うずら
卵巣がんの治療中に、使って良かったもの、やってみて良かったことなどのメモです。主に「ふりかえり卵巣がん日記」の中からの抜粋です。
さて、転院準備は滞りなく進み、再びA先生にお世話になることとなりました。 ウィッグ取れたんですね転院先の病院に初めて行く日はちょっと緊張しました。A先生に「あのまま、あちらの病院で診てもらえばいいのに」とか言われたらどーしよ...などと心配で(笑)。結果、ほぼ半年ぶりにお会いしたA先生、そんな意地悪なことはおっしゃらず「あ、うずらさん昨日も会いましたね」的な、いたってフツーの態度で「その後いかがですか?」と。拍子抜けするほどトントンと前の状態に戻った感じでした。 「ウィッグ
主治医のA先生の病院異動にくっついていく形で、私も転院するか否か?をしばらく迷った結果「やっぱ転院するか...」と気持ちが傾いてきたところまで、前回お話しました。 専門家に相談したいでも、転院ってわりと大きな決断です。勇気がいりました。誰か(専門的な人)に諸々の事情をふまえてもらった上で「それで大丈夫です!」と背中を押してほしい...と思いました。 で、これまでも、各場面で専門家の皆さんにお悩み解決の大きな力になってもらったことを思い出しつつ、「やはりここは公的機関に!」と
主治医のA先生が病院を移ることになりました。大学病院なら、まま起こり得るであろうこの事態に遭遇したら...はて、どうしたものか。主治医についていく形で転院するか、それとも主治医がかわることを受け入れる? 新しいドクターも、いい先生かももっとも、この時点ではこの「主治医異動モンダイ」に対して私は「好きな選択肢を選ぶ」というよりも「暗黙のルールに従うべき」と思っていました。「こうするのが一般的、ふつう」という定型があり、その通りにするモンなんだろうと。それが知りたくてネットに寄
経過観察以降の生活の変化のことを、数回にわたって書いてきました。食事や運動まわりで思い出したことや追加があればまた書き足すとして、ここらで一区切り。通院事情に話を戻します。 「私は病院をかわることになりました」えっと、2020年1月に経過観察になった...ってとこまでお話したんですね。この頃は2ヶ月おきの通院だったので、次は3月、ひな祭りのころでした。 2020年の春といえばコロナ渦スタート時。コロナっていったい何ぞや?と、皆がそわそわビクビク、でもマスクしてない人もけっこ
いくつかの運動を習慣化した、というお話を前回しました。そこで補足的に「習慣化」するまでの道のりを今回は書こうと思います。基本グータラ、かつ無駄を愛する私がライフハック的なことを綴るなんておこがましいんですが… まさにアサメシ前「何かを習慣化しようとしたら、まずはそのための時間を確実にキープするのが第一歩」と、聞いたことがあります。そして「その時間を固定するといい」とも。なるほどたしかに。時間なきゃ何もできませんもんね。で、まずは「朝、起きぬけに運動する」と決めました。いった
さてさて、病気後の生活の変化についてお話してきましたが、これが最後の項目かな?今回は運動についてです。 はい、運動するようになりました。軽いものですけどね。そして結論はもう、タイトルになっています(笑) 病気前は典型的な「運動不足のデスクワークの人」で、運動の習慣はなかったです。「うずらはフラやってるから(大丈夫じゃないの?)」と、よく知人からは言われましたが、たかが週に1回のフラレッスンなんてたいした運動量じゃありませんから、カウントするに忍びない。 運動したほうがおト
前回の投稿から2ヶ月以上、間が空いてしまいました。毎回読んでくださってる方には、本当にごめんなさい。 「ここまできたら一気に最後まで書くぞ!」と思ってたのに、不甲斐ない限りです。仕事の大波に飲まれていましたが、なんとか水面に浮上しつつあります。振り返り日記、続けます。 経過観察となり、病気前と後の生活上の変化の話をしていました。 睡眠、食事ときて、今回はお酒のはなし…となれば、またも雑談100パーセントになりそうですが、よかったらお付き合いください。 大好きなお酒なのにお
先週から、日常生活のなかで病気前と変えたことをお話しています。今回は待ってました(!?)ご飯のお話、食事についてです。 食はその人となりを反映するものゆえ、好み、習慣…そして体質によって合う合わないもあるわけで「何を食べるのが体に良い?」ってホント人それぞれ全く違うと思います。 だから「この食事や食材が絶対イイ!」なんて一概には言えないんじゃないかなぁと思ってます。とどのつまりは「自分で『これがいい』と納得する、あるいは楽しめる食事がいちばん」なんじゃないかと。なので、この
卵巣がんの治療が全て終わり、2020年1月から経過観察を続けていくこととなりました。 さて、ここは「ふりかえり」日記ですが、ちょうど先週、半年に1度のCT検査の結果を聞いたところなので現状の話を少し。 経過観察中の今幸い、今回も「異常無し」でした。A先生は「これで丸3年経ちましたね」と。(ってことは...たぶんトータルで5年間?の経過観察期間は、抗がん剤終了時からでなく、手術終了時からカウントするってことかな。先の不確定なことを細かく聞いても...と、年数云々は曖昧なままに
2019年3月に「卵巣がん(らしい)」と診断されてから9ヶ月。12月半ばに抗がん剤治療が終了し、2020年1月から経過観察というタームに入りました。 手術がチャプター1、抗がん剤がチャプター2としたら、経過観察はチャプター3ってところでしょうか。「観察」と言うだけあって、積極的に治療をするわけじゃないですけど。 この先は再発を含めた異変が無いか、定期的な診察でチェックしていくことになります。1月のA先生診察で「次は2ヶ月後、3月に」と、ここからしばらくは2ヶ月間隔の診察。けっ
そろそろジ・エンド予定していた6回の抗がん剤点滴すべてが終わり、後はゆっくり体調の回復を待つこととなりました。年末年始を挟むタイミングで、診察スケジュールはこんな感じでした。 12/3 抗がん剤点滴ラスト 12/17 恒例「ほぼ」10日後検診(この時は14日後ですね)& CT検査 12/24 A先生診察 1/14 A先生診察 通院が続きましたね。ラスト6回目点滴後の体調の推移は前回、前々回とほぼ同じ。ただ、不調期を超えだんだん元気になるにつれ、この時は特にキラキラと
大きな障害もなく抗がん剤治療後半戦も進み、ついにラスト、6回目の点滴予定日になりました。今回はそのあたりの話をしますが、その前に。 前回書いた「後半の副作用」にひとつ書き忘れたので付け足しておきます。 5回目点滴の後、肝臓の数値が悪くなり、肝機能を改善するための薬(「ウルソ」って薬でした)が処方され、1ヶ月くらい毎日飲みました(幸い6回目投与後の検診では数値が落ち着きました)。 ラスト点滴前の診察でさてさて6回目点滴予定当日の診察です。血液検査の結果、白血球の数値は106
前回は「カウンセラーに悩み(病気とは無関係の)を相談することにした」ってとこまででした。がんそのものの話からはズレますが、ついでなのでカウンセリング体験にも触れておきます。 *付け足し* 心理カウンセリングを受けたのは、悩みが病気以外のことだったからです。もし、がんにまつわる悩みなら、以前「まとめメモ」に書いたように「がん相談支援センター」など専門の場所が頼りになると思います。 初カウンセリング体験「カウンセラーに話を聞いてほしい」と思っても、未経験だし情報もなし...と
いろいろありつつも抗がん剤3回目投与までこぎつけ、いよいよ後半戦。残り3回に突入する前の、この中間地点で主治医のA先生の診察が予定されていました。 3ヶ月ぶりの診察なのにここまで、毎回の点滴当日診察&10日後検診は研修医(で、毎回違うドクター)の担当でした。A先生に会うのは1回目投与の入院時以来だから、3ヶ月ぶり。A先生、お久しぶりです!ってなわけで、「いろいろ質問しなきゃ」と手ぐすね引いて待っていました。 白血球減少のために点滴の間が何回も空いてしまったこと、薬の量が減
前回に引き続き。治療中のお楽しみふたつ目は、水戸への日帰り旅でした。いえ、旅ってほどではないんですが...展覧会を見に行ったのです。 「ビル景」を見に2019年7〜10月、水戸芸術館で大竹伸朗の大規模な展覧会「ビル景」が開催されました。私が大竹伸朗の作品をまとめて見たのは2006年の東京都現代美術館が最後かな...「ビル景」は熊本と水戸のみの開催、東京ではやってくれない。すごく熱心なファンというわけではなかったのですが「久しぶりの展覧会だし、タイミングが合えば行きたいな」と
こんにちは。最初に前回の「点滴室はどんなだった?」の付け足しです。 指先のしびれや爪へのダメージ軽減のために薬の副作用のひとつに、指先のしびれがあります。これを軽減するために「指先を冷やすこともできますよ」と看護師さんから提案がありました。「冷やして血流を減らせば、指先への薬の影響も減らせるんです」とのこと。 幸い、私のしびれの症状は軽かったので冷やす療法は未体験ですが、調べてみるとどうやらフローズングローブなどを使うケースもあるようです。参考までに以下の記事をリンクします