【おにまい】今おにまいの話するのってアリ?ナシ?
ちゃお…
みなさんおしまいしてますか?ぼくは今日も今日とておしまいしています。
今日はぼくの最近一番好きだったアニメ
「お兄ちゃんはおしまい」の話を今更していきたいと思います。
あらすじ
今回はいっぱい語りたいのであらすじは引用で済ませます。
まずぼく自身TSものアニメを初めてみました。
そもそも見始めたきっかけは〇〇はおしまい!っていうネタが使いたかっただけで、3話くらいまで見たらもう良いかなと思いました。
(こいつアニメに対していつもそのスタンスだな)
でも……おもろすぎた!はい、おもろすぎた!
おもろすぎて作業するときとか永遠に流してしまって8周しました。(こわ……)
魅力が多すぎて何から語ればいいかわからない!
いや、めんどいし全部語ればいいか!
①作画、構図
作画がいい。ほわほわしていてすごくかわいい。
色も明るめと言うかパステル?でかわいい。
そんで構図も素晴らしい。その角度から見たいな〜っていうところからalways魅せてくれる。
一話見たら分かるレベルのこの制作陣の本気具合、オタクの熱を感じました。
背景とか細かいところもちゃんとしてるのは周回勢からすると見どころが多くて嬉しい。
②OP,EDが良すぎる
アリ?ナシ?ってやつとほら1・2・3の合図で〜のやつです。いい歌だわ、ほんと。
まずOPの話。え、これほんとに令和の歌ですか?
今は古き巫女みこナース、もってけ!セーラーふくなどと同じ波動を感じます。
最近でいうと、太陽曰く燃えよカオス、かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!ってとこかな。
(それでももう10年以上前ですが?)
とりあえず聞いていてテンションが上がる電波ソングです。うはー!アガりまくりんぐ!!
EDの話。ぼく好きなんですよね、作中キャラの声優が曲歌うの。これも聞いていて気持ちが良い。
それでちゃんとキャラが歌う歌なのが良い。
「EDは一話と最終話以外とばしちゃう教」の教祖なのですが、おにまいは毎回見ちゃいました。
異端審問にかけられちゃいますね、あはは。
OPもEDも最高なのですが、
前述した最高の映像が曲の最高に乗ってきます。
最&高です。うひゃぁ、やみつきですよ…こりゃ。
鬼リピやんね!黄名子も言うてるわ!
③緒山みはり
やっとストーリーの話です。
まずぼくはみはりが好きです。兄のことが大好きな優しい妹です。天才すぎて飛び級して大学にいっているとはいえ、年頃で言えばまだ高校生。頭が良いとかは関係なく、心でいえばまだ子どもなんですよ。その描き方がすごい!
主人公は兄から妹になってしまって、
みはりは妹から姉になってしまった
っていう構図から生まれるストーリー性というかみはりの物語での立ち位置が良すぎる。
兄に褒められたいとか、涙もろいとかいう妹的な感情面と、兄(妹)のために自分がしっかりしなきゃとか、逆に兄(妹)をちゃんとさせなきゃといった姉的な感情面が両立されていて…ああ……尊い……
あと最後に言うことじゃないけど、アニメだと黒髪の内側が紫になってるのがカッコよくて好き。
④中学生組がかわいい
まひろがTSした後中学校に通うんですけど、
そこで仲良くなる3人がかわいい。
もみじは中二病に目覚めるので好きです。
あさひは元気っ子なので好きです。
みよは料理下手キャラなので好きです。
3人分魅力を書こうとすると軽く一万字超えてしまうのでこれで許してください。
この3人の仲の良さが気持ち良すぎる。
中学生ってほんとにこんな仲良いかんじなんですかね?一緒にパフェ食べに行ったりしてるのかな……温泉旅行とか行くのかな………
…………とりあえず、ここに馴染んでいけるまひろはすげぇよ。
⑤まひろの生き方
長々と話してきましたが、おにまいってここなんですよね。まひろがどう生きていくのかっていうのが全てです。
おにまいはまひろが優秀な妹への劣等感から引きこもりになってしまった状態から始まります。
それからその妹の薬で女子中学生になってしまって友人ができたり、外出するようになったりと成長していくお話。
…お気づきでしょうか、全部妹のせいです笑。
妹の優秀さが兄を苦しめているんですね…
飛び級で大学、スポーツもできる完璧な妹……
これが姉だったらまだ良かったかもしれない!けど年下の、自分に甘えてくる妹だったのが問題。
お兄ちゃんとしてのプライドが崩壊〜です。
これが一度目のおしまい。
でも、まひろの偉いところはこれに対して妹のせいとかは全然思っていないところ。
ぼくだったら妹相手に言うまではいかなくとも心では少し思ってしまうかも……
そんで引きこもってゲームばっかりしてたら妹に薬盛られて突然女子中学生になっちゃうんですよ。もうめちゃくちゃです。
これが二度目のおしまい。
肉体からのお兄ちゃんの開放。
そうして生活していくうち、どんどんお兄ちゃんとしての自覚というか、妹よりも自分はかくあるべきといったお兄ちゃんとしての立ち位置も失っていってしまいます。
これが三度目のおしまい。
精神からのお兄ちゃんの開放。
この三回のおしまいを経て、どんどんまひろは妹になっていきます。
今の生活に慣れていってしまいます。
中学校に行って、友だちと遊んで、週末には一緒に出かけてスイーツを食べたりする日常。
でもこの生活は、まひろ自身も理解しているようにいつかは絶対終わりが来てしまう…
そんな一種の儚さ、終わりが定められた切なさがこの作品の美しいところだと思いますよ、ぼくは。
まあ、ぼくとしてはずっと続いてくれるとありがたいんですけどね。おにまい大好きなので。
はい、おにまいの話でした。
しかし、こんなコテコテの女子アニメってまだ見られたんですね。平成でもう絶滅しちゃっているのかと思ってました。そういう意味でも初めて見るのに懐かしさを感じるアニメでした。
どっちかというと最近のアニメをよく見る人より、ちょっと昔、2010年代前半のアニメをよく見ていた人のほうがハマるんじゃないかなと思います。ぼくは多分ニャル子とか見てたときと同じ感情で見てました。
TSものに慣れてないって人でも、そこら辺の気持ち悪さというか違和感はあまり感じなかったので見やすいと思います。
ホントはかえでの計り知れないお姉ちゃんパワーの話だったりまひろたちの同級生の男の子の話だったりもしたかったんですけど、諸事情(FGOのイベントが全然進んでいない)によりありえないくらい忙しいので終わろうと思います。
それじゃあおにまい絶対見てくださいね。
見ないという選択…アリ?ナシ?
ナシに決まってんだろ、煮干すぞ
ほなまた