SIGNOTE06 SIGNATEマインド スキルの1歩先の視点
自己紹介
― お疲れ様です!HRの磯部です。今日はよろしくお願いします!まずは谷津さんのことを教えてください。
谷津 神戸出身の谷津です。よろしくお願いします!
大学では、理工学部数理科学科で数学の基礎から応用まで学びました。数学をどうビジネスに変換していけばいいだろうという思いを残したまま、新卒で不動産営業を経験し、その後人材派遣会社でエンジニア派遣の営業として働きました。 メインはエンジニア派遣でしたが、ITや機械設計の請負、VRコンテンツ制作、AI開発などの営業も担当しました。
VRコンテンツ制作は、企業の採用説明会などで、現地に行かなくても会社や工場見学ができるよう、VRを使いGoogleマップみたいに進んでいけるようなコンテンツを制作しました。ここ数年でVRの需要が増えたことで、この経験につながりました。
― 面白そうですね!VRの開発では、営業職としてどのようにお客様と伴走されたのですか?何かエピソードがあれば教えてください!
谷津 例えばこの広さの工場であれば、画像素材がこのくらい必要なので、このくらいの見積もりになりますと把握して提案します。阪神競馬場の案件を担当したことがありまして、馬が歩いていくところを人間が歩かせてもらうのですが、コースがめちゃくちゃ広くて、素材を集める作業が大変でしたね。記念に砂をもらって帰りました(笑)もともとジョッキーになるのが夢だったので、ずっと興味があって受注できたときはうれしかったです。でも、撮影は本当に大変でした😅
「準備はネガティブに」をモットーに
― 競馬場のコースを歩きで!それは大変そう(笑)でも、よい思い出になりましたね🐎営業時代のモットーや信念などはありましたか?
谷津 「準備はネガティブに」というのがそうかもしれません。エンジニアの派遣をさせていただいていたので、エンジニアがしっかりと派遣先でパフォーマンスを出せるように、ご本人も含めて事前の準備は念入りにしました。また自分からも、こういう方ですよとちゃんとフォローができるよう、ご本人について理解することを意識して取り組んでいました。
― これからも、色々な業務に活かされていく気がしますね!ちなみに、SIGNATEを知ったきっかけは何でしたか?
谷津 教育系YouTuberの有料コミュニティでSIGNATEのコンペティションが紹介されたことがきっかけです。そのコミュニティでは読書会があったり、チームを組んでコンペティションに参加したり、簡単な教材のようなものを使って勉強会をしたり、基本的なインプットを体験しました。そこからAIって面白いなとはまって「SIGNATE Quest」でも勉強を続けました。インタビューの最初にも話しましたが、まさに数学とビジネスが結びつく瞬間を見つけたと思ったのがSIGNATEで「あ、こんなのがあるんだ」って思いましたね。
― 実際、SIGNATEのコンペにチャレンジしてみてどうでしたか?
谷津 楽しかったですね!最初はやっぱり練習問題のタイタニックから始めました。特徴量をどうにか工夫しないと、と思いながらもなかなか手が進まず、でも色々と試行し甲斐があって深みにはまっていく感覚でした。線形代数、確率などの理論の裏側のところを学んでいる感じで面白いです。
”数学”をお金に変え、社会に役立てる
― SIGNATEを志望してくださったのはどんな理由ですか?
谷津 私は数学が好きなんですが、数学をビジネスで活かす難しさを感じていました。数学専攻は、金融系や大学院に進むなどの道がありますが、社会課題を解決する、ビジネスに活かすようなモデルケースが周りにいなくてイメージができなかったんです。だから、「それがこれや!」と見つけたのがSIGNATEでした。数学で社会課題を解決できる道が見つけられて嬉しかったです。私のように、数学をお金に変える、そういう道を志す人を支援したい気持ちもありSIGNATEを志望しました。
― 面接の中でも、自分の人生を変えてくれたのがSIGNATEだ、と仰っていただいていて。そんな出会いがまさかコンペで起こっているとは我々も全然思ってなかったんですけど、今回お話を聞けてすごく嬉しいです!次は谷津さんが逆の立場となり、プロダクトを通してたくさんの方の運命を変えていってほしいと思います。
谷津 はい、ありがとうございます!コンペに参加していた当時は技術を磨くことが目標だったのですが、今はそれをビジネスに変え、社会に役立てたいという想いに変わっています。
コンペティションの新しい仕組みに挑戦
― これからSIGNATEで楽しみにしてることや、こういうデータサイエンティストになりたいというイメージ像はありますか?
谷津 まずはデータサイエンティストとして仕事できるのがすごく楽しみです。Data Consulting Groupでコンペに関わらせていただくのですが、コンペティションの新しい仕組みがあったら面白いかなと考えています。それをどう実現するかが難しいのですが、チャレンジしてみたいです。データサイエンティスト像としては、学術的に極めていくタイプより、どちらかといえば広くビジネスも語れるような人物になりたいと思っています。
― 素敵ですね!期待しております!最後に、社員に向けて一言お願いします!
谷津 とにかく今できることは突っ走ることなので、皆さんにどんどん質問させてもらってエンジンMAXで成長していきたいと思っています。ご指摘もたくさんいただけるとありがたいですし、私からも色々と提案させてもらうと思います。
― 暴れ馬じゃないけど突っ走るんで、手綱引きながらってことですね。
谷津 ジョッキーが夢だったんで。
― うまい!いい結びになりました。本日はお話を聞かせていただきありがとうございました!
谷津さんの仕事に対する姿勢は、SIGNATEが掲げている「Mission, Vision, Values」を体現しています。
本日は、そこから「Vision【目指す世界観】」をご紹介します。