THINKING BETTER【#45 自分に頼る】
▼ 記事の発端と、元となる本 ▼
第5章「自分の人生を生きる」より
45:自分に頼る
最後に頼りにできるのは、自分だけ。
という趣旨で書くことはできそうだが、
今回は、違う視点で書いてみたいと思う。
「自分を頼る」とは、
「自分に頼ってもらえる自分である」とも言えるだろう。
それは、
健康的な自分であったり、
余裕のある自分であったり、
これまで頑張ってきている自分を認めることだったり。
状態が良い自分こそ、
頼れる自分ではないだろうか。
自分に頼ることができるのは、素晴らしいことだ。
それは、
自分で自分を信頼している表れであり、
たとえ自分のことを頼りなく感じていても、
実のところは、自分に頼って生きているのだ。
「自分を頼る」とは、
「他者は頼らない」ということではない。
むしろ、他者を頼ることは、
他者を頼ることを自分に許していることであり、
それは、自分を信頼しているからこそ、ともいえる。
他者にもたれかかるのではなく、
自立した上で、他者を頼ることは、他者を信頼しているということだ。
自分を信頼しているからこそ、他者を信頼できる余裕があるのだ。
自分が頼れる存在になると、
他者からも頼られる存在となるかもしれない。
頼られることは、嬉しいことかもしれないが、
全てに応えられるかは、状況にもよるだろう。
自分の状態を良くしておくことで、
お互いにとっての適切な援助を行えるだろう。
そんな頼れる自分になるためには、自分に優しくあることが大切だ。
自分に優しく接することで、余裕が生まれ、
その余裕が自分自身の「器」を少しずつ大きくしていってくれるはずだ。
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