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海派か山派かという論争がある。もし恐い人に「海派か山派か答えろ、答えないと泣かす」と言われたら、「山派です」と泣きながら叫ぶだろう。こういう風に、一度で二つの欲求を満たすサービス精神をいつでも大切にしたいものだ(下の記事もなんだか似たような出だしだ)。 関東に出てきてから、高尾山にはしばしば登っている。かなりメジャーな観光スポットである。しかし、高尾山は手軽な反面、少し物足りない。そんな人におすすめのコースが陣馬山から高尾山へ抜ける縦走ルートである。以下、ある日の大まか
「ふろなんか はいるもんかと ふけつまん」。これは志賀家にあったアンパンマンカルタの「ふ」の読み札である。マイ・ファーザーは「ふろなんか はいるもんかと じゅうごくん」と捩っていた(しかしふけつまんとは、なかなかストレートでひどいネーミングだ)。私のお気に入りは「かざんから ひのたまこぞうが とびだした」だった。読み札が読まれる前に私がこっそり取るので、「か」の絵札はよく行方不明になっていた。カルタのルールを理解する以前の話である。 さて、現実の私は大変な風呂好きとして