現役パン屋店員直伝!硬くなったパンの美味しさを復活させる方法
パンは焼きたてが一番美味しいと言っても過言ではありません。特にパン屋さんの焼きたてパンは香りも味も格別ですよね。しかし、時間が経って冷めたパンは硬くなり、どうしてもおいしさが半減してしまいます。今回は、現役のパン屋店員である私が、時間が経って硬くなってしまったパンの美味しさを復活させる方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.なぜパンは時間が経つと硬くなるのか?
そもそも、なぜパンは時間が経つと硬くなってしまうのでしょうか。パンの中に含まれた水分は時間とともに乾燥し、次第に硬くなって風味が落ちていきます。これを専門用語で「老化」と言います。老化してしまったパンは、当然焼きたてのものと比べるとパサパサで美味しさも半減してしまいます。では、老化してしまったパンを元に戻すにはどうしたら良いのでしょうか。
2.電子レンジやトースターで温める
最も簡単なのは、電子レンジで10秒〜20秒ほど温めることです。これを「リベイク」と言います。メロンパンなどの菓子パン、食パン、バターロールなどの食事パンはもちろん、惣菜パンでも、電子レンジで短い時間温めればすぐに美味しさが復活し、ふわふわで温かいパンが食べられます。表面に水を吹きかけると、温めた時によりしっとりとしたパンになります。トーストしたい場合は、電子レンジで温めた後にトースターに入れて温めると美味しくなりますよ!
3.カレーパンなど揚げたパンの場合
カレーパンは、電子レンジで温めすぎると衣がシナシナになって、せっかくのサクサクの衣が台無しになってしまいますよね。その場合は、トースターを充分に予熱してから、アルミホイルに包んで1分ほど温めるとサクサクの衣が復活して、美味しいカレーパンになります。
4.リベイクの注意点
せっかくリベイクして美味しいパンも、時間が経つと再び老化してしまい、硬くパサパサになってしまいます。リベイクしたパンは、なるべく早く食べるようにしましょう。
今回は、時間が経ってしまったパンの美味しさを復活させる「リベイク」の方法を紹介しました。今回ご紹介した方法はあくまでも私の自己流ですが、参考になれば幸いです。本当に焼きたてパンの風味が蘇るので、皆さんもぜひやってみてくださいね!
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