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答え合わせ〜1人ではないから

お前なんて産んで後悔した。これが私の母の口癖だった
口だけだったが手を出すようになった。「痛いやめて」
そう言ってもやめてくれない。「邪魔なんだよ」そう
一言言って母は外を出た。母はブランド品を身につけて
母は夜の街へと出かけた。そして、母はいつものように
LINEで「隠れろ」といつものように来る。いつものセリフが飛んできて私は部屋のクローゼットに隠れて私はお菓子を食べる。そのうちに母が「ただいま」と酔っ払った
母の声と男性の「今日もみなこはかわいいなぁ」と男性の声が聞こえる「あやとくんいつもそう言うじゃん」そいう
ラブラブの声が聞こえると私はイヤホンでいつも
音楽聞いているがイチャイチャする声が聞こえる。
「痛いやめて」母がそう言う、私がいつも言うセリフだ
私は過剰に反応してしまったが私の母は言わば
毒親と呼ばれる分類に入るような人だ。だから私は
気にしなかった。ピッピッ目覚ましの音が鳴り響き
私の朝がやってきた。私は朝の5時から朝ごはんを
作り母に振る舞わないといけない。いつの間にかご飯を食べ母は「遅刻すんなよお前いつも遅刻するだろ」
親にそう言われて渋々学校に行くと友達の由美(ゆみ)に
会った。「おはよう、こころ」と言われて私はすかさず
「由美、おはよ」と返した。「昨日のドラマ見た?」由美は
ドラマが好きなのだが私はテレビなんて見ていないので
「見てないよ」と言うと由美は「こころってイケメンとか
興味ないの?」私はイケメンには興味があるがたまに
連れてくるお母さんの男にうんざりしており私は
男性恐怖症になっていた。「興味はあるよ、でも家にテレビなくてさ」そう、いつも言うようにしてるが由美は
「こころと話ほんと合わないよね」そう言って由美は別の
智香(ともか)が「そんなの気にしなくていいよ、由美は
イケメンに目がないだけだから」「そうだね」そう一言
言って智香と教室に向かった。「中島さん遅刻ですよ」
私はなにも言わずに席に座った。隣の席のやつが
「お前度胸あるよな」「うるさい」そんなの私だって
わかってるよ、そんなくらいしないと生きていけないんだよ。「皆、授業始まるから席につけ」ほんとは
授業なんて受けたくないよ。「今日はみんな
特別授業だから、体育館に向かうぞ」
「こころ、一緒に行こう」智香と向かうことにした。
「こころどんな人だと思う?」「え、わかんないけど
有名人とかだったら嬉しいよね」「ねーほんと、
有名人だったらほんと嬉しすぎる」「お前ら
うるさいぞ」「はい、すいません」そして、体育館につき
背の順に並んで座るった。
第二章

「皆さんおはようございます、鈴木です。今日は皆さんに
親子関係についての講演会をしたいと思います。
よろしくお願いします。」親子関係なんていい人いるんかな…私はそう思いながら講演を聞いていた。そして
「皆さんお母さんやお父さんと同じ趣味ある人いますか?」
誰かが「あります!僕は休みの日は家族で釣りに
行きます」「いいですね、昔から一緒に釣りをするの?」
「はい、お父さんが小さい頃に教えてれて今は妹に釣りの
やり方を教えたりします」「とてもいい家族ですね皆さん
拍手」うるさいなぁ、なんでこんなにみんな拍手するん
だよ。「他にいないなら次の質問です。逆に仲良くない子はいますか?」私は仲良くないなと思ったが流石に手を
あげる人なんていないだろうと思ったが智香が手をあげていた、そして案の定「そこのメガネかけてる女の子」
当てらていた。「親と意見が合わなくて毎回喧嘩してしまうんです」「それは仲が悪いのではなく歩み寄りですよ」
「歩み寄りが足りてないんですよ」私はその話を聞いてふざけてるなよと寄り添えたら仲良いだろと私は思った。
そして、智香は真剣そうに「そうなんですね。ありがとうございます」と丁寧に頭まで下げてみて正直私はこんなにも素直になれないのかと落ち込んでしまった。「皆さん、
お母さんもお父さんも初心者なんです。責めないであげてください。そして、皆さん仲良くしてあげてください」
「鈴木さんありがとうございました」
私は教室の方向に向かう時に智香に話しかけようとしたが智香は先に行ってみてなくなってしまって私は1人で教室に向かうことにした。そして「はい、皆さん先ほどの
話を聞いた事を作文に書いてくださいね」私は授業が
終わって智香に話しかけた。「智香は歩みよりができるほう?」「できないよ、だって親ってなんでもできて
当たり前みたいな感じで私の意見を一方的に聞いてくれようとしないし」私の親に似てるとは思うが同じだとか
言えない気がするが一概に言えないので「それな」としか言えなかった。

第3章

どうしても智香との関係がうまくいけなくて私は正直苦しかった。どうして人のことを考えれないんだろうと
もやもやがすごく残ってしまった。そんなことを考えながら家につき重いドアをあけて「ただいま」といい帰ると「あなた遅いのよもう少し早く帰ってきなさい」私は早く帰るように心かけているがとても遅いのか。
「なんで突っ立ているのよ早く掃除して、ご飯作りなさいよ」私はなんでそんなことまでやらないといけない
そいうことを考えすぎて「何してるのこころ、時間がないのよ」「あのさ、お母さん」
無視されて私は掃除をしたが「遅いはね早くしないさいよ」お母さんはいつも、口だけでスマホを見てずっと
笑って私のことを家政婦としてしか見てない。何も言い返せなかった。親の言うことは聞かないと殴られる
そしてご飯を作り、お母さんは「やっとできたのはいはい早く隠れなさい」いつものことだ。
シャネルやルイビトンなど輝かしいブランド品をまとわり「ようこそ、ダーリン」と気味が悪いくらいの
声で家に案内して「見て、あやとくん私が作ったの」と嘘が聞こえて私は殴りたくなった。
私はこっそり部屋のドアを開けて部屋から出ようと思った。そして、こっそり出て覗こうと覗いたが
母の喘ぎ声が聞こえて私は正直どうしてもその声を聞いて震えた。そうと部屋に戻るがその声が忘れられない
そして、私は何も考えずに智香に「助けて」と一言残してベットに飛び込んで私は意識を失ったように
眠りについた。そして、耳が痛くなるほどでかい声で
「起きろ」と起こされて体を起こす。
そしてスマホを立ち上げる。「こころどうしたの?」
「こころ生きてる?」「こころ」と私の名前で埋め尽くされたLINEで溢れている。そして私はLINEを返す「ごめんね」「何してるの?」と親に携帯を見られそうになり私は慌ててスマホを隠すようにした。「何やましいことでもあるの?見せなさい」とスマホを取られてパスワードも
当然のように解除してトーク画面、検索履歴、通話履歴
Instagram、全て見られた。そして私は絶望でしかない
私の検索履歴は毒親の対処法ばかりで親に見られたら
まずいものばかりだった。そして案の定「私は心を思って
全てやってるのに私のことを毒親なんてひどいわあなたのためを思ってやってあげてるのに私のどこが毒親なのよ」と言われ私はついに言い返そうとしたが「ぁぁ」と
喋れない赤ちゃんのような声しか出なかった。「なに?」

第4章
「やっぱりあんたなんて産まなかったらよかった」私は言われてもう、どうでもよくなってしまって「あっそ…
私は生まれて来なかったらよかったよね」私はその時の
勢いでそう、一言吐き私はもう何も言わなかった。
母は私の胸ぐらいきなり掴み投げ飛ばしてきた。
「お前はどうでもいいだろ」吐き母はその場でいなくなったので私はスマホが無くなったので私はただ寝ようと思ったが眠りにつけなかった。どうしても眠れないので
携帯を探すことにした。手がかりはない。どうしていくのかわからないがベットにはいることにした。
私は案の定遅刻した。スマホは没収されたまんまだった。そして私は学校のカバンを持ってとりあえず
向かうことにした。とにかく着替えて学校につくと11時だったそして智香が心配そうに「どうしたの?」と
言われて私は泣きながら「親にスマホ取られて遅刻するし、精神安定しないしどうしたら良いのよ」
そしたら智香は話を聞きながら「大丈夫?そんなこころ苦しい環境にいたのなら早く言ってよこころ私あなたの友達なんだから無理して欲しくないし、本当のこと言ってよ」私は無理なんてしてるつもりもないし、何で智香が
心配してるのかわからなくて私は「私は智香聞いてくれて嬉しいけど心配しないで大丈夫だから」と一言言ってしまった。「こころ、辛い気持ちはわかるけど無理して合わせなくてもいいよ」合わせてるのかな…私はすごく考えて
しまった。そしてチャイムがなって給食になった。
私は売店に行ったがお金がなかった。そして、智香がそっとお金を出してくれた。「智香ありがとう」と言った。
智香は誰もいない教室で私に「帰りに一緒に私の家に来て」と突然言われた。意味がわからなかった。
そして私と智香はご飯を急いで食べ教室を出た。私は友達というものにいい思い出もないのもあり私はなんで
そんな大切にされているのかわからなかった。

第5章
「心いこー」智香の声で目が覚めた。私はどうやら寝ていて私は起きた。そして、智香について行くことにした。
「ほんとうに智香いいの?」と私は聞いた。智香は
「いいんだよ、心考えすぎちゃう気持ちはわかるけど
疲れちゃうから考えないのも大切だよ」私は
智香はなんで寄り添って考えてくれるのかわからなかった。「ね、心私のことどう思ってる?」智香にいきなり聞かれて私は動揺した。正直、智香は1人の大切にしたい
人ってだけであった。「大切にしたいって思ってるよ」と
言った。「ありがとう、そう思ってくれてるんだ」
私ははじめて、目を見てありがとうと言われた。
私はなんだか嬉しくなった。そして、智香の家について
「ただいま!」って智香が言ったら智香のお母さんがきて
「智香お帰りなさい」と笑顔で出迎えていた「あら、
心ちゃんこんにちは、智香から聞いてるわよゆっくりしていってね」私はここまでお母さんに言われたことなかった。「心、カバンここに置いていいよ」私は言われたところに置いて手を洗った。トントン「はーい」「いいよ」
私の母はノックなんてせず入ってくるので私はびっくりした。「ここにお菓子とお茶置いておくね」
「お母さんありがと、わーい私が好きなビスケットとオレンジ紅茶だ」「智香あのさ、いつもお母さん入ってくるといノックしてくれるの?」
「そうだよ、心の家はされないの?」「そうだけど、それが当たり前だと思ってた…」完全に最後の言葉は言わなくてよかったよなと思った。

第6章
「心、今言いすぎたなぁって思ってた?」どうしてわかったんだろうとすごくびっくりした。「えっ、そうだけど」
ふふふ「心ってすごくわかりやすいんだよ」私ってわかりやすいんだなと思った。「なんかごめん」「心、謝らなくていいんだよ」と私は謝るのが当たり前だったので何も返せなかった。「智香〜心ちゃん、ご飯だから降りておいで」
「心、ご飯だってさ、食べに行こう」「うん」
「心ちゃんアレルギーとかなかったよね?」「は、はい」
「よかった、そしたらみんなで食べようか」「お母さん〜
いただきまーす」「どうぞー」「あっ、いただきます」
「心ちゃんいっぱい食べてね!気にしなくていいから」
「あっ、心飲み物何飲む?」「お茶でお願いします」
そして、食べ始めることにした。私は美味しく
いただいた。そしたら、「心ちゃんよかったら
アイス食べて」ってアイスを持ってきてくれた。私は
そんな待遇がはじめてすぎてどうすればいいかわからなかった。「智香、いちごもあるよー」「お母さん、ありがとう」こんな、優しい母親を見たことなかった。

第7章
私は智香とベットに向かうことにした。
智香が「今日は楽しめたかな?」と聞いてくれた。
「楽しめたよ、でも迷惑じゃないかなごめんね。」
「心、ごめんねじゃなくて心からのありがとうを聞きたいなぁ」
「うん。そうだよね。ごめんなさい」
「心、そうだよねありがとうって言おうよ」
「はい」
そして、智香は電気を消して「おやすみなさい」と呟いて
眠ってしまった。私はどうして、ありがとうと素直に言えないんだろう。そんなことを考えながらどんどん眠れなくなってしまった。
「心ちゃん、心ちゃん」と声が聞こえた。そして見てみるとおばあちゃんだった。私はおばあちゃんには数回しか会ったことがないうえ、私が9歳の時に亡くなったと言われたおばあちゃんだ。
「心ちゃん、最近どうしちゃったの?」とおばあちゃんに
言われて私は状況が把握できなかった。「まぁ、楽しいよ、友達もいるし」そしてその夢は途切れて朝が来た。
「心、おはよう」
「智香、おはよう」
「心、今からご飯食べるから下に降りよ」
「わかった」
そして、私と智香は下に降りてご飯を食べることにした。「あら、心ちゃんおはよう、智香おはよう」
「おはようママ、今日のご飯は何?」
「あっ、おはようございます」
「智香、今日はサンドウィッチと卵焼きね、心ちゃんも食べれるかしら」
「はい、食べれます」
そして、食べることにした。そのまま学校に行く用意をして智香と向かうことにした。
目の前に母とあの男性が歩いてるのを見てしまった。
私は隠れると母だけが近づいてきて「心、どこに行ってたのよ」と言ってきたが私は必死に逃げることにした。

第8章
逃げて家に着いてしまって家に入ろうとしたが鍵が開かなかった。そして、私は母に見つけられて母に殴られた。
私は久しぶりに痛みを感じた。そして、私の心が
砕けたような音がした。もう、人生は終わりなんだろう。
救急車とパトカーの音が鳴り響いている。私は担架で持ち上げられた。そして、病院について精密検査された。
私には無数のアザがあるのですぐ、医者は判断した。
「虐待ですね」私はわかっていた。そして、私は医師に
正式に「虐待ですね」と言われて私は安堵した。
母はそして、警察に逮捕されたと聞かされた。
私は意識もあり、後遺症と言えば精神の傷が大きかった。
そして、心理カウンセラーさんに話を聞いてもらうことになった。「今日ははじめましてだから、心さんの
好きなこととかそいう話でもいいかな」と言われた。
まずは「趣味は何か教えて」と言われて私は趣味という趣味は合わせる方だったのでわからないとなってしまって
「よくわからないです。」「そうなんだね、大丈夫だよ。」
「今日ははじめてだから気になることあれば言ってね。」
私はカウンセリングとかそいうものはわかっていたが
いざ、そう言われても答えれなかった。私は正直
カウンセリングされるようなところはない。そう
思っていたがはっきりと虐待を受けているのは医者に
告げられたのであって自分が欲しかった証明は
手に入ったような気がする。そして、私ははっきり
いうことにした。「私が虐待を受けてるってなんで、
わかったんですか?」「心さんの友達の方が心さんについて教えてくれたんです。」智香がもしかして、教えてくれたのかと思って私はびっくりした。そんな、、と思った。
でも、私のことはよく見てくれてたんだろうと思った。
どうして私のことを心配されるんだろうとなった。
「心さん初診で緊張しちゃったかな。」
「あっ、すいません。」
「謝らなくていいよ、そしたら一回お部屋に戻ろうか」
そして私は部屋に戻った。その時、
見慣れたおばあちゃんが手を振ってこっちに向かってきた。私は驚いた。「なんでいるの?」と呟いてしまった。
「心ちゃん、大丈夫?もし、退院したら一緒に住もうね」
「あっ、えっ、はい。」と返しおばあちゃんはさっきまでいたカウンセラーさんがいる部屋に入った。
私はなんだか胸騒ぎがした。盗み聞きをしようとドアに耳を当てても聞こえなかった。よくないので部屋に戻った。私は部屋でスマホも何もなく、今まで嫌だったこと
を日記に残すことにした。ドアの近くに人影が見えた。
ノックが聞こえはいと返事をした。
「心さん失礼します。重要なお話があります。」
そして、私は向かうことにした。カウンセラーさんと
主治医らしき人とおばあちゃんがいた。私は驚いた。
「心さん、緊張しなくて大丈夫です。」と主治医らしき人が
呟いた。「心さんの目の前にいる人は心さんのおばあさんで間違えないですか?」「はい…」「心さん、どうしたかな?」私ははっきりいうことにした。「9歳の時に母におばあちゃんは亡くなったと聞かされたので驚いてます。」
「心ちゃん、そうだったんだね。」とおばあちゃんは
呟いた。カウンセラーさんもすごく悩んでるようにも
思えた。「心さんのお母様は虚偽の情報を教え続けていた。ってことですね。」「そうみたいですね。」
「心さんは何も悪くないですよ。」「心さん自身はすごく
複雑な気持ちだと思います。ゆっくりでいいので、考えて欲しいことがありまして、心さんとおばあさんで
暮らせないか」とおばあさんと話し合いをしたところ
だったんです。心さんはゆっくりでいいですよ。
私はどうするべきなのか分からなかった。
そして、私は決める日が来て私は正式におばあちゃんの子になる胸は伝えた。おばあちゃんは「心ちゃん、嬉しいわ」と一言いい、私はこの病院をさることになった。
そして、おばあちゃんの家に住む準備を始めた。
私は新しい人生が始まると思った。おばあちゃんの家は
何もなく静かな空間が広がっていた。おばあちゃんは
ご飯も掃除も洗濯もテキパキとこなし私は驚いた。
そして学校も通えるようになった。その時からか
おばあちゃんはいなくなる日が増えた。
そして、私が帰ってきた時に電話をしているおばあちゃんがいた、「あんたなんてね、生まれてきた時点で失格なのよ」と罵詈雑言が聞こえてきた。

私は思った。毒親度は遺伝するのではないかと思った。
何か私の中では発見した気がする。答えは無いが、
遺伝はするものなんだと思った。私は子供でもあるが
もう大人なんだ。依存させているのかもしれない。
私は自分なりに生きることにした。殴るだけが
暴力ではなく、心的にも傷付いたら暴力になると私は思った。そして、私は1人でも多くの毒親で悩む子供のために動くことにした。

#創作大賞2024

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