就職活動がつらかったあなたへ
夏まで内定がなかった。周りが内定先が決まってウキウキしている空気の中で、私だけが内定ががなかった。
親に泣きながらラインする日もあった。将来が不安で眠れなくなる夜もあった。ふと誰にも求められていないと苦しくなる瞬間もあった。それでも地道に就職活動を続けた。
ある日志望業界の小さな会社から内定をもらった。早稲田出身ということで、スナックのお客さんからは「あなたならもっと大手を狙えるよ」と言われ、内定先からも「親に報告した時なんて言われた?」と聞かれた。私はどちらの質問にもうまく答えられなかった。
当初私は典型的な大手病だった。親が大企業に定年まで勤め上げたためか、それ以外の生き方は邪道だと思っていた。でもベンチャーの説明会などを聞く中で、小さな会社だからこそ自分が出来ることは大きいと考えるようになった。
私のおじいちゃんの口癖は「鶏口となるも牛後となるなかれ」だった。私も大手で使い捨てられるより、小さな会社で大きな仕事を任せられる存在になりたい。
働いてもないくせに何をいっているんだと鼻で笑う人もいるだろう。でもそれでいい。これは私の小さな決意表明だから。
内定がないあなた
大手病で苦しんでいるあなた
つらいよね
分かるよ
でも周りの声に振り回されないで
大手に受かったから何?
エライの?
エライのは会社であってその人自身ではないんだから
だから自信をなくさないでください
その会社で何ができるか
その人生にワクワクできるか
それをよく考えた上で選びたいね、あなたも、そして私も
一緒に頑張ろうね、
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