見出し画像

Divided Pickupの制作(3)

前回に引き続き制作。まずは前回の検討材料であったプリアンプユニットであるが、中華製プリアンプユニットを使ってみたところ、せいぜい5倍程度にしか増幅していないようだ。ではスピーカーも鳴らせるアンプならばと、これも取り寄せてみたが今ひとつ音質が悪い。

画像1

だがここで一つ思い付いて、ソフトウェア(MAX)側でシグナルを増幅してみたところ、うまくいきそうな手応えがあった。これなら調整もしやすいので、元のプリアンプを追加で注文した。郵便で送られてくるので到着が遅い。イライラしながら待つ。やっと届いた!

画像2

ケースは見栄えの良いラックタイプのものなどを購入するか迷ったが、うまくいく保証もないので、古いHDのケースを加工して使うことにした。このケースはスイッチング電源の質が悪く、すぐ壊れる。ただ、電源のコネクタにMini DINタイプのコネクタを使っているので、その穴を利用すれば加工が楽になる。電源自体は汎用12Vのスイッチング電源で良いのでそのジャックの穴を開ければ良い。楽器と箱を繋ぐケーブルもいずれDINにするつもりだったので、箱の方だけ先にDIN化した。

画像3

画像4

箱の中の配線はプリアンプユニットにピンをハンダ付けし、取り外しが簡単になるようにした。この方法なら後々ユニットの交換なども楽になる。出力のジャックはモノラル標準ジャックを5つ並べた。

画像5

画像6

このジャックからUSBオーディオインターフェイスに別々のチャンネルとして取り込むのだが、アナログ5チャンネル以上を同時に扱えるインターフェイスがなぜか品薄(半導体不足のせいか?)で入手できていない。これがもしうまく行って(もらわないと困るのだが)くれたら全ストリング分10本を入力することも考え、10チャンネルは欲しいがお金の問題もある、となると機種は限られる。さらにここ1、2ヶ月で大きな出費がありそうなので、インターフェイス買うのはそれが終わってからになりそうである。(またもや次回に続く)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?