しーとりん

ネガティブで恋愛下手な坂道オタクカップル「しー」と「りん」の日記 しー:♂、恋愛経験少なめ、160cm代がコンプレックス、推し:日向坂46 松田好花さん りん:♀、中身は女好きのおじさん、170cm代がコンプレックス推し:元乃木坂46 齋藤飛鳥さん

しーとりん

ネガティブで恋愛下手な坂道オタクカップル「しー」と「りん」の日記 しー:♂、恋愛経験少なめ、160cm代がコンプレックス、推し:日向坂46 松田好花さん りん:♀、中身は女好きのおじさん、170cm代がコンプレックス推し:元乃木坂46 齋藤飛鳥さん

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馴れ初め その1「好きになるまで」

二人の馴れ初めを記録として残しておきたいと思って、 付き合うまでに僕が思ったことを、とても長くなるとは思うけど書いていこうと思った。 (結局、これを書き切るのに2ヶ月かけた。 細かいニュアンスとかが少しずつ気になって、 他のことを書きつつ、推敲を繰り返す日々。) 最初は彼女が怖かった男4人で麻雀ゲームをやりながらdiscordでのボイスチャット。 夜も遅くなり、翌日に予定のある2人が先に抜け、 僕ともう一人の友人だけが、時間を持て余していた。 「妹がオンラインだから三人麻

    • 恥ずかしいってだけで、嫌じゃないし、むしろ好きですよね?

      (りん) 昨晩、急に目が覚めた。 左手を急に握られた感触があったから。 隣で眠ってるヤツは微動だにせず、スヤスヤと眠っている。 ヤツの右手が私の左手を握っている。 しかも、ただ握っているとかじゃなくて、恋人繋ぎ。 私が目を覚ましたのも、“指と指の間に入ってくる違和感”を感じたから。 と、すごい迷惑そうに書いては見たけど、実際嫌な気分はしなかった。驚きはしたけど、別にきつく握る訳じゃないし、本当に手を繋いで歩く時くらいの感じ。だんだん嬉しくなって来ている自分がいた。 再度眠り

      • あの時あんなに捨てたかった青春が、あなたと一緒なら欲しくなる

        (りん) 10年ほど前、私がいわゆるJKだった頃。 私みたいな陰キャのアイドルオタクは、「リア充爆発しろ」と思ってたし、学校のイベントには後ろ向きだった。彼氏がいる時期もあったけど、部屋で過ごすばかりのインドアで、デートスポットみたいなのに行ったことはなかった。 自分を着飾ったりすることよりも、推し活を優先してたし、仲間内で集まってだべる場所もファストフード店とかファミレスとか。色気のカケラも無かったし、いらないって思ってた。 しーちゃんと出会ってから、すごく変わった。

        • 微睡に溶ける

          (りん) 眠りにつくまでの時間が好き。 どれだけふざけてうるさい時間を過ごしても、 お風呂に入って、しーちゃんに髪を乾かしてもらう時間が始まると、すごくゆったりしたムードになる。 しーちゃんの髪の触り方が優しくて、だんだん眠くなってくるし、時にはもっとしーちゃんに触れて欲しくなる。 寝る準備を進めながら、しーちゃんに抱きついたりしてちょっかいをかけると、子供をあやすように私に構ってくれる。しーちゃんの手のひらはいつもすごくあたたかくて、触れられた部分から全身にあたたかさが

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        馴れ初め その1「好きになるまで」

          結局パズルみたいな関係が一番強い

          (りん) この夏で彼と付き合って3年になる。 付き合う前の半年ちょいは、「お互い好きとは言わないけど分かってるよね?」みたいなだらだらした関係だったけれど、 「しっかりお付き合いしましょう」となった日からはこの夏で3年。 最近のある朝。 「りんちゃんと他の友達が喋ってるところを遠目で見るだけで話しかけられずにいた。」 そんな夢を見て落ち込んでるしーちゃん。この3年で見慣れた光景。 しーちゃんは私が出てくる夢を結構見るけど、7割くらいがそういう悪夢だとか。笑 しかも3割

          結局パズルみたいな関係が一番強い

          どうせ誰にも分からない

          (りん) 仕事の関係で長期出張になって、数ヶ月の間、しーちゃんと離れ離れになってた。毎日、仕事終わったら、すぐに帰って、即通話繋いでた。出張先の人とも仲良くなって、飲みに誘われても、家に帰ってしーちゃんと話したいからノンアルで済ましたりとかもして。 しーちゃんと離れて暮らすと、こんなに色々と辛いんだって実感した。電話口では強がって、「まぁ寂しくはないよ」「そっちこそちゃんとやれとる?」みたいな感じ装ってたけど、内心すごいキツかった。しーちゃんが浮気する夢見るまで行った時は、

          どうせ誰にも分からない

          好きは伝わる

          (りん) 今日は、まぁ、”そういう日“で。私も何年かぶりに現地に行けた。本当はしーちゃんと行きたかったけど、お仕事の都合で行けなかったので、友達と。彼は配信で見てたし、私も明日は配信。今日は正真正銘、最後にこの眼で彼女を見られる日だった。 今日書きたいのは、彼女への気持ちではない。 むしろ、それは私の中に留めておきたい大切な気持ちなので、この辺で。 久々に一人で、ホテルで過ごしてたら、楽しいって気持ちと物足りないって気持ちになった。あぁ、私ずっと彼と一緒にいるんだ、ってちょ

          好きは伝わる

          一生続くなんてことはないと思ってた

          (りん) 付き合う前から、ずっと怖かった。 付き合い始めたらいつか終わっちゃいそうな気がしていた。 始まることにはいつか終わりがあると思っていて、 ずっと同じままなんてことは無いと思っている。 昔から、何にだって、そう。 私も数年後には変わってるし、彼も変わってる。 その時に今のままでいられるかが心配だった。 付き合う前の時間は、もどかしいけどすごく楽しくて、 このまま何も始めなければ、何も終わらないって思ってた。 私から始めなければ、何も始まらないとも思ってた。 出会った

          一生続くなんてことはないと思ってた

          泣ける場所

          (りん) 「推しが可愛すぎてどうにかなりそう」 って言いながら、私に抱きついて来るしーちゃん。言葉と体が合ってなくて、「ちょっとどうなの?」って思わなくもないけど、彼がちゃんと推し活してくれてることに喜びを感じる。私も彼の推しが好きだし、彼が推す理由も好き。 しーちゃんは、とにかく人を笑顔にしようとサービス精神がある人を見ると、泣きそうになるらしい。 それで泣いたらダメじゃん、って思うんだけど、 「他人にエネルギー使うのってすごく大変だから。」って。確かにそうだけど、しー

          泣ける場所

          いじわる

          (りん) 彼にいじわるするの、ずっとやめられないまま。 正確には、プレゼントとかで、最終的には彼を喜ばせたいんだけど、焦らしたりとかだましたり、っての。しーちゃんが、私の言うこと必ず一度飲み込んでくれるから、間に受けやすいって言うのもあって、それが面白かったり。感情もストレートに表現してくれるから、驚いたり泣いたりする表情が、すごく可愛らしくて、それが何度でも見たくなる。 ストレートにプレゼント渡したりとか、好きって感情表現したりとか、今までどれだけできたんだろう。全然出

          変わること変わらないこと

          (りん) 年始からしーちゃんの仕事が忙しくなって、残業続き。一緒にご飯食べたりとかは出来ないし、ちょっとずつリズムがズレていく感じ。どっちかが忙しい日は今までもあったけど、一ヶ月忙しいとかはあまり無かったので、 私達にとっては、初めての経験だった。 毎日遅くまで頑張ってて、単に時間が無いのと、疲れてるのもあって、あまり自分の時間も作れてなさそうだった。しーちゃんが自分の趣味の時間を作れない時って、自分の中にこもって、口数が減ったり、一人で趣味に没頭するのを知っていたので、

          変わること変わらないこと

          3年後

          (りん) 「今年は平日か〜」 って、しーちゃんが私に聞こえるようなわざとらしい感じで突然話し出した。 でも、何のこっちゃ分からないので釣られるしかない。 「何が?」 「バレンタイン。」 もうそんな季節か、と思いつつ まだちょっと早くないか、とも思いつつ。 自分の誕生日は私に教えなかったり、クリスマスプレゼントはいらないって言ってきたり、プレゼントをもらうことに関して消極的な彼。 だけど、バレンタインだけは毎年毎年必ず「欲しいなー」ってこちらの様子を伺って来る。 別に

          31日23時59分59秒 推しがいる世界

          (りん) 0時を回って新年になって、私は知らない世界にやって来てしまった。私にとってこの世界は約11年ぶり。私が青春を捧げて来た齋藤飛鳥ちゃんが、乃木坂46の中にいない世界。 箱推しだった私が飛鳥ちゃん推しになったのは、「ガールズルール」の時。ガルル自体が、初めて私にドンと刺さった曲だったりもして、私の乃木坂熱もかなり上がってた頃。収録されてるアンダー曲の「扇風機」もまた私に刺さった。歌詞から曲から何から全てが好きで、そんな曲のPVを見たら、振りも良くて。その真ん中にいた

          31日23時59分59秒 推しがいる世界

          彼女慣れ

          (りん) 私と会った頃のしーちゃんは、ちょっと触れると、すーっと身体を避けたり、手を繋いでても何だかぎこちなかったり、すごく緊張してた。私からするとオドオドしてる彼が可愛くて、そういう彼をからかってた。 だんだん二人の距離が近づいていったある時、しーちゃんに「ちゃんとしたお付き合いの経験がない」的な話をされた。 「りんちゃんにからかわれると、どうすれば良いか分からなくなる」って吐露されて、 しーちゃんの気持ちも知らずにズカズカと土足で足を踏み入れたり、気持ちを弄んだりしてし

          彼の取説 「かわいい」編

          (りん) よく「かわいい」って口にするしーちゃん。 私くらいになると、彼の「かわいい」がどれくらい本心なのかが分かる。 レベル1 息をするように言う「かわいい」 あまり心はこもっていない。大体の場合、低い声。接頭辞として「おっ」「あっ」がつく。「かわいいって言うべき場所だここ」ってのが透けて見える。でも、この透けて見えるところが、こっちからすると可愛い。 例) 私が新しい服をおろした時、それが好みじゃない時 「おっ、かわいい。」(低い声、一定のトーン) レベル2 意外

          彼の取説 「かわいい」編

          今日の恋文

          (りん) 最近、色々書きたいことあるのに、上手くまとまらない。しーちゃんに、「上手く書こうとしなくていいんじゃない?書きたいことを書けばいいよ。」って言われた。ので。書く。 今日もしーちゃんは可愛かった。うん、可愛かった。バカだと思われるだろうけど、本当に毎日思ってしまう。この気持ちは昨日よりも強くなっていく。付き合い出した時がピークだとずっと思ってた。自分がこんなに人を長く愛せるなんて自信がなかった。自信なんていらなかった。だって、ただただ、しーちゃんが可愛い。 何が可

          今日の恋文