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#本読み対話会 Vol.19 『未来をつくる言葉』

湘南・茅ヶ崎でSiguleが主催している本読み対話会の記録を、記憶を辿りながら書いていくシリーズです。


茅ヶ崎市にある「話せるシェア本屋 とまり木」で始めた読書会。
第19回目はドミニク・チェン『未来をつくる言葉』新潮社をテーマにしました。
(2024年5月18日開催)

この本も、個人的にかなり興奮しながら読んだ本です。
興奮度では2024年に読んだ本の中でいちばんだったかもしれません。

2024年3月に『注文に時間がかかるカフェ』をテーマにして以来、対話を中心にした読書会をしていく上で〈吃音〉をどうつながりを持てるかは答えが出ないままでした。
この『未来をつくる言葉』にも吃音が言及されており、自分たちの関心である対話や言葉といったテーマにとって重要なトピックになっていることを感じました。

第二章 デジタルなバグ、身体のバグ(p.39)

このほか、ゲーム的な環世界、インターフェース、縁起、協話・・・興奮して読み進めたトピックは語り尽くせません。

対話のなかでは「場との出会い」がひとつのテーマになっていきました。
異なるゲームに出会うきっかけ、そこに入っていく第一歩がどんなものだったか。
子どもにとっては、学校とは異なる世界、つまり地域のかかわりや親のコミュニティへの接続、全く新たな世界など。

対話会のメモ

コミュニティへの関わりの第一歩がなんだったのか、と同じくらい、「関わりが続く」という現象も気に掛かります。
「ゆるく」は形容詞として便利で、「去る者は追わず、再び来る者を拒まず」の精神をよく表していると思います。

個人的に、「再び入る」ことのハードルはけっこう高い。
出戻るには、なんらかの宣言が必要な気がしている。
わかりあえなさを前提にしながら、すこしでも「わかりあうこと」を求めてしまう。
そのときに、感受するセンサーが過敏になっていると、とたんにつながりがしんどくなってしまう。

文責:と


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