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バックパッカー4日目ダーウィン toアリススプリングス ~キャサリンでの出会いを挟んで~

今日は、ダーウィンから移動する日。次の地、アリススプリングスへ向かう。
1日かけての移動になり、着くのは明日。

パリピ宿とは、とうとうお別れ。バス停へ向かう。
同じ地へ向かうおばちゃんとベンチで隣り合わせに座る。出発までにはまだまだ時間がある。バス停には、市内をまわるバスも留まるため、アボリジニの人口が一気に増える。相変わらずに、怒鳴っていたり毛布を引きずっていたり、あとみんなはだしなんだよね。隣に座ったアボリジニは、ここまで近い距離なのは初めてでキョロキョロしていたのでちょっと警戒心張ってた💦
でもなぜか、話しかけたそうにしているのかなって思った自分がいて、アボリジニについてちゃんと調べてみようと思い、バスが来るまでひたすら検索してみた。


アボリジニとは

たった150年間で、100万→7万人93%が死滅した。
イギリスでは産業革命による失業者が激増。
同時に、都市部では犯罪者が激増した。国内の監獄が定員オーバー。

イギリス政府からは先住民とは友好的な関係を保つように指示を受けていた。

アボリジニは侵入してきた白人に親切にした。

白人がアボリジニの居住地に居座り続けて土地や水を奪いはじめる。

アボリジニは戦闘を好まないため、ほぼ一方的に迫害された。

報復合戦
アボリジニは強姦や殺人を犯した。張本人である白人のみを攻撃した。白人たちは家畜1頭盗んだだけで、1人殺されただけで、部族全体を虐殺した。

スポーツ殺人
オーストラリア政府はイギリス人がアボリジニを自由に殺す権利を認める法律を制定。週末は「アボリジニ狩り」なるスポーツハンティングが流行していた。もはやカンガルー狩りと同じ感覚であった。頭部のコレクションなどもあった。

邪魔なアボリジニを保護政策という名の強制移住&餓死

同化政策
・『奪われた世代』
 アボリジニの文化を消滅させることを目的に子供を劣悪な強制収容所に送り込んだ。
・男児の奴隷化
・大量の混血児
 白人とアボリジニのハーフが無数に産まれてきた。
混血児たちは白人家庭で家族として扱われることはなく、父親から捨てられた。

オーストラリアのラッド首相が30分にも渡る演説で「お詫びする(sorry)」という謝罪の言葉を6回繰り返した。

シンプルよんこまイイロー

虐殺者たち
集落の井戸に毒を入れたり、毒入りの小麦粉も配られた。
崖から突き落としたり、獰猛な狩猟犬に食い殺させた。

鬼畜たち
赤ん坊を首だけ出して埋め、蹴って首を遠くに飛ばす競争をした。それを目の前で見させられていた親はどういう心境だったであろうか。ナチス顔負けの鬼畜である。

シンプルよんこまイイロー

ざっくりと流れをまとめるとこんな感じである。詳しく知りたい方は、こちらを読んでみてほしい。https://iirou.com/australian/

現在は、補助金をお酒やドラッグ、タバコに使用。
ダーウィン中心部では確かにアルコール中毒のアボリジニが多く徘徊していたりと怖い一面もあるけれど、この一連の流れを理解するとどこに何に焦点を置くべきなのかわからなくなってしまったこの残酷な過去は、無くしてはいけないし、アボリジニの伝統や文化を無くさないようにと彼らも受け継いで今がある。多国籍の外国人がツアー参加などで情報を知識を付け、理解をしようとする無くさない努力が見られる。とても嬉しいことだ。だが、オーストラリアの人は、見て見ぬ振りをしているとも感じ取れる。街中でも見かけるアボリジニに対して私たちは何も干渉しません、関係ありませんって感じ。気にしないって外国人の良さでもあるけど悪くも考えられる。国が何か働きかけているのか、この現状を少しでも変えようとしているのか、ただ寄付をしているだけなのではないのか。このような状況を目の当たりにして、私たちが少しでも知ろうとすることからが大切だと考える。
また、北部と南部で、博物館や展示を見てきたが北部をオススメする。南部の方はやはり、アボリジニが少ないせいか歴史的発信が弱く見られる。文章より展示物系だ。アボリジニよりも、オーストラリアに生息する動物や生き物の方が中心的のようにも感じた。
私の見解だけれども😅


バスに乗ると、Wi-Fiがあるとの事だったのに無く、移動中はずっと圏外😌
停留所が沢山あり、休憩も度々あるがなんせ縦断なもので降りても基本電波がない、要するに田舎だ。
ただ、時間と停留所は割ときっちり揃っていたので位置情報が使えなくてもなんとなく今どこにいるか理解できた。前もって、タイムテーブルは写真に撮っておくこと!

キャサリン途中下車

途中でキャサリンに1時間降ろされたので、散歩したりスーパーに寄ったりで時間を潰した。

キャサリン到着一発目の写真!何もなさそう!

最初は、キャサリンで一泊するものか悩んだがあまり何もないし、1時間で回れるなと思ったので辞めることにした。この判断は、正解!
ダーウィンよりもアボリジニが多かった。スーパーでは、アボリジニと警察官が揉めていて追いかけっこしていた💦キャサリンでは、目に入るところに必ず警察官がいる。拳銃を持った覆面警察官っぽいのもいる。特に、日本人がここに居るのは珍しいため注意的に気にかけてくれていたような気がする。外を歩けば前と後ろでアボリジニに挟まれるため、ちょっとドキドキと用心👀 
田舎だけどマックはすぐあったからなんかどこに行ってもマックの安心感笑


スーパーに拳銃!?

思ったより早くにバス乗り場へ来てしまった。先に来ていた、ダーウィンで一緒にバスを待ってたおばちゃんと雑談して待った。

色んな話ができた!どこに行くのか、何しに行くのか、私の旅の話など。
私の母は昔、オーストラリアを一周しており、おばちゃんには「お母さんに似ているのね、娘はお母さんに似るものね^^」って。1人で旅をしていることに驚いて褒めてくれた〜〜(見た目的にも幼いから余計に小さい子がすごいわね〜だと思う笑)


彼らとの出会い‼️


バスに乗車。

すると、日本人の男性2人が乗ってきた。年齢は同い年か下くらいだ。珍しい。
あとで話しかけてみよっ   からの大爆睡💤


夜に40分くらいの休憩で下車。トイレはまさかの電気なし笑 真っ暗で何も見えないって他の人と一緒に笑った笑

売店で例の2人がいたので話しかけてみた!バスが来るまで席に座って沢山話した。久々の日本人で嬉しい。彼らは、私と同い年と一個下の大学生。
まって、めっちゃ話しやすいし気が合う気がするんだけど!?
彼らも縦断旅をしているらしい。テレビの水曜どうでしょうに影響され、去年に行こう!と決めたとのこと。ダーウィン本当に日本人いなかったよねとかあのミッチェルストリート治安悪いよねとかあそこの宿泊まってさ〜とかお互いの旅の話をできるのが嬉しかったし面白かった!2人は、キャサリンに一泊してたらしいけれど、2人いわく、やはり泊まる必要はないらしい暇だったって笑
色々話していたらあっという間に出発の時間。


また途中の下車で合流。夜中の1時とか2時とか。次は1時間の空きなので3人で散歩することにした。夜中の方がアボリジニって活発でみーーーーんな起きてる、なんなら公園で音楽かけて楽しそうにしていたり、犬を沢山引き連れていたり。
話しかけられるから、こーゆーときに1人じゃないと安全。

お互いの明日のプランの話。もちろん、私は未定!何しようかなくらい!
2人はレンタカーを借りて回るらしい…


これ、このプランにのっかっちゃう!?
直感?フィーリング?でここでバイバイはもったいない気がした!一緒に回ったらすごく刺激になる何かがありそうって思ったんだよね。

2人もノリノリで承諾してくれて、

急激3人旅決行‼️

ワクワクの何かが待ってるね〜〜〜〜


とりあえずアリススプリングスまで引き続きバス!