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いない前提で考える
オンラインヨガレッスンを開講するにあたり、知人に連絡を取って参加してみないか?と声掛けをした。
30代半ばの同級生たちは、9割方子育て中で乳幼児を抱えている人が多い。
15分・30分のレッスンを設けてはいるが、やはり「子どもがいるから時間が取れない」という理由で参加したいけど諦めている人が圧倒的なのだ。(もちろん「新米インストラクターのヨガなんてしたくないわ。子どもいるからっている理由で断るか」と言う方も一定数いるという認識もあります)
ヨガをしたい思いがあるのに。
悔しい。
そしてふとよぎる言葉。
「あれ、旦那はどうした?どこへ行った?」
結婚式に参列したり、飲んだりしたことがある旦那さんも多く、具体的に顔が浮かぶ。
15分・30分のレッスンの間でも旦那は子どもを看ることができないのか。
一方で参加してくれたママさんもいる。
(ちゃんと他の生徒さんも見ているけれど)ママさんのレッスン中の様子を見ると隙あらばカメラ前を横切ったりカメラに突撃して画面が揺れるとか、ポーズ中にノソノソと寄ってきてくるベビーが見受けられた。その度にママは抱き上げてカメラの位置を直したりしていた。
これが現実なのか。
自分を看てあげましょう。って言っても「こんにちは!」とエンジェルスマイルで来たら、そちらに目を向けちゃいますな。
レッスンに来てくれたママさんから多くの事を教えられ考えさせられた。
本当に感謝しかない。
そして感謝の次に浮かんだのは、
再び「あれ、旦那はどうした?どこ行った?」だった。
画面の中だけでなく、画面の外にも旦那はいない。
子育ての現場を体験したことはないので、何かモノ申す立場にはない。
だが現状は理解した。
そのうえで、ヨガをしたいと言ってくれた人に自分の立場から何ができるのか。そちらに考えをシフトして行動していこうと思う。