ぷろぴのひろば増刊号
増刊号(2021年8月26日)
毎月26日はぷろぴの日、今月も集まりましたよー!
今月は、一周年のわっしょい大喜利を彷彿とさせる「無理問答風」。
お題は、「社員がキャリア自律したら、会社辞めちゃうんじゃないの?という社長には、キャリコンとして、このように返します。」でした。
真面目部門と大喜利部門の2部門で、厳正なるグループ審査を経て入賞作品が決定しました。
尚、矢印コメントは審査員のつぶやきです。
【真面目部門】
★最優秀ぷろぴ賞
「社員がキャリア自律することで社員一人一人の市場価値があがり、それを支援してくれる会社へのエンゲージメントが高まって組織が活性化して会社の成長に貢献しますよ。」
→個人と組織の成長をつなげている
→エンゲージメントと絡めたのが良い
→経営者にはエンゲージメントっていうワード
→プロティアンキャリアは、個人と組織の関係性の質を向上して。個人の成長と組織の活性化を支援する。
★優秀ぷろぴ賞
「そうですね。だからこそ、魅力的な会社にしましょう。」
→わかりやすい
→一言だけど深い
→シンプルなのに響く
★管理人特別賞
「ご不安は当然だと思います。ただ、未来のことを考えてみてください。キャリア自律していない社員が5年、10年と在籍していることは、御社の発展に繋がるでしょうか?キャリア自律した上で御社にいる人は、自らの意志でその選択をし続けている人です。辞める人も出るかもしれませんが、長期的には御社にいるべき人が残るのではないでは無いでしょうか。優秀な人材が辞めてしまうとしたら、恐らくその人は遅かれ早かれご自身のタイミングで辞めていく人です。今から組織課題を見つめ直し、そのような人がいたいと思う組織づくりを一緒にしていきませんか?」
→模範解答のように思えます。共感から入り流れを作っていますね。
あとは、社長さんとの関係性によっても伝え方が変わるように思います。
→キャリコンの模範解答です。
★ぷろぴ賞(順不同)
「社長、あなたの信念が素晴らしく、社員を大切な家族と思う気持ちがあれば、個人と組織が自律して会社成長の源泉となる事に異論の余地はないでしょう!」
「自律出来る能力のある社員と自律できないで、会社にぶら下がっている社員と、経営者ならどちらの社員があなたの会社に貢献すると思いますか?」
「社員の自律は、仕事の生産性をあげます。」
「残念ながらお宅の会社にキャリア自律できそうな人材は見当たりませんので、心配ご無用!」
「社長、これまでも社員が、仕事に対するやらされ感を口にして、“辞めるという【外向きな自律】を選択”をすることがありました。これからは、仕事を自分ごとにして“やり切るという【内向きな自律】の選択”ができ、そこから互いに働き甲斐を創出し合える職場風土を整えて行く必要があると考えます。」
「キャリア自立していない社員が多い会社が今後生き残っていけると思われますか?、と逆に質問をする」
→どんな答え来るか聞きたい
「そうでしょうね、会社がキャリアを自律できるところだと魅力を感じなければ、辞めると思いますよ???逆にキャリアの自律を支援する企業であれば、むしろ生産性が高まると思いますよ。それでも本人が会社の能力を超えたら辞めていくでしょうね。」
「会社がキャリア自律を応援する体制にしたら辞めないと思いますよ。キャリア自律できる会社で働きたいという会社こそ、生き残れると思うんです。」
「社員だけじゃなく会社もキャリア自律することによって魅力的な会社になりますし相乗効果でより活気のある会社になると思います。」
「私もそうでしたが、社員の成長に会社が答えてくれれば辞めません。成長した社員が提案する新規プロジェクトの背中を押し、共に会社を発展させることができます。」
「社長のお人柄に加えて御社には十分な魅力と将来性があるので、それは・・・」
→それは・・・が斬新である
「社長!社長ご自身が自律されていらっしゃる会社ですから、社員が社長に追いつく事で益々会社が発展しますよ!」
「キャリア自律が出来た社員が辞めるとすれば、それは組織が病んでいるからですよ。怖いですか?」
「え、まじですか、じゃあ組織でバリバリ社員のキャリア決めちゃいましょうか?え、そうしたら、もっと辞めちゃう?え、どうします?」
「キャリア自律したら辞めちゃう?と思ったんですね…逆に自律しない社員は会社に依存心が高まると私は思ったんですが…この先、年齢を重ねるうちにどうなっちゃうか…と私は思ったんですが…私の話し聴いてもらえます?それはね??…キャリア自律の価値話」
「辞めません。辞めたとしたら別の理由があるからです。キャリア自律はES(社員の満足度)を高め、生産性が向上します。中長期で見れば離職率が低下します。」
「その前に社員が働いている会社そのものが危うくなりますが、いかがでしょうか。」
「会社辞めちゃうと思っていらっしゃるんですね。」
「そうですか。そう思われるのはどうしてですか?辞めてしまうような会社を作ってきたんですか?もしそう思うのであれば、今後、社員が自律しても辞めない会社を作って行く必要があるのではありませんか?」と質問攻め。
(本当に言えるかどうかは別として)「社長さんすごいですね。キヤリア自律できない社員全員の人生(=キャリア)をまるっと全て最後まで面倒見ることができるとは。あっぱれです!」
「自律とはどうなることと考えられているか教えてくださいませんか?」
「自律した社員が多いと売上が上がるという報告が海外でもあるようです。自律した社員は、アイデンティティに沿って変化に適応をしてくれます。それを応援してくれる会社なら、むしろ貢献してくれると考えられます。」
→「海外で」と言われると、「そうだな」と思うと思います
「いやいや、社長さん。キャリア自律した社員は会社に残り、会社と共に、成長、拡大していこうとします。逆に、キャリア自律してない社員は、自分の意見をもたずに“金太郎あめ”と一緒ですよ。指示待ち人間ばかり、残っては、会社は成長しませんよ。」
「会社としてそういう人材を育てましょうよ!(辞めたって仕方ない!)そしたらキャリア自律した人材が入ってきますよ!」
→シンプルで潔い
概ね 以下の2点を説明します。
1.キャリアコンには、大きく3つのタイプがあること
①就労・就職支援(ハロワーク・学校の就職支援センター)
②転職支援(人材紹介会社、ヘンドハンティング会社)
③企業内支援(企業内・従業員向けキャリアコンサルティング)
2その内「企業内キャリコン」は主な支援は、社員の定着・成長&組織活性化支援
・社員のキャリア自律(自分の成長・幸せの為に、自ら考え行動する)
・キャリア自律した社員が「継続して今の会社で働きたいと思える職場つくり(組織開発)」
という、2つの支援がキャリコンの仕事であると事例を交えて説明する。
【大喜利部門】
最優秀ぷろぴ賞(該当ありませんでした。)
優秀ぷろぴ賞(順不同)
「辞めてったらええやん。これから、辞めてった社員が、後悔するような会社にしてやりまっせ。後悔先にたたずですわ?」
→おもしろすぎ
「社長、大丈夫です、社員みんなロボットなので(未来)」
→今どきの感じ
→イマドキです
「今の社長の心境と掛けて、大喜利芸人(うまくん)の好きなものと解く、その心は…「おっかねぇ???」?「お金??」…お後がよろしいようで????」
→ユニーク
→うまくんが気になる
ぷろぴ賞(順不同)
「そんなに辞めたかったら、グズグズ言わんと自己都合で退職届を今出さんかーえ!」
「キャリア自律せんしょうもない社員にいつまでもスネかじらしておいて、どないするねん!」
「自律は、地立ですよ。きっちり根を張るには、自律して地立するのがいいちゃうんか。」
「辞めるなら それもまたよし ホトトギス。」
「その時は…、逆に雇ってもらいましょう!」
→一言だけど深い
「社長、自律した社員はとっくに辞めてます!残ったのは、私も含めて身内だけです(笑)」
「もし魅力の無い会社やったら、そりゃ社長皆んな辞めて行きますわな!」と返す。
「この会社っておっさん(社長)を写す鏡はありましたか?おっさん(社長)の姿を写すのは社員何ですがねえ……おっさんの鏡を磨かないと、誰も社員はここで自分を写そうとは思わんちゃいます?」
「社員みんな自分で立てるようになるということで、そう、例えるなら赤ちゃんからやっと二足歩行出来るようになって両手で会社という神輿を担ぐことが出来るようになります。」
「社長も一緒にキャリア自律して、別な会社を創りはったらええねん!」(大阪弁の使い方が分からない)
→ 全体的に関西弁が乱発されてる適度な違和感
「辞めさせたい社員をひとり残らずキャリア自律させちゃいまひょ。ツクツクボーシ??いい仕事しまっせ~」
「少なくとも人生は辞めないでしょうね!」
「そりゃワレの洗脳解けるからな」
「辞めちゃう…て、自律は辞めるて…、繋がりまへんがな。自律は成果に繋がる。イキイキ社員が会社もイキイキ。元気ですか?アントキノのイキイキ(アントニオ猪木風)、あとで社長に、あの時、イキイキ言っとったなぁー、と言わせたりますわ。」
「むしろ、そんな自信がない会社は、会社やめた方がいいんちゃいますか。」
→ストレートな感じ
「社長はんから離れる社員がいるわけないですやん!国からも助成金が入りまっせ!ほな、どうでっか?」
「まさに!自立ですね!」
「・・・全員残ったりして!?」
→社長、やる気になる
「社員が今よりバリキャリになってもうかりまっせ」
「社員を囲ったって勝手に自律するでぇ?そしたら社長はんが辞めることになるかもな( ̄∀ ̄)」
「うちの会社にいれば、「お金もらいながら、楽しく仕事ができると思える=誰からも羨ましがられる会社」に社長がすれば、ええやん。なんなら、私 、お手伝いしましょうか・・・。」
(編集後記)
今回は、CPHO(ぷろぴのひろば最高管理責任者)の中村氏不在のなか、長谷川さん@新潟に初ファシリをお願いし、また、新たに、竹田くん、しよりんご師匠の2名を管理人に迎え、無事開催することができました。ぷろぴのみなさま、今回も御協力ありがとうございました。
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