応援の形:グッズ購入(CD編)
推し活をしていると必ず一度は目にするであろうメインコンテンツのひとつ、それは「推しのグッズ」です。
1周年記念、案件、ライブなどなど、推しが自身のグッズを出して「よかったら買ってね!」「買ったらタグ付けて報告して!」というのも珍しくなくなりました。
そんなグッズですが、大前提として私は「そもそもグッズを増やすのが嫌!」なオタクでした。
人によってはガンガン「オンラインくじ」「ランダム缶バッジ」などを複数回購入して推しを応援しています。
でも私は「グッズを買うならある程度『実用性がある』か『納得がいくもの』がいい!」と考えている面倒くさいオタクでした。
とはいえ推し活を6年も続けていると、自分が思ったよりはグッズを購入していました。
今回はCDに限定して今まで購入したCDを備忘録として残してみようと思います。
推しのCD
私が音楽活動をメインにしているVTuberさんを何人も推している関係から、CDはそれなりの数を持っています。
サブスクがあまり得意ではなく、昔から本も漫画もフィジカルが好きな人間だったので、CDなら手元に残せてうれしい!というのが私個人としては大きな理由でした。
もう時系列で振り返るにはあまりにもたくさん買ったので、順不同で好きなように披露していきます!
楽曲、気になるものがあったら聴いてくれよな!
255 MZM2ndアルバム
アルバム表題曲の「255」の他にも、MVがあり得ないほどかっこいい「千年愛」「Last Judgement」や、私の初めての音楽ライブ配信曲となった「Enter the Avatar」、ファンの間ではこれもうセッだろ!と言われている「Bite me.」、ライブのラストを飾る曲として定番になった「Beep☆CARAMEL」などなど、今やファンの間で熱狂的に支持されている楽曲が14曲ギュッと詰まったMonsterZ MATEの2ndアルバムです。
それにしても集合しててびっくりした。すごいな。
私は初回限定版Bを購入したので、実はこれ、Blu-ray付属です。
その名も「MZMの2人と一緒に見る!2周年記念ワンマンライブ「MonsterZ MATE 2nd Anniversary LIVE -Flags-」」!
2周年記念はギリギリ見逃して3周年記念ワンマンからの参戦となったため、Blu-ray付属版を購入したという背景もあります。
WalkerZ MZM3rdアルバム
治安が悪いことで定評のある「-Hanakin-」、彼らのライブ衣装である軍服がMVの世界観に映える「フロムアイム」、ポップなアップテンションでファンを思わず巻き込む「Roulette!」などなど、幅広くけれどMZMらしさを損なわない楽曲が10曲ギュッと詰まった1枚です。
この頃のMZMはメジャーで活動していたこともあり「アルバムを出したらジャケ写は3種類、特典も3種類」という訳の分からないことをしており、このジャケ写も3種類のうちの1つです。
前回の255は「アンジョーさん描き下ろしのアン嬢と娘ーサカのウェディングドレス(初回限定版A)」「しのママ描き下ろしの治安最悪マフィアパロ(初回限定版B)」「メタルロックなMZロゴ(通常版)」の取り揃えでした。
今回のWalkerZは全てこの服でコーサカさんとアンジョーさんが遊園地を歩いているのですが、バージョンによっていろいろ起きています。
これもBlu-rayが付いています。
その名も「MZMの2人と一緒に見る!3周年記念ワンマンライブ「MonsterZ MATE 3rd Anniversary LIVE -UNITE-」」!
ライブ映像がずっと手元にあって見られるのはやっぱり嬉しいですね。
VIVAMATE MZM1stEP
4thワンマン「愚者」で、MZMがインディーズに活動の主体を戻すことが発表されました。
つまり、今までであれば所属の手厚い支援を受けてアルバムをバンバン出せていたのが、個人活動になることによって「お金をかけて大々的にできること」が減る、ということでもありました。
そして翌年の5thワンマン「大騒動」で、ついにファン待望のフィジカルが販売されました。MZMを語る上でもう欠かせなくなった、esora umaさんが制作に携わった「StarZ」を始めとした全6曲収録。
ライブの物販であまりにも嬉しくて並んで買ったのを覚えています。購入が大変だったのも覚えています。
「大騒動」の会場はZepp横浜という結構大きな箱だったため、当然集客数も多く、物販の際に殺到した人数も凄まじいものがありました。
余談ですが、ランダム缶バッジを購入したらしきお兄さんがお目当てのトレードのために「すいません、お姉さんたち○○の缶バッジ複数当ててたりしませんか!?」と声をかけてきたことがあります。
「ごめん買ってないんです!お兄さん見つかるといいですね!」とご武運を祈ったの、なんかいい感じにコミュニティ感あってよかったです。
そういえば見つかったんだろうか、トレード相手。
Oh! de Bull MZM2ndEP
この前年の年末イベントで「アンジョー、歌衣メイカ、佐藤ホームズの旅行動画」と「コーサカ、天開司の登山修行動画」に伴って何故か楽曲が発表されたため、その楽曲である「極楽旅yeah! feat.歌衣メイカ、佐藤ホームズ」「Quest feat.天開司」などなど全5曲を収録。
2023年後半からは「MZMの2人として楽曲を作って行く」から「広義の意味でのMZM(遊びに来てくれる仲間を含む)として楽曲を作って行く」というフェーズに移行していました。
それが最も顕著だったEPと言っても差し支えないと思います。
ここに至るまでも個人EPやMVなどは多数紹介されていますが、私が実際に購入したMZMのCDはこの4枚でした。
部屋に飾っていても映えるのは嬉しいですね。いつでも聴ける環境なのも嬉しいです。
paint the STAR MaiR2ndアルバム
MaiRちゃんはALIVE MUSIXに所属するVsingerなのですが、いつでもその時にできる最大出力で駆け抜ける!という非常にロックな活動スタイルを貫いているVTuberさんです。
そのため、楽曲ひとつを作るのもなかなかに大変で、さらに言えばアルバム制作や新しいライブ衣装を作るのはもっともっとハードルが高いことでした。
それもあって「応援してください!」と1stアルバム「START!」の制作も、クラウドファンディングを実施して資金調達を行い、MaiRちゃん自身とファンの夢を叶えるに至りました。
このCDは2度目のクラウドファンディングのリターン品なので正確には「購入」ではないのですが、疑似的に購入の形を取っているのでご紹介しました。
どの楽曲も「殻を突き破りたい」というMaiRちゃん自身の根幹の本能を感じることができて、聴いているだけで元気が出ます。
また、リターン品ということもあってサイン入り!
推しのサイン、あんまりピンと来ていなかったのですが、貰えると嬉しいものですね……。
Origin 天開司1stアルバム
こちらも正確にはクラウドファンディングのリターン品。
しかし司さんの場合は「オリジナル楽曲を作りたい」「アルバムを作りたい」「それでワンマンライブをしたい」という夢を持ち、一世一代のクラウドファンディングに望んだのでした。
当時のクラウドファンディング期間は約1か月、12月末のV紅白で発表してから翌年1月末までの展開となりました。
支援目標額は1000万、その後、1500万で新3Dモデルとアルバム代表曲のMV制作決定、2500万で完全3Dオンラインライブ開催決定というストレッチゴールが設定されていました。
司さんは本当に不安そうだったのですが、ファン一同は「お前は何を言っているんだ?」状態でした。だってこんなの応援するしかないだろ。
私に至っては「こういう時の為にグッズ購入に慎重になっていたまであるんだぞ!応援させろ!」という心境。
結果としては3000万円越えの支援額が集まり、全ストレッチゴールを達成しました。……そうだよな?手元に何も残ってなくて記憶で言っています。
収録曲はどれも「これは天開司の歌だ」と分かるものばかり。
私が特に食らったのは「Knock on the new world」と「僕と夕日」の2曲。「僕と夕日」についてはライブ映像がそのままMVとして採用されているので、ぜひこれだけでも視聴してください。
心を超えて、魂を打つ一曲です。ぜひ。
百花繚乱 朝ノ瑠璃1stアルバム
瑠璃姉さんにとっての念願のメジャーデビュー。念願のアルバム制作。
朝ノ瑠璃らしい限定版特典が山ほど付いていながら収録楽曲も驚異の15曲。ここに至るまでに多くのオリジナル曲を製作・披露していた瑠璃姉さんならではの1枚です。
何故か「朝ノ家秘伝ノ書」やボイスドラマCDまで付いており、加えてサイン入り写真や屏風まで。屏風?
とにもかくにも「百花繚乱」と名打つに値する豪華な1枚を携えてのメジャーデビューとなりました。
屏風の物がいいだけあって、飾ると非常に見栄えのする一式です。
いい金額でしたが、これは思い切って買ってよかった。サイン入れ配信も見ました。
「名前を工夫すれば色々悪いことができたのか……」と言うリスナーさんに「なるほど……?」と私がコメントすると瑠璃姉さんが大爆笑しながら「おいおいww詩歌ちゃんまで駄目だろww」と言っていたのを覚えています。
ワタシナニモイッテナイデスヨ?
メジャーデビューおめでとう!楽しい活動になりますように!
CDを買ってみて
率直に「よかった」と思っています。
オンラインでの推し活って、推しが引退してアカウントやプラットフォームのコンテンツが消えてしまえばそれでおしまいになってしまうので、手元に残るってやっぱり嬉しいです。
CDは声や歌詞が実際に残ることもあって特に「推しが確かにこの瞬間を”生きて”いた」ということが感じられて、私は好きです。
歌詞ひとつだけでも当時の感情が込められていて、加えて声でそれが表現される。
現れては消えるVTuber業界、その儚さと自由さの中でも「私はこの時代、確かにこうして生きて藻掻いていた」という足跡が残るCDは、私にとって「手元に残しておきたい物」でした。
それにしても偏食家の私が7枚もCDを買ったの、結構レアではあります。
推しの魅力のなせる業だよな……。
さいごに
私自身は、自分のCDというものを出したことがありません。
同人誌は何度も制作したことがありますし、それを頒布してお手に取って頂いたこともあります。でも、CDはありません。
なので、CDを買ってもらった時の推しの心境は、やっぱり本当の意味で推し量ることはできません。
それでも、少しでも「買ってもらえた」という嬉しさに繋がっているといいなと思います。
私の推しはみんな、ファンのことを「数」ではなく「ひとりひとり」として感じられる人たちだと信じているので。
他にも、数は少ないもののアクスタ、ぬい、缶バッジ、ライブグッズなどなどを買っているので、別記事で紹介できればと思います。
よければまたお付き合いください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。