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フェムケアをしている理由 (その一つ)
CBDフェムケアブランドAYUXIA(アユシア)誕生
あけましておめでとうございます。
noteをはじめてみようと気合を入れた昨年末。
結局、1記事しか書いてない。。。
今年の抱負は「インプットとアウトプットをバランスよく」
なるべく色んな事を発信していきたいと思っています!
2020年12月22日にリリースしたCBDセルフケアブランド、
More Choices for Women - 私らしくいられる選択肢-
このフレーズをコンセプトに、女性のセルフケアや女性のQOL(クオリティオブライフ)の向上を目指して様々な製品や情報を発信しています。
たくさんの方に支えてもらい、助けてもらいながら、2020年のうちにリリースすることが出来ました。
想定していた以上の受注やお問い合わせをいただいています。
ありがとうございます!!激感謝!
今後も、いろいろな商品やイベントの企画を予定しています。
このnoteでは、AYUXIAというブランドとしてではなく、
わたし自身の個人の考えや、日々の出来事、面白いと思った本・映画などを発信していきたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いします。
AYUXIA(アユシア)がフェムケアをしている理由
募るモヤモヤ
CBDフェムケアブランドAYUXIA(アユシア)を立ち上げようと思った理由はいくつかあるのですが、今回はそのうちの一つをお話しようと思います。
わたし自身、20代前半の独身時代、フェミニズムやジェンダー論という言葉に、正直、そこまでピンときていませんでした。
”よくニュースやSNS上で見聞きしている旬な社会問題”、であって、どこか他人事のように感じていたのが正直なところ。(今思えば無知すぎて赤面)
それが、結婚をして「妻」になり、子供が産まれ「母」になり、
「わたし」という個人ではなく、社会的な肩書きが増えたことで、
ジェンダーにまつわる課題に日々直面する機会が増え、他人ごと、ではなく自分ごと、としてようやく課題意識を感じるようになりました。
夫と結婚した時には、
「芸人(夫の職業)の嫁って大変そうだね」と言われたり。
モヤ。(安定収入ではない職業の人に養ってもらう前提なん?なんで?)
仕事や私用で出かけている時には、
「子供は?今は誰が面倒を見ているの?」
モヤ。(え?子には父親もいますけど?なにか?)
「旦那さんが今一人で面倒みてくれてるの?すごいねー!」
モヤ。(なぜ?自分の子供と一緒にいるだけなのに。。。?)
しかし、こういった心の声は決して口には出さず、
「そうなんだよー」「夫が見てくれてんですー」となんとなくその場の空気に同調して笑顔でやり過ごす日々。
なぜか。
気が強い絡みづらい人だ、と判断され、空気が悪くなるだけなのは目に見えていたから。
なんなんだこのモヤモヤは。。!
という思いが募りながら、自分なりにジェンダーについて日々リサーチしていると、同じような声を挙げている人がすごく多いことに気がつきました。
対立に感じる違和感
しかし、そこでもまた感じる違和感。
それは、女性vs男性の構図。母親vs父親の構図。
どちらが偉い、どちらの負担がより大きい、の頂上決定戦ではないし、
相手を言い負かせてマウントを取りたいわけでもない。
ただ、みんなが協力し合いながら、楽しくハッピーで生きていたいだけ。
非現実的で楽観的な意見に聞こえるかもしれないけど、それが本音。
他人や世間の常識に合わせるのではなく、自分自身や家族の本音を優先させたい。そんな想いが日々募りました。
フェミニストの象徴的な存在として有名なアメリカの最高裁判所判事ルース・ベイダーギングスバーグ。
彼女が生前、女性解放運動家のサラ・グリムケの言葉を引用して遺した有名なフレーズがささる。
I ask no favor for my sex. All I ask of our brethren is that they take their feet off our necks. (訳:女性を特別扱いしてくれと言っているわけではありません。ただ、私たちを踏みつけているその足をどけてください。)
(RBGの伝記的ドキュメンタリー映画 "RBG 最強の85才" はNetflixで配信されています。ご興味のある方はぜひ。冒頭で上記のフレーズ言ってます。)
性差別だ!と大声で叫ぶほどではないけれど、なんとなく社会の中に慢性的にあるモヤっとした常識。
それはきっとみんなが生まれ育った環境の中で、つちかった価値観。
私に「大変だねー」「旦那さんえらいねー」と声をかけた人も悪気は全くないことはわかっているし、だからこそモヤっとした感情を叫べない。
でも、少しずつでも声を挙げていかなければ何も変わらない。
では、どうすれば、対立しあわずに現状を変えられるのか。
フェムケアにたどり着いた理由
そんなことを日々考え、いつか私もなにか(その時はまだなにかが見つけられずにいた)解決できる糸口となるようなことをしたい、と思うようになりました。
古い固定観念や常識、また社会の制度は、一朝一夕に変えられるものでもないし、私一人が声をあげても微力中の微力。もはや無力。
だったら今、わたしが出来ることはなんだろう。
そんなことを考えていたある時、CBDというものに出会いました。
厳密には、知ってはいたけれど、使ったこともなかったし、そんなに興味もなかった。海外で今流行っているらしい。という情報程度。
ところが、実際使ってみると、この2つを大きく実感。
・生理痛やPMSの軽減 ・子育てのイライラ軽減(なくなりはしない。)
古い固定観念や、社会の制度はすぐには変えられないし、すぐには解決できない。
自分でコントロール出来ない事に悩んだり、なげいたりするのではなく、今自分が出来ることで同じ悩みを抱える女性をサポートしたい。
コントロール出来るストレスを、可能なかぎり減らしていく。
女性だからこそわかり合えて、支え合える。
それが私が一番しっくりくるフェミニズムだとしっくりきました。
そして、これだ!これは多くの女性に伝えたい!と沸き立ちました。
思いたったら立ち止まれない性格の私は、CBDフェムケアブランドを立ち上げる事に決めました。
そこからは、猪突猛進タイプである私の理解者である夫、家族、そしてその他にもたくさんの方々に協力してもらいながら、ブランドリリースに至りました。
まだスタートしたばかりのプロジェクトではありますが、
同じ様に悩んでいたり、価値観に共有してくれるような女性に、
たくさん届けていきたい、と思っています。