99%の努力と1%の努力 捨てる、消す、壊す、失う 目を恐れず声を恐れず 闇を懼れず空腹を知らない人 私には一つも無
暮れなずむ空にどんよりと 先の見えないグレーの闇に 人刷毛の白い雲 国会答弁の空しい声 染まりやすい議員の色
狂いはじめた秋 霜月に春を呼ぶ やわらかい風を作り 光が色をつくり おりなす色は赤茶色
星の見えない夜空に 満月に近い月 飛行機を飲み込む奇跡 静の中の動 動の中の静
五行の詩 二行のぞけば 川柳で 二行もたせば 短歌になるよ
姉が叱られ 次姉が叱られ泣いた 弟も泣いた なぜ泣いたのか 未だナゾ(?_?)
泳ぎつかれた イルカの大あくび 観客まばらの マリンパーク 秋の深まり 家庭内暴力に悩む人 飼い犬にも噛まれる 教育のあやまり 可愛いと愛でるだけでは 素直には育たない
奏者は風 電線が樹木が楽器か 音階を超越した 路傍のメロディー 自然とセッション
動物は群れで暮らすのが多いい 人間はその最たるもの ゆえに王様役女王様役がいて 侍従役がいて道化役がいてその他大勢 だからいじめは無くならない
蔓は大蛇のように 草むらをはい 卵の様に 南瓜をゴロゴロ産んで 命を繫ぐんだ
秋の公園 陽だまりのベンチで 老人がウトウトいい顔してる そよ風に落葉舞い 黄昏の吾をみる 秋の公園 黄昏は風とともに 落葉一枚iいまいに それぞれの黄昏の色 枯れても美しき
久かたの孫の訪問 嬉しさ半分不義理への小言 コロナで成長したか! 人生を語られる、仄かに甘く くすぐったい苦々しさよ
夢の中 妻は何度も死ぬ 悲しみ泣いて 夢ときずくも 遺影の妻は微笑んで
藤井聡太 AIにも負けない強さ 脳の容積無限大邪心ゼロ 人工知能には無いこころ ソフトな暖かい脳みそ
秋の散歩道言の葉が あちこちそこここ落ちている 拾って帰って料理して ギターで味付け おれ流の音を楽しむ
生きる意味など思う夜 今、生きてる事が奇跡なのに 大病を忘れ まだまだ生きようと もがいている秋の夜 眠れない夜 真夜中のギター 爪弾いてみる 夜のしじまに 極まる秋の雨