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イケそうです
シエスタの加藤です。
先日お便りしました、チョコバスクチーズケーキの試作が、8割方完成しました!
チョコバスクチーズケーキととオレンジの組み合わせも相性抜群でした!
後は、オレンジジャムの分量の微調整のみです。今年のバレンタインにご案内出来そうです。
今日は、なぜ私がチョコとオレンジの組み合わせに魅了されて、こだわっているのか?お話ししますね!
それは幼い頃に出会ったあるお菓子にあります。
私がまだ小学生だった頃のお話です。
「ただいまー!」と家のドアを開けると、どろんこになった靴を玄関に放り出し、自宅の廊下を猛ダッシュ。
勢いそのままにランドセルを放り投げると、おやつを食べたくて真っ先に台所へ直行していました。
「今日のおやつは何だろう!!」ワクワクしながら戸棚を開けた瞬間に、私を笑顔にさせてくれるクッキーがありました。
チョコでコーティングされたクッキーの中に、オレンジのジャムが入ったお菓子です。
昭和生まれのあなたならきっと1度は、食べたり見かけたことがあると思います。
一口ほうばると、チョコの風味とオレンジの爽やかな香りが、お口いっぱいにひろがります。
子供心にチョコとオレンジは最強だ!と食材の相性の良さに目覚めた、少年時代の思い出のクッキーです。
今では、全く見かけなくなったそのお菓子は、ロッテのジャッフィー。
見かけないはずです。販売中止になったとのことです。
もう食べられないと思うと、
余計に食べたくなります。
頭の中は濃厚なチョコと爽やかなオレンジの風味で一杯です。
色々制限されているこのご時世、美味しいものを食べた~い!欲求は以前にもまして強くなるばかり。
一度食べたくなったらもう止められません。
しかしジャフィーは販売中止。
ジャフィーはもう食べられませんが、チョコとオレンジのスイーツは作る事が出来ます。
そこで昨年バレンタインのスイーツとして、ガトーショコラとオレンジのコラボのスイーツをご案内しました。
そして今年は更に進化させて、シエスタで昨年から大ブレイクしている、バスクチーズケーキで懐かしの味を再現します。
そのスイーツは、オレンジ香る濃厚チョコバスクチーズケーキです!
それでは出来たてホヤホヤ、新作のオレンジ香るチョコバスチーについて、ご説明しますね。
シンプルなケーキだけに、味を左右する材料にはこだわりました。
先ずはクリームチーズのこだわり。
バスクチーズケーキは、一般的なベイクドチーズケーキよりも使用するクリームチーズの量が多いのが特徴です。
クリームチーズそのもの味が、バスクチーズケーキの出来を左右するので、材料選びは最重要ポイントとなります。
シエスタでは、北海道の十勝産のクリームチーズを使用します。
原料は広大な大自然の中で育てられた、乳牛がら絞られたフレッシュな牛乳です。
酸味が少なめで、ミルキーな味わいが特徴で、パンにそのまま塗って食べるとミルクの濃厚な風味がストレートに感じられます。
チョコレートは、クーベルチュールを使用します。
お菓子作りの好きな方は、1度は耳にした事があると思います。
クーベルチュールは普通のチョコレートよりも脂肪分が高く、口溶けがなめらかなチョコレートです。
国際食品規格委員会によれば、成分においてカカオ35%以上でなければクーベルチュールと称することができないとあります。
今回はカカオ65%の高級クーベルチュールを使用します。
濃厚なカカオの風味と口の中でなめらかに溶けてゆく、リッチなチョコバスチーができあがります。
そしてこのリッチな生地の中に、オレンジのコンフィチュールを加えます。コンフィチュールとは、オレンジのジャムです。
ジャムと言えば様々なフルーツで作りますが、オレンジのジャムは大変手間と時間がかかります。
他のフルーツジャムとの違いは、オレンジは皮ごとジャムにすることです。
味がなじむようにオレンジの表面に無数の穴を開け、雑味を取リのぞき、香りだけを残すために大量のお湯であく抜きをします。
この作業を2回繰り返します。
その後冷水で36時間オレンジの皮がふやけるまでつけておきます。この二つの手間が、オレンジジャムの風味と口当たりの良さに大きく作用します。
オレンジの下処理が出来たところで、ようやくお砂糖と煮込んでいきます。
グツグツお鍋で煮込んでいると、湯気と一緒にオレンジの爽やかな香りが立ち上ります。
厨房はまるでオレンジのアロマテラピーをしているかのようで、気分もリラックスしてくるのです。
手間暇かけて完成したオレンジのジャムを、今回のチョコバスクチーズケーキにたっぷり使用します。
厳選した材料で、手間暇をかけてチョコバスクチーズケーキは、ようやく完成します。
そのお味はチョコレートの濃厚な香りと、クリームチーズのなめらかな口溶け。
更にオレンジのジャムの爽やかな風味が、お口いっぱいに広がります。
そんな濃厚で口溶けなめらかな、バスクチーズケーキには、濃いめのココアかブラックコーヒ、がびったりです。
一口食べて、濃いめのココアやコーヒーを含むと、お口の中でトロリとほどけてゆくような食感をお楽しみ頂けます。
そうして今回もオレンジのジャムもお付けします。たっぷりバスチーにつけて召し上がって下さい。
クーベルチュールチョコレートの濃厚な香りと、オレンジのジャムの爽やかな風味がお口いっぱいに広がります。
チョコレートとオレンジの相性が抜群のシエスタの新作バスチーを是非どうぞ!
ご家族と一緒に、お気に入りのお飲み物をいれてティータイムをお楽しみ下さい。
「チョコのバスクチーズケーキ濃厚でなめらか~お母さんありがとう~」
きっとご主人様やお子様も、お喜びになられることと思いますよ。
意中のお相手がいるあなたは、バレンタインのプレゼントに是非どうぞ。
大好きな男性にプレゼントするのは勿論、最近では男性から女性にプレゼントする、逆チョコなんて言うのも、定番化してきたみたいですよ。
昨年シエスタのお客様でお食事された後に告白したら、お付き合いする事が出来ました!と嬉しいお便りも頂きました。
愛の告白にも、シエスタのチョコバスクをどうぞ!
今すぐご案内したいところですが、冒頭でもお話ししたように、完成度は現在8割程度。
残りの2割はオレンジジャムの分量調整です。
今から最終の試作に入ります。2日後の1月30日、15時頃にはご案内が出来ると思います。
是非スマホをお手元に、楽しみにお待ち下さいね。