見出し画像

“アニメ聖地”と歴史的建造物の融合で豊郷町の空き家売却がじわじわ人気!

はじめに

はじめまして、わたくし篠宮と申します。滋賀県各地の空き家売買をお手伝いしている不動産仲介の営業ですが、最近は「豊郷町って知ってる?」という話題で盛り上がることが増えました。



豊郷町といえば、かの有名な“旧豊郷小学校”がアニメの舞台にちなんで“聖地”扱いされたことが有名ですね。しかも歴史的建造物や古い町並みがあるので、なぜか“アニメ×歴史”というユニークな融合が注目されているんですそんなちょっと変わった観光魅力が、いつの間にか空き家売却の追い風になりつつあるとか。

今回はその理由を解説するとともに、“どうすれば高値で売れるのか”私なりにまとめていきます!


1. 豊郷町の“アニメ聖地”と歴史的建造物

1-1. 旧豊郷小学校のアニメ聖地化

豊郷町にある旧豊郷小学校は、某有名アニメの舞台に酷似しているということで、一時期ネット上で大きな話題となりました。
そこから“聖地巡礼”に訪れるファンが増え、いまでも観光客が絶えないんですよ。
私、篠宮の知り合いにもわざわざ東京から訪れた人がいて、「こんなところにファンが集まるなんて」と驚いた覚えがあります。

1-2. 歴史ある建築物と古き良き街並み

一方で豊郷町は、伝統的な日本家屋や商家建築が点在し、“滋賀の小京都”のような雰囲気を醸し出している箇所も多いんです。城下町ほど華やかではないけれど、“落ち着いた田園と歴史のミニ観光地”として存在感があります。
築古物件であっても「古い建物が好き」「レトロ建築を活かして何かやりたい」という層にはウケが良いんですよ。

1-3. 近江鉄道&車でのアクセス

近江鉄道を使えば彦根や近江八幡方面へも移動でき、車なら名神高速を利用しての移動も比較的スムーズ。大都市圏からの距離を考えても“ちょうどいい日帰り旅行先”であり、聖地巡礼+歴史探訪という形で観光客が潜在的に多いんです。

2. 空き家売却がじわじわ人気なワケ

2-1. “聖地巡礼”を絡めたビジネス需要

アニメファンが一定数訪れるなら、「その流れを活かしてグッズショップやカフェをやりたい」と考える投資家や起業家がいます。しかも古い和風建築があれば、「ここを改装して、ファンがわいわい集まるスペースにできそう!」と盛り上がるんですよ。

2-2. レトロ建築×移住希望者

若い移住者の中には「静かな町でレトロ物件をリノベして暮らしたい」という方が増えています。アニメや歴史をきっかけに豊郷町を知り、「実際に来てみたら町並みがいい感じで、空き家があったら検討してみたい」となるパターンも。
私が担当したお客様には「旧小学校を見に来たら、街の雰囲気が気に入っちゃって移住を考えた」というエピソードがあって、“聖地巡礼観光→移住”なんて流れも現実に起きてるんですね。

2-3. 都市部への程よいアクセス

豊郷町は滋賀県東部に位置し、隣接する自治体には彦根や愛荘町などがあり、大阪・京都などからも2~3時間で来れる範囲。移住や二拠点生活を考える層にとって、「町自体がほどよく田舎で、意外と行き来もしやすい」ってのが売りやすいポイントになります。

3. 空き家売却で“アニメ聖地×歴史”を活かすコツ

3-1. 聖地巡礼スポットや旧小学校までの距離

物件から旧豊郷小学校まで何分かかるのか、徒歩or車、近江鉄道の最寄り駅からの行き方などを示すと、「観光客が立ち寄りやすいかも」とイメージしやすくなります。私・篠宮は“○分で旧小学校”って強調すると「めっちゃ近いですね!」とテンション上がる投資家さんを何度も見ました。

3-2. レトロ建築をプラスに捉える

もし築古の和風建築なら、「ここをアニメファンが喜ぶ古民家カフェに」「昭和風の内装にしてイベントを定期開催」なんて案を提案しましょう。観光客やファンが写真を撮りたくなるような雰囲気づくりができれば、思いのほか高値成約もあり得ます。

3-3. 地元イベントや町の祭り情報

豊郷町には旧小学校のイベントのほか、地域のお祭りや体験イベントもあります。物件案内のときに「町内ではこんな行事があって、外から人が集まるんですよ」と話せば、「コラボ企画ができそう」と勝手に盛り上がってくれる買い手さんも多いんです。

4.豊郷町の売却エピソード

古民家+アニメ推しであっさり成約
先日、私が担当したのは、豊郷町の旧小学校から徒歩20分ほどの築40年の和風住宅。売り主のFさんは「ここ、駅からも遠いし、アニメの聖地なんて大げさでしょ…」と冷めた感じ。でも私は念のためSNSで「旧豊郷小学校から歩いて20分! 昭和の古民家が残る空き家です」と投稿。

すると都内のアニメファンかつDIY好きの女性が興味を示し、内覧へ。「ここなら、聖地巡礼に来た人が少し足を延ばして寄れる距離だし、古民家感もたまらない…!」と一目でハマり。さらに「昭和風喫茶を開いて、アニメコラボイベントなんかやりたい」「旧小学校帰りのファンが喜ぶようなグッズコーナーを作ろうかな」と妄想が止まらず、売り主のFさんも「そんな使い方があるのか…」とポカン。

結果、驚くほどスピーディーに購入を決断し、当初の査定額よりやや高い価格で成約。Fさんは「マジで? アニメファン恐るべし…」と驚嘆していましたが、彼女いわく「聖地巡礼客は結構リピートするし、古民家はインスタ映えする」とのこと。こうしてアニメの聖地力とレトロ建築が奇跡のコラボを果たし、空き家は見事に新たな形で生まれ変わることになったんですよ。

私も“人気は侮れないな~”と再認識でしたね。

5. まとめ

豊郷町の空き家売却がじわじわ人気なのは、“アニメ聖地”(旧豊郷小学校)と“歴史的建造物”の組み合わせが面白いからこそ。聖地巡礼で訪れるファンや、レトロ建築を活かしたカフェやゲストハウスを考える投資家など、ターゲットは意外と広いんです。
「こんな築古、駅からも遠い…」とあきらめずに、“歩いて行ける旧小学校がアニメ観光の要”という情報をしっかり付け加え、昭和風情や和室の魅力をプラスしてPRすれば、思いがけない高値成約に繋がるかもしれません。

私・篠宮としては「アニメ×歴史」の融合は今後ますます面白くなると思っているので、ぜひ空き家売却に活かしてみてくださいね。

いいなと思ったら応援しよう!