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RTA in Japan Winter 2024 に『Hi-Fi RUSH』の解説として参加しました

こんにちは、Atsushiと申します。RTA in Japan Winter 2024 で披露された 『Hi-Fi RUSH』の解説を担当しました。

本記事では、Hi-Fi RUSH の解説を担当するまでにやってきたことを書いていこうと思います。あまり上手くまとまっていませんが、これも経験と思うことにします。


当日までにやったこと

音声スタッフを経験する

時期的には RTA in Japan 2024 Summer に向けての活動です。この頃は Hi-Fi RUSH が採用された時に音響スタッフを担当したいと思っており(シフトと重なるかどうかはさておき)、「RTA EXPERIENCE」で音響機材をさわらせてもらってました。

RTA in Japan 2024 Summer に Hi-Fi RUSH は採用されませんでした。ただ、音響のボランティアスタッフとして参加させていただきました。

昨年、マリオテニス エースの走者として参加したときにはわからなかったセットアップの流れやタスクを把握できていたので、寄付額投票なども含めてセットアップがスムーズにできたと思います。

イベント宣伝: RTA EXPERIENCE

RTA EXPERIENCE は中野の Red Bull Gaming Sphere Tokyo で開催されている平日オフラインRTAイベントです。RTAイベントの走者・スタッフとしての経験を積んでほしいというコンセプトの下に開催されています。

X アカウント
https://x.com/RTA_EXPERIENCE

本イベントで音響ミキサーをさわらせてもらったり、たまに走者として走らせてもらったりと、大変お世話になっています。

観覧としても自由度があり、披露されるRTAを見ながら他の観覧の方と雑談したり、各々が持ち込んだゲームやボードゲームを遊んだりというユルさも個人的に気に入っているポイントです。

Hi-Fi RUSH の RTAを覚える

時期的には2024年7月頃だったかと思います。インターネット回線が通せない時期があり、配信ができなかったたので、これを機会にチャートを覚えようと思いました。Hi-Fi RUSH のRTAは今年のどこかで覚えたいと思っていたので、ちょうどいいきっかけだったと思います。RTAを覚えたことをきっかけに、解説を担当することを意識し始めたと思います。

解説の経験を積む

「第3回 さいたまよいとこスピードランオフ」にて、とんこつさんが『マリオvs.ドンキーコング』の解説を募集されているツイートを見かけました。自分が解説の経験がないこともあり、解説の経験を積みたいという動機から応募しました。

このご縁から「RTA in Gunma @県庁」の『1人で2人プレイ』カテゴリでも解説を依頼いただきました。同日に自分も走者として参加することになっていたのも良いこ゚縁だったと思います。

どちらの解説でも、少なくとも一度は通しで遊んでみました。Any% (Classic) では自身でRTAを走るまでやっています。解説をする上で、自分で遊んだことがあったり、RTAを走るうえで難しいポイントを体験しておくことが自分にとって重要だと思った結果の行動でしょう。この考えは、マリオテニスの対戦コミュニティで試合を実況する経験から来ている考え方とも思います。

RTAをイベントで走る

無理ゲーRTAマラソンと名古屋RTAで披露しました。ゲームをプレイしながらの解説ではありますが、解説の内容を整理するきっかけとしても良かったと思います。

難航する解説の準備

解説の準備はとても迷走していました。解説の軸が何だったかを定める前に、過去のイベントをあれこれ参考にしようとして、「何か違うな…」を繰り返していました。

最終的には「自然に話せるよう、台本は要点を箇条書きにする程度」に落ち着きました。Hi-Fi RUSH は底抜けに明るい世界観とロックな音楽が魅力的です。この魅力を損なわないよう、解説をあまり詰め込まず、話せるタイミングで話す、くらいのハードルに設定しました。

たまランの解説では、話す内容に相違ないよう台本を見ることを意識していました。一方、RTA in Gunma ではゲーム画面を見る時間が多く、台本を見るための iPad をほぼ操作していなかった記憶があります。別カテゴリではありますが、2回目のマリオ vs. ドンキーコングの解説ということもあって、話す内容がある程度頭に入っていたため、ゲーム画面に集中できていたのだと思います。

本番当日

走者の走りをサポートできた

本番では普段の走りと環境が変わっていることもあり、チャートが崩れる場面もありました。Hi-Fi RUSH の New Game カテゴリでは自身のアクションをショップで購入する必要があるため、どの場面で何を買うか?が重要です。特に、オーバードライブスラッシュというスペシャルアタックに切り替えた時、リバーブコアの購入を忘れずに伝えられたのが良かったと思います。アドリブでどのアクションを購入すべきか?を考えられたのも、普段の走り込みの成果だと思います。

観覧から手拍子が聴こえてきた

ゲーム中のリズムパートでの手拍子はやりたいなと思っていました。「手拍子ができる空気感を作りたい」と思っていたため、手が空いている解説の立場ならできるなと。

すると、自分が考えていないタイミングでも手拍子が聴こえてきました。スペシャルアタック「オーバードライブスラッシュ」のノーツ入力のタイミングでした。

その時は、別イベントで同じ手拍子を導入していたしたいさんかと思っていましたが、後で聞くと別の方だったようです。観覧からも前のめりに参加してくれたことが嬉しかったですね。

暗転の演出が最高だった

Track 11 の最初、チャイがミュージックパワーでピンチを切り抜けるシーンで会場を暗転してもらいました。これは走者のエビスさんのアイデアでした。実際に会場を暗転させてもらえることを知らされたのはセットアップのタイミングだったので、走者・解説ともに良いサプライズでした。

序盤こそ自分や観覧の最前列でサイリウム持参組が振っていましたが、時間が経つごとに後方のスマホライトで参加してくれる方が増えるのもとても良かったです。ゲーム音声もヘッドセット越しに聴こえるほど上げてもらって、会場の一体感を全身で感じた時間でした。

おわりに

細かい反省点を上げるとキリはないですが、それを大きく上回る満足感がある回でした。走者・解説・観覧(オンライン含む)・運営スタッフ、関係者の皆様で作り上げた回だったと肌で感じました。重ね重ね、お礼申し上げます。

今後も、何かしらのイベントで Hi-Fi RUSH を披露していきたいと思います。もしそのイベントでご一緒することがあれば、今回のように一緒に楽しんでいただけると幸いです。


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