【中二恋】一番好きなラブコメの話聞いてくれ
ちゃお…
みなさん中二病でも恋をしてますか?ぼくは今日も今日とて中二病ですが、恋はしていません!
今回は僕が一番好きなラブコメ「中二病でも恋がしたい!」の話というか布教というかをあえて今の時代にやっていきたいと思います。
中二病でも恋がしたい!はアニメが2期まで放送、映画が2作公開されています。つまり結構人気作なわけです。
ストーリーは、元中二病の主人公富樫勇太が高校に入学し、現役中二病の少女小鳥遊六花と出会うところから始まります。
勇太が中学時代「ダークフレイムマスター」と名乗っていたことをなぜか知っている六花は、自らを「邪王真眼」と名乗りちょくちょく勇太に絡み始めます。
ただ、勇太からするとそれは周りに知られたくない過去なので、最初は六花のことを少し邪険に扱うのですが……
徐々に六花の性格や中二病との向き合い方に惹かれていきます。どうなっていっちゃうんでしょうか!?(ドキドキ)
といったのがアニメ1期のあらすじです。
少し思い出しただけでキュンキュンしちゃいますね……
この作品が放送されていた当時はラブコメに少しうんざりというか、はいはいまたハーレム系ね…ちょっとお腹いっぱいかな………
ていう感覚でした。
でも京アニだったので、まあ3話くらいまでは見てやるかと思ったら……おもろすぎて感動してしまいました。
主人公の勇太は本当に六花一筋、六花も勇太一筋なので見てて純度の高いキュンキュンが止まらないわけだ……
当時枯渇していた純愛成分がぎゅっと濃縮された健康サプリメントだったわけです。
そんで流石京アニ、期待を裏切らない作画ですよほんと。
作中で謎に妄想戦闘シーンとかあるんですが、かっこよすぎます。
武器の細かいところとかキャラの動きとか素晴らしすぎました。 さらにさらに!登場人物の中二力が異常なのでセリフ1つ1つがかっこよかった記憶があります。 中でもお気に入りはやっぱり
爆ぜろリアル!弾けろシナプス!
バニッシュメント・ディス・ワールド!
戦闘開始時の詠唱です。うろ覚えですが、そこら一帯の世界を入れ替える結界のようなものだったと思います。(そういう設定)
お気に入りキャラは丹生谷森夏。
元中二病患者ということで現役中二病の圧を受けて悶絶するとってもいいキャラです。中二病卒業者同士で勇太の良き理解者?として助言してくれることもあります。
声優の赤崎千夏さんもめちゃ好きです。
ここまでこの作品の色んな魅力について語ってきましたが、僕が感じる一番の魅力はキャラクター各々の中二病との向き合い方です。
作中キャラは本当は心の中で魔法やらファンタジーは存在しないとわかっていても何かしらの考えを持って中二病を患っていたり、卒業していたりします。それは夢であったり、希望であったり、縋りであったりキャラにとって様々。
その向きあい方にも一つ一つストーリーがあって心が動かされっぱなしです。
かくいうぼくもベテラン中二病なので呪文の詠唱を考えたり、こういう状態になったらどうしよう…というシュミレーションを日々しているのですが、もしかしたらそういったことにふと恥ずかしさを感じたり、しょうもないなと思ってしまったりする日が来るかもしれないと思うと怖くなることがあります。
それの何が怖いのかは分かりません、でも自分が自分じゃなくなる感覚というか、世界になじんでしまうというか………
中学生のころ読んだ別のラノベの中二キャラが言ってました。
「大人になるってのは社会にとって都合がいい人間になるってことだ」
そしてそのキャラも最後には中二病を卒業してしまいました。
彼の場合は自分を世界からずらして偽り続けることに限界を感じてしまったことが卒業の原因でした。しかしそれは彼にとって新生活の第一歩でもあったという話です。それが社会にとって都合のいい人間になることでも、自分自身が成長する、前を向いて生きていくということであるのなら、受け入れていくのが正しい生き方なのかなと当時中学生ながら思いました。(達観しすぎでは?)
でも彼はきっと自分の過去を恥ずかしがるようなことはしないはずです。だからぼくもそうありたい。
いつか卒業する日が来ても過去を振り返ってそんなこと考えてたなぁと懐かしく思えるようにありたい。
それは稚拙なものであっても決して恥じることのない、自分の中で生きてきた大切な意志の結晶(あかし)なので。
突然の自分語りでした。
こんなふうに(上記の通り)
中二病であればあるほど!
この作品は見た方がいいです!
きっと見ながらいろんなことを考えられます。
その中で自分の生き方のヒントも得られるのではないでしょうか!
映画もめちゃめちゃ面白くて激アツ〜!です。
というわけで
ぼくにとって中二病の教科書であり、
一番好きなラブコメ
「中二病でも恋がしたい!」の話でした。
ぜひぜひみてみて~!!
ほなまた