山登りしたエフゲニーマエダの視点。⑦
さてさてさて!!
1度目は曇り日で雲中登山となった7/2の前回イワオヌプリ登山でしたが、、、
この火山・異境大好き人間エフゲニーマエダが特に気に入ってしまい、夏の晴れた日に再トライ!という運びになりました。笑
付き合っていただいた友人らにはこの場で改めて感謝を。。。
さてさて夏ですね!!
真っ青な空と真緑の山が似合う時期となりました!!!
エフゲニーマエダ、今年は海より山を選んだみたいです!
小さい頃砂場掘って自前の川とか山とかミニチュア国を作ってたおいらからすると虫しかいない山なんか行って何が楽しいんだよ…とか思ってた性分なんですが、こう大きくなって植物好き岩石好きなど学研派に育ってしまうと打って変わって楽しみの解像度?がこうも上がってしまうものなんですね。娘息子へのいい教育材糧にしてやろうと思います。
さて植物は前回やった(初夏のイワオにはエゾマルバシモツケが多い)ので今回は美しいイワオヌプリの景色たちを放出していきまっす。
いつもは冬が近く景色に色がなくなった北極圏・シベリアみたいな景色の写真ばっか撮ってくるんですが今回は逆パターン。
空の青と山の緑とイワオ火山の白いビーチの三原色を楽しんでもらいます。
■ニセコの天空の白いビーチ
さてさてイワオヌプリといえばここが本命!
この流紋岩礫で形成された白い砂漠!ビーチ!
北海道にも白いビーチはあるんです!
ど真正面に見える白い小高い丘がイワオヌプリの山頂(1,116m)になるので、だいたい標高1000mくらいの天空のガーデンですね。
こんな美しいビュースポットを持ってるなんて、いやぁーいいなぁ〜ニセコ。
小言なんですが、フランス on ラベンダーの聖地にヴァントゥー山(Mont Ventoux)というこのイワオヌプリに似た真っ白い丘みたいな山があるんですよ。
もちろん天然のコモンラベンダーが生えてる他に、世界で初めて登山記録が作られた歴史ある山でもあるんですよね。向こうは石灰岩あるいは大理石でできているので白い山なのですが…
前回はこんな景色で地面と空の上下ともに真っ白な景色だったのですが今回は空がキレイな青空となってくれました!
となるとかえって白いビーチがグレーがかっているような気もしますが、、、笑
今回もまた撮ってた、通称「日本庭園」(笑)
この真っ白い"海"を表す小石原の上に島のような植生がポコポコと点在しているのがなんともいえぬ可愛さポイントなんですよ。わかります?わかりません!?
これめっちゃおもろいやん!!と思って撮ったのが、この地面?山肌が2色に分かれていて、奥のニセコアンヌプリと重ねて撮ると3色の構図で撮れるんですよ!!おもろい!!
火山って基本的に地面の色は黒か赤錆びた赤褐色なんですが、白と赤銅色とアンヌプリの緑の3色映えは笑ってしまった。加えて空の青(笑)
で振り返ってイワオからチセヌプリやら目国内岳やら雷電山などニセコ連峰を眺める構図。
左っ側の地域は蘭越町側で、右っ側は港町の岩内町なんですが雲がモックモクしてて見えてないですね。
眼下に広がる岩内町!…は相変わらず低い雲に遮られて見えてないですが、かえって上空の雲は少なめで青空が広く広がってました。
あ、そういえばこういった景色のことを雲海とかって言うんだっけか。。。
岩内町側に出ていた低い雲のおかげで1100mでも十分天空にいることを味わえる山の景色となっていましたとさっ!
ランチ。この夏の日の山ランチメニューはラベンダートーストにラベンダーコーヒーで攻めた。
紅茶風味でバランスよく仕上がっているラベンダーコーヒーは中富良野町のファーム富田の大型売店で買えた。地味に良く香るのでオススメの品。
昼過ぎになり急に雲行きが変わって雲がかかり青空が閉ざされてしまったイワオヌプリの下山行程。ニセコ町市街はギリギリ左肩とアンヌプリに隠されて見えない。
こう見ると丸くキレイな火口跡のカルデラは「君の名は。」のあの場所を彷彿とさせる美しい景色で本当に脳内が楽しくなってくる(笑)
最後にニセコの山の上の美しい白いビーチに別れを惜しむ。。。
こう何百年と経つと次第に奥のハイマツ植生なんかの緑に覆われていくんだろうなぁ〜と儚さを感じつつ。
さいごに。
ん?ジャガイモ落ちとる?んなバカな…と思ったらすごいジャガイモっぽく見えるキノコの1種でした!
8月初旬あたりは彼らが多く見られるらしい、、、笑
っと!!!
はい、連続2回目のイワオヌプリは無事晴れてくれたこともあり、前回とは打って変わった青空が美しい夏山の景色となってくれました!
イワオヌプリ、本当にいい山だなぁ。。。
あ、8月1日時点ではまだ雪秩父温泉の水柱は出続けた状態でした。