2023年やったゲーム黙示録（～3月）

sashimi_was_alive

マジで今年からはちゃんとnoteやるぞ！の決意が一瞬で無になったんだけど、無になったからといって別にnoteを書かないわけではない。

というわけで3月までに色々やったゲームの感想……なんだけど、後述するペルソナ5とワイルドハーツのプレイ時間が想像以上に多く、意外と数としてはそれほど遊べていなかった。こいつらの感想を書きたいのが大体のモチベーションなので良しとします。

それ以外にも細々とやってたので、細めの感想を書いていきます。大体は雑。
遊んだ全部のゲームの感想ではなく、シングルプレイヤーゲームかつ印象に強く残ったゲームのことになることはご了承下さい。

Marvel's Guardians of the Galaxy

グルートは地味だったけどなんだかんだ一番活躍してくれたと思う。

xbox game passでプレイ。
ゲーム自体は面クリア式のリニアなTPS風味アクション。
ぶっちゃけると特筆すべきところはそれほどないどころか荒削りと感じた点が大分多かったので、GotGわからんし興味ないよ～という人が遊ぶゲームではない。

評価すべき点はやはりGotGの面々による掛け合いと、銀河を股にかけた壮大なストーリー……に見せかけた、ピーター・クイルのかなり個人的な物語。言ってしまえば中年の成長物語でもあるかもしれない。
ガモーラ、ロケット、ドラックス、そしてニッキーといった登場人物の挫折や苦悩というものは描かれるのだが（グルートは仕方ないんだけど大分淡白だった）、それらの解決には全てピーター・クイルが中心にいる。
特殊能力や高い身体能力も持ち合わせていない、人格が特に優れているわけでもないその男の空虚な慰めや空を切る言葉は、作中でいつも空回りしている。
しかしピーター・クイルという男の過去を何度も追想させられるうち、プレイヤーは彼の強さと弱さ、その両方に共感していくことになる。等身大の男がしかしヒーローになろうとあがくそれはありふれたシナリオであるわけだが、決して陳腐なものではない。ともすれば王道なのだ。
そして王道の物語には……最高のカタルシスが付き物だ。これは是非実際にプレイして味わってもらいたい。

とここまでべた褒めするようなことを書いたわけなのだが、実際のところ瑕が無いわけではない。というのも物語が始まった時、既にドラックスはサノスに倒されているし、ガモーラと共に少し浮いた形でGotGに加入している。
幼少期にピーターの母が殺害されるシーケンスは何度も繰り返されるが、ラヴェジャーズに加わったりロケットとグルートと出会ってGotGを結成したりするエピソードに関しては、ゲームの進行とともに集まる物語の断片からしかわからないようになっている。
なのでMCU版しか知らないorGotGを全く知らないプレイヤーは各キャラのロアがわからないため、物語冒頭から文字通り「ついていけない」状態になると思われる。

総評としては「それほど出来の悪くないキャラゲー」。
どうしても遊びたいならまずは入門用に映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」だけでも見とくのを勧める。設定の細部は異なるけど、まず映画自体がめちゃくちゃ面白いので。

ペルソナ5 ザ・ロイヤル

双葉とモルガナとそうじろうが好き。真も最後までスタメンだった。
P5Sはまだ最初の方で止まってます……。

xbox game passでプレイ。
今どきターン制RPGに70時間もかけらんないよ～という気持ちが結構あったものの、遊んでみたら一瞬でした。今四半期で一番のドはまり。

感想は上記ツイートに書いたとおりとても優れたゲームなんだけど、とはいえ個人的にはやはり瑕に見えることも多かった。
例えば追加シナリオ丸出しだった芳澤かすみと丸喜先生の話はどうしても”浮いた”印象だったし、無印版のとても素晴らしいラストバトルの後に付け足されたロイヤル版のシナリオは悪くなかったけど蛇足だったのは否めなかった。
本編のエンディングの前にロイヤル版の追加ダンジョンやってたら別に文句はなかったんだけど、純粋にシナリオのパワーで負けてたのでそこは残念。

あとターン制RPGとしてはメガテンが割と独自路線の弱点パズルをやっていることもあったので、爽快ではあるんだけど装備やアイテムを手に入れても特に嬉しさは無い、というのは気になったかも。これはメガテン全体そうなんだけどね。レベルアップはスキル習得したら嬉しい。

メメントスがつまんねー問題はまあ仕方ない。というかある程度意図的に”つまらなく”作ってるのかなとは飲み込める範疇だし。

総評としては「最優のターン制RPG」。
キャラのところが少しでも合えば多分誰でも楽しめるという意味では本当に凄いゲームだと思うので、興味ある人は是非ゲーパス加入してください。

Grim Guardians: Demon Purge

これ……ぎゃる☆がんの続編だそうです。

Steam版でプレイ。
面白かったといえば面白かったんですが、終盤のパンツ集めで急に全てがどうでも良くなったのでそこから進めてません。
パンツ集めis何という人はご自身で是非購入して確かめてみてください。

悪魔城は悪魔城でもまさかのクラシックな（月下以前の）面クリア式横スクロールアクションということで最初はかなり楽しめた。
サブマシンガンで遠距離から立ち回れる姉と高火力の接近戦を挑める妹の2キャラをいつでも入れ替えられ、サブウェポンも姉妹毎に6種類ずつあってどれも軒並み強力と、アクションの部分は流石インティという感じ。
体力が0になったり落下したりしてももう一度死亡地点まで戻れれば残機を失わずに済むというシステムが、ボス戦では演出が長いおかげでただのヌルゲー化してたのはどうかな……とは思いつつ、ボス自体の強さは結構凄まじかったのでそこも調整の妙を感じた。

というわけでアクションとしてはかなり良い塩梅だったのだけど、お話がぎゃる☆がんの地続きになってて全く意味が分からず、二周目でブルマやスク水を集めろということになってたところまではまだ飲み込めたものの、全女子生徒を救出した挙げ句にパンツまで集めろというところで頭が痛くなってやめた。エンディングが変わるだけらしいし。

また、マップが異様に複雑で一方通行も多い割に「どこをまだ探索していないか」が全くわからなくなっており、そういう意味でもアイテム集めはかったるく、ゲーム自体に愛着が湧かないとリプレイがしんどいという作りになってたのも残念。

総評としては「ぎゃる☆がんの続編ってちゃんと書いとけ！」。
マジで全編お話が意味不明だったのでもうちょっと作中に説明が欲しかったです。結構お話もちゃんと楽しんでる側の人間なので……。

ワイルドハーツ

パッケージモンスターがちゃんと強くて感心。

PS5でプレイ。3月までで総計80時間遊んでいて、今もまだまだ遊んでる。
PSP時代に乱立してた狩りゲーのあの感じがありつつも見た目”は”リッチだったので個人的には大満足……と言いたいところではあるのだけど。

一昔前にいっぱい出てた狩りゲーの大半はモンスター側が理不尽な動きをしてきて、その分でプレイヤーにも有利をより大きく取れる行動が用意されていたんだと思うんだけど、このゲームも同じようなノリ。
違うのはプレイヤーが獣に対して有利を取れる「からくり」というシステムがめちゃくちゃスタイリッシュかつ戦略的に面白かったことで、ある種このゲームの全てだと思う。
「これ無理だろ！」って行動に対して消極的な行動（回避や走り）だけでなく、積極的な行動であるところのからくりを使ってカウンターを取れるというのはかなり好印象……だったのだけど、ここが調整の妙。カウンターを取れるからくりは各獣によって異なるし、強力なからくりは糸を多く使うので連発が出来ない。ここはちゃんと考えられてるなと思う。

そういった感心はあったのだけど、ゲーム自体には相当荒削りな点が多かった印象。
いちいち列挙はしないけど、イラつく挙動や不具合に思える仕様が多くて思い通りに動かしづらい点が多く、つい声を荒らげてしまうような場面に何度も出くわしてしまった。怒り、呼び起こされるね。

ただ獣自体は個性豊かで、亜種系のモンスターでのかさ増しはそれなりにあったけども全員攻撃が強烈だったのでそこは良かったかな。
特にパッケージモンスターのラセツは本当に強いんだけど、動きが徐々にわかってくるにつれて面白さもどんどんわかってきて、その感じはモンハン始めた時以来だったから本当に楽しかった。今でもたまにミスって死んじゃうけどそこは愛嬌ということで。

現状でもパッチノートの修正項目が100じゃ利かないくらいに挙げられてて激しいし、武器の調整もかなり”ヤバイ”ので毎回盛り上がってしまう。下方だけはちょっと極端すぎて嫌なんだけど、地味な調整よりかはよっぽどマシかな～と思ったり。

まあ色々言いたいことは多いんだけど、おれは傘という武器があまりに面白すぎてそれだけで全然満足。
パリィの難易度がとても高い代わりにパリィ取れた後のリターンが見合ってしまっているというのがミソで、慣れると所謂上位モンスターですら瞬殺できてしまう爽快感がドツボ。傘自体は不具合が多いんだけど、そこもやりこみ要素として飲み込めたのが良かったのかも。ちょっとだけ直ったけど未だに直ってない部分も多いのは謎。

総評としては「噛みごたえのあるゲーム」。
とにかく歯ごたえは凄いので、ライズヌルくね？という人には是非勧めたい。

最後

前述したように他にも細々したゲームやってんだけど、「面白かった」とか「まだクリアしてないんでわっかんね～」とかで終わりそうだったので省く。格ゲーとかも結構やってた。

次は7月までになると思うんだけど、今のところ6月のdia4とスト6がマストでその前にちょっと期間が空くなという感じ。FF16もなんだかんだ気になってきた。
直近で遊ぶ予定のゲームは……「あの、素晴らしい　　をもう一度/再装版HD」かな。ずっと気になってたので。
それと5月にゼルダ出るからそれは流石に買うかも。やるかどうかは未定。

買いはすると思う。

やる予定の積みゲーとしては「パラノマサイト」は結構好きそう感凄い。
ライザのアトリエ3は買ってはいないけどライザのアトリエ2自体は積んであるのでそこからやっつけたいところだね～。

買った。もうちょっとゲージ貯まれば遊び始めると思う

以上。結構雑で申し訳ないけど今年もよろしくお願いいたします。


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