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あるシニアプロダクトデザイナーの焦りと決意

お久しぶりです!(前回の記事から3年経っていた!)
プロダクトデザイナーになって6年が過ぎました、Sue(すー)です。


UI・UXデザイナーからプロダクトデザイナーへ

キャリアをスタートした2018年当初、UI・UXデザイナーと呼ばれていたこの職種も、最近の求人票では「プロダクトデザイナー」が定着しているようだ。認知度も上がり、職域も広くなったように思う。

運よく6年間も続き、ここ数年はフリーランスとして食べていけるようになった。上流からデザインに携わりたい=UI・UXをやろう!と飛び込んだあのわたしも、今では”シニア“プロダクトデザイナーと呼ばれている。

焦りのきっかけとなった、ある1つのワード

さて、6年目も無事に楽しく仕事ができたが、最近あるきっかけにより、プロダクトデザイナーとして成長していない焦りを感じている。

なぜ成長していないと感じたのか?そのきっかけは…

ローファイプロトタイプ

まさに、このワードを聞いた時だった。
オンラインMTGである新規プロジェクトの概要を話していた時だった。
自分が溜め込んだ経験値だけで仕事をこなしていたここ数年。最近のUI・UX界隈で使われている言葉や手法を全くと言っていいほど取り入れていなかった。

とても衝撃だった。(なんだ、ローファイとは!音楽のジャンルみたいな名前をしやがって)と内心焦りながら、MTG画面の裏ですぐにGoogle先生を立ち上げ、その場で理解し、クライアントMTGを乗り切った。

ちなみに、余談だが「ローファイプロトタイプ」は、UXの5つ段階 - 骨格でよく制作されるワイヤーフレームに近しいと認識した。いつからローファイプロトタイプと呼ぶようになったか、ChatGPTに確認すると2000年代初期らしい😇

シニアデザイナーとしての焦り

シニアデザイナーと名乗っている場合ではないぞ、わたし!
デザインに対するアンテナが全く立っていないじゃないか!

日々タスクをこなしているとどうしてもインプットを怠けてしまうよね〜、ここ数年プライベートでさまざまな国を転々としていたんだがら仕方ない!

そんな激甘な言い訳で自分を慰めながらも、とてもショックだった。

日々の仕事ぶりを振り返る

「ローファイプロトタイプ」をきっかけに、ここ数年の自分の仕事ぶりが客観的に振り返るようになった。

例えば、

  • デザインの根拠が数年前のプロジェクトからの学びだったり

  • コンポーネント作成の流れがいつも一緒だったり

  • 新しい業界のプロダクトをここ数年作っていないだったり

  • 無難なデザインを作りがちだったり

うーん、怠け者具合がすごい…

生成AIとプロダクトデザイン

さらに焦りに拍車がかかったのは、生成AIの登場と発展。
最近は、指示すればUIデザインもできるようになったらしいではないか!
AIに仕事を取られるよりは、AIと共存して成長していかなくては。

これから

自分を律するためにも、これからインプット内容のまとめや日々の考え、業務の話などを書いていこうと思う。ジュニアデザイナーではなく、あえて経験を積んだ、あるシニアプロダクトデザイナーがどう変わっていくか応援していただけると🫶



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