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選考フローを体験する

企業の採用活動におけるコンサルティングをおこなっているので、選考フローを体験させていただく機会をいただきます。

求職者の立場で進めさせていただくのと、採用側の立場でやり取りを見せてもらうのです。

そのような体験をさせてもらうと、どんな企業でも「このフローおかしくない?」ということが出てきます。

「うちは歩留まりが改善できるように選考フローはこだわっているよ。」と思う企業でも必ずです。

なぜ、そのようなことが起きるのか理由は3つあります。

ユーザー視点が欠けている

「選考フローにこだわっている」というものの実際に受ける応募者の立場に立てていないということがあります。

できる限り考えようとしていても、実際に応募して選考に進んでみるとより解像度が上がり問題が見えてくるのです。

「応募者だったらどう思うだろう?」と考えることはあったとしても、なかなか全体を通して体験をすることができないため、選考フローの問題が見えてこないのです。

少なからず私情が含まれている

加えて、選考フローには必ず私情が含まれています。

「こうしたほうが応募者は都合がいいんだけど、うちはこっちの方が楽」
「人事が面接をやった方が丁寧だけど、人手が足りないから現場にやってもらうしかない。」
「昔からこの方法だったから」

みたいな、会社都合や固定観念が必ず入っているのです。

私情が入っていることが問題というよりも自社では問題と認識すらしていないこともあります。

そのため、選考フローの問題に気づけないのです。

情報が少ない

さらにいうと、選考フローの改善方法ってあまり世の中に出回っていないため正解が分かりづらいという問題もあります。

「このやり方が正解だよ」
「こういう応募者を狙っているこんな企業ならこういう選考フローがおすすめだよ」

と明確な正解例が出回っていればいいのですが、あまり出ていません。

そのため、自分達のスタイルがいいのか。改善しなければいけないのか。改善するならどうすればいいのか。

ということがわからないのです。

定期的に客観的な意見を取り入れよう

そのため、歩留まりを改善するのであれば定期的に客観的な意見を聞くことが大切です。

一番簡単な打ち手としては、求人広告を扱う営業の方に相談をして体験してもらうことでしょう。(中には応募集客にしか関心がない人もいるのでそこはよう見極めです。)

定量情報と定性情報を聞くだけで、「ここなんかおかしくないですか?」と辺りをつけることができます。

僕も無料で相談に乗ることができますので、もしお悩みであればコメント欄からご相談ください。

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