【てーきゅう】ぼくをぶっ壊したアニメの話
ちゃお…
みなさんてーきゅうしてますか？ぼくは今日も今日とててーきゅうしています。
てーきゅうご存知でしょうか？
狂いショートアニメです。
実は9期まで続いています。
名曲が多いので曲だけ聞いたことあるって人もいると思います。
メニメニマニマニ、ファッとして桃源郷、ツッパリくんvs関取マンなどなど……
明日の今頃にはもうウィンブルドン
ストーリーのあらすじ
高校に入学した主人公押本ユリが全然テニスをしないテニス部に入ったら部活の先輩も、クラスの同級生もなんなら街のみんな全員頭がおかしかった！
ジャンルは「スーパーハイテンションギャグコメディ」、その名に恥じないハイテンションさで物語は進んでいきます。とは言ってもストーリーなんてものはほとんどないんですけどね。
今回てーきゅうの話をするにあたって、ストーリーについて語ろうと思ったら、ストーリーのことを何も思えていなくて、断片的な面白かった記憶しかなかったのでだいぶ困ってしまいました。
と言うのも、
一つ今回はこういう回！って決まった中でその筋からはみ出ないギリギリまでふざけるアニメなので、最後まで見た後、何がしたかったのか分からない回で溢れているんですよ。
これがてーきゅうの魅力です。
ショートアニメ2分間早口でふざけ続けて、ツッコみ続けて、理解できない現象が起こり続けて、気がついたら終わっている。これが世のカオスか。
真剣に見ようと思うと5話分くらいで疲れを感じます。
てーきゅうを見るとこうなる
ここからはてーきゅうを見たら人間はどうなるのかという話をしていきます。
ぼくが初めててーきゅうを見たときはたしか小学生高学年のときでした。
クラスの後ろにクラス新聞として書いていました。
しばらくは何が起こってるのか分からないし、早口すぎて何言ってるのか分かりませんでした。でも高宮なすのというお嬢様キャラが好きだったのでずっと見ていました。
そしたら……
中学生になって英語のリスニングテストで毎回90点以上取れるくらいの会話を聞く力を身に着けてしまいました。
さらにほとんど繋がりのない、意味のわからない会話を理解しながら見ていかないといけないので、読解力が身につきすぎて国語の点数も爆上がりしました。
それからも何周も何周も見続けていると、なんとなく、かすかに、ほっそ〜い会話のつながりが見えてきて(幻覚かも)、会話の線を感じられるようになりました。
だれかと話していて、流れから「あ、次こいつこの話するな」っていうのが先に分かるようになってしまったのです。
まさにおまえの次のセリフは「○○○」という！ってやつ。
ジョセフ・ジョースター状態。
ジョジョじょです。(波紋のあまちゃん？？？)
先を読む力……
ぼくの好きなゲームである
ファイアーエムブレムも多分上手くなりました。
というわけでてーきゅうを何周も見ているだけで人間としての力が鍛えられていったわけです。
しかし、てーきゅうは万能薬ではありません。
残念ながら、てーきゅうを見るデメリットも存在します。
っていうかもうお分かりですよね？
こっちも頭がおかしくなります。
自分で言うのもちょっとアレですが、
ぼくの言動が証明しているところがあります…
例えば、自分の口から意味の分からない言葉が出た後に、「あ、これてーきゅうのユーモアだ」って思うことがときどき……
そしてそれは一般人には通用しません。
インターネッター特攻です。
さらに、国語の成績が上がると言いましたが、見すぎるとむしろ下がります。意味のわかる文を読むことに苦痛を感じ始めて本とかを読めなくなってしまうのです……
てーきゅうと同じ波動のアニメより
「頭を抱える黒木未知」
つまり、日常生活においててーきゅう脳を鍛えることは必ずしもメリットとは言い切れないのです！！
でもね、でもね！おもろいからね！
頭がおかしくなるとしてもみんな見よう！！
──ん、みんなも見るべき……
砂狼さんも言うてるわ！
最後にぼくの一番好きなアニメ回の話をして終わります。
6期第65面「先輩とトレマーズ」
てーきゅうメインキャラの坂東まりもが駄菓子屋に行ったらそこはうさかめ(てーきゅうスピンオフ)の田中きなこの実家だったっていう話です。
まず駄菓子屋が忍者屋敷のようになっていて、
自分のつばの治癒力に自信持ちすぎなきなこが店番をしています。
中に入ると魔法バトルの回想が始まります。
お互い2年生ということで仲も深まり、心臓を取り替えっこしよう！という話をしたら、まりもはコンビニとかでよくある形式のくじを一回十銭で引かされます。
まりもがくじに手を入れると中身がきなこのおばあちゃんの仕留めたスライムで、手がねちょねちょします。なんだかんだあって、まりもは特賞を当てます。景品は傷んだ白菜の浅漬で、きなこにはハワイ旅行3泊4日が与えられました。
まりもが浅漬いらないということで、きなこが食べると口から昨日食べたエイリアンを吐き出してしまいます。そしたら最後にそのエイリアンの皮を破ってきなこが中から出てきます。
おわり。
これってなんかの奇跡ですか？
怪談白物語を遊んだあとみたいになってます。
ぼくは当時これを考えた人間がこの世界にいることに嬉しさを感じました。あまりの衝撃で、この回20周は視聴してます。お気に入りです。
見て欲しいとは言ったけど、上記ストーリー文字起こしを読んでハードル高い…っていう人は曲だけでも聞いてみてください。
「黄金のキンデレラ」聞いてください。
ほな、またまた てーきゅう！
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