ。笑
ラベンダーはめちゃ早いですけど、その時間的な対局としてササも同様に開花にめちゃエネルギーを使うので発芽発育から数年かけて花を咲かせる前置きがあるんですな〜。
そして、花を咲かせたササは同じ地下茎で繋がっている分は枯れます。
この花穂立ち上げているササの、地下でつながっているやつはみんな栄養を共有しているので、もちろん疲労して枯れちゃうんですよ〜〜〜!!
画像右端に写っているササの葉とかは来年葉緑素が抜けて真っ白になるはずです。
枯れてしまう彼らはこの稲穂のタネに命運を託して、また来年発芽したら次の代として小さく生活を開始するのですな。
北日本の林業では毎年ガソリン代かけて切っても切っても生えてくるササを刈り払っているのに、花を咲かせたと思えば翌年一団が枯れて無くなっちゃうんですよ。
なんと虚しきことか…
イネ科を広く調べてみると腰くらいの高さでこんな感じの、毎年穂をつけるイネ科雑草もいたりしますよね。
公園の隅っことかで草刈りに遭ってない雑草伸び伸びの場所だと、夏の終わり頃とかにこんなイネ科をみかけたりする。。。
イネ科のコモディティ化ってやつ?笑
詳しいことは以下の文章⤵︎⤵︎なんか読んでみると学が深まっておもしろいんじゃないでしょうか〜!笑
ササのライフサイクルって、地下でどことどこまでが同じ一個体なのかわかりずらい上に、何本も草丈を立ち上げているA個体とB個体別々の開花を観測するのってめちゃくちゃ時間がかかるんです。
生態を調べるのに苦労する植物なんですよねw
と、切り込んでみるとめちゃ面白みのある分野・植物種だったりしますよーっと。
ちなみに、ササはネズミや鹿などあんまり食べないようです。
なので北海道では伸び盛り。
特に世界遺産の知床半島なんかはササが多すぎて新しい樹木の発芽が少ない上に鹿に食われるという、緑の砂漠状態が危惧されていたりします。
こんなことを大学時代ゼミで調査してたりしたんですな〜⤴︎⤴︎
ではでは!
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