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褒め言葉の受け取り方がわかった話
とある悩み事を相談しているとき、
相談している方から「優しいですね」という言葉を頂きました。
私としては、
・自分が好きでやっていること
・相手のためというより、自分が不快にならないためにやっていること
ということもあり、
「うーん、優しいというか、自分のためにやっていることだし・・」と、
優しいと言われたことに対して、そんなことないと思ってしまい、
「ありがとうございます」とこたえはしたものの、
きちんと褒め言葉を受け取れていたかというと、そうではなかったと思います。
せっかくの褒め言葉なのに、
その言葉を受け取れていないことは、自分としても勿体無いし、
褒めてくれている相手にも、私自身がいい気持ちがしない・・・。
どうすればいいかとまた別の方に相談したところ、結論から言えば、
「褒めてくれていること」を受け取ればいいという結論に至りました。
内容ではなく「褒めてくれていること」を受け取る
私にとって「優しい」という言葉は、
「誰かのため」というこだわりポイントがあり、
自分のためにやっていることは、
「優しい」と捉えることができませんでした。
だから、いやいや、優しくないし・・・。
と思ってしまったのですが、
相手の方は「優しい」という言葉を使って、褒めてくれたわけで、
「優しい」という言葉の方ではなく、
その「褒めてくれたこと」を受け取ればいい、
ということに気づきました。
そのことに気づいたときは、
なんで今までこのことに気づかなかったんだ・・・!
と、気づいてしまえば簡単な話ですが、
これで気持ちよく褒め言葉を受け取ることができる、
と気持ちが軽くなりました。
「偉いですね」「頑張ってるね」も同じこと
「偉いね」「頑張っているね」とかもそうで、
自分に対して言ってみたりもするけど、
なんとなく違和感があるというか、
・やりたくないと思っていることをやるのは偉いけど、
・これはやりたくてやってるわけだし、
・運動だって自分のためで偉いわけではないような・・・
・頑張ってるといえばそうだけど、強制されていることではないし・・・
と、口では「偉い」と言いつつも、
心ではちょっと違和感を感じながら、「偉い」を使っていました。
そんな私が今使っている言葉は「よくやっている」です。
「偉い」「頑張ってる」は違和感を感じますが、
「私はよくやっている」はまだすんなりと受け取ることができます。
でも「偉い」も「頑張ってる」も、
伝えたいことは「よくやっている」と同じで、
言葉ではなく、
言葉が伝えたいメッセージを受け取ればいいと思うようになりました。
人によっては、
「よくやっている」を偉そうに感じるかもしれないし、
「偉いね」より「頑張ってるね」の方が嬉しいかもしれないけど、
言ってくれた人の、
「認めている、褒めている、労わっている」
という気持ちを受け取ることが大切なんだなと思います。
褒められることは嬉しいし、
もっと素直に受け入れられる自分でありたいなと思います。
これからは、褒め言葉をもらったとき、
その言葉に込められたメッセージをしっかり受け取っていきたいです。
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