【競輪場分析】平塚競輪場
平塚競輪場バンクデータ
センター部傾斜 31° 28' 37"(400バンク31場中18位タイ)
直線部傾斜 3° 26' 1"
みなし直線 54.2m(23位)
ホーム幅員 11.0m(3位タイ)
バック幅員 9.3m(10位タイ)
センター幅員 7.5m(15位タイ)
センター最高地点高度 3.92m(19位タイ)
ホーム最高地点高度 0.66m(1位タイ)
バック最高地点高度 0.56m(6位タイ)
4角大外山おろし時高低差 3.26m(25位タイ)
2角大外山おろし時高低差 3.36m(25位)
S級上位戦になると外が伸びにくい
平塚バンクについて個人的な印象は「上位クラスになればなるほど外が伸びない」「イン捲りやイン突きが決まりやすい」というものでした。カントが緩めだから、というボンヤリとした理由を以前は想像してましたが、
以前書いたこちらの高低差概念で見ると、平塚はホーム幅員の広さも相まって、4角大外山おろし時高低差 3.26m(25位タイ)と、外コースの高低差がカントの緩さ以上に「ない」ことがわかります。平塚のダービーやグランプリで内突きが決まりやすいのも、外コースが高さを利用できずに伸びにくく、距離ロスとカントの緩さによる堪えのなさがパワーロスに繋がると考えられます。
ただでさえカントが緩めなのでS級上位の選手はコーナーで外に膨れやすく内は空きやすいのに、その外に膨れた選手が高さを使えないので、相対的に内が伸びるという算段です。
ですが、A級やチャレンジの下級戦になると、スピードが落ちるのでカントの緩さがちょうどよくなり、膨れにくくなりますので、内突きの場面が上位戦と比べて落ちる、という感じ。
明日からG1平塚ダービーですが、内潜れる選手の一発が期待的そうな展開で穴は期待したいところです。
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