大森靖子がやってきた
これは書かないといけないことなので備忘録として。
2024年4月4日、私の敬愛する大森靖子とオーケンこと大槻ケンヂが浅草花劇場でツーマンライブを開く。そんなビッグニュースが入ってきてすぐにこれは何かやらねば、と思い立つ。
幸いなことに会場の花劇場から私の働くカフェまでは徒歩3分の距離。
靖子ちゃんと言えばパフェ!オーケンと言えばカレー!ということで二人をイメージしたパフェとカレーを作ってライブ当日に一日限定でメニュー化した。
その名も
【ミッドナイト清純異性交遊パフェ】
【香菜の頭がよくなるカレー】
ミッドナイト清純異性交遊パフェはキラキラの桃ゼリー、苺クリーム大福、たっぷりのあんこなどが入っていて、上には桜をバックに、ミッドナイト清純異性交遊の歌詞にも出てくる"桃色のうさぎ"が鎮座している。
香菜の頭がよくなるカレーは最近試作を続けている私特製のスパイスカレーに、グミ・チョコレート・パインがついている。もちろんこれは洒落。グミはジンに漬け込んだ、一粒で強烈に効いてくるアルコールたっぷりのパーティーグミだ。
で、こんなメニューを作ってライブ前日、靖子ちゃんに良かったら食べに来てくださいとDMをした。
そもそもは毎月開催されている大森靖子FCイベント「続・実験室」で靖子ちゃんがライブの日に特別メニュー作ってよと言ってくれたのがことの始まりなので、もしかしたら来てくれるかもしれないと思っていたら。
思っていたら…
本当に来てくれた。
「明日14時半頃に食べに行っていいですか?」と返事が来ただけで失神しそうになった(裏話)
こういうところが本当に信頼できる人だなぁと思う。
幸せをありがとう。
そんなわけで推しのために作ったパフェを推しが食べに来てくれる幸せを手に入れた私はかくしてまぁ幸せオタクになったわけだが、実は当日、靖子ちゃんが来るまでオタクは一人も来なかった。そのことを嘆くと頼もしいお言葉が。
「大丈夫、私が来たらみんな来るから」
かっこいい、痺れました。
ライブ前にパフェの写真をインスタやXに載せてくれた靖子ちゃん。するとオタクの間ですぐ話題になり、「ライブ終わった行くよ!」などの声もちらほら。
ライブ前に一旦店を閉めてライブ会場である花劇場へ。オーケンとの弾き語りツーマン、それはもう言うまでもなく最高だった。二人の掛け合いにも、西東京中央線に生きる人間同士の先輩後輩らしさを感じた。
この日初めて大森靖子のライブを観た恋人にも刺さったようで嬉しい。
終始泣いてばかり、泣き続けて見るライブというのはそれだけ人の心に刺さっているからなのだ。私は泣くために彼女のライブに行っているのではないかと思うことすらある。それだけ人を惹きつけるのが大森靖子なのだ。
終演後、急いで店に戻る。すると既にパフェを求めてオタクが集まっていた。開店と同時に店内は満席。靖子ちゃんの言う通り、あっという間に人が集まってくれた。大森靖子の影響力、半端じゃない。
男たちが並んでかわいらしいピンク色のパフェをつついている姿、なんだかとても良かった。にっこり。
───そしてこれはかなり日が経ってから続きを書いているので、(下書きに入れたままだったことを忘れていた)あれからどうなったかを書き記しておく。
結論から言うと、浅草でのライブから二ヶ月が経つ今も、ミッドナイト清純異性交遊パフェを求めて全国各地からたくさんのオタクが来ている。誕生日祝いに母親に連れてきてもらったと言う山形のオタクや、初めて一人で北海道から出てきたという16歳の女子高生、他にもそんなところから!と思うような人がたくさん。店のXアカウントもフォロワーが急増して、大森靖子オタクの間ではちょっとした聖地のような扱いをしてもらえるまでになった。
私はただ推しへの愛をもって、靖子ちゃんが道重さんへの愛でミッドナイト清純異性交遊という曲を書いたように、推しへの愛を込めたミッドナイト清純異性交遊パフェを作っただけなのに、それを推しに食べてもらうことができて、それを求めてオタクが集まる場所を作ることができた。こんなに幸せなことがあるか。
また靖子ちゃんメニューをやってほしいとの声もたくさん頂いているので、私、やります。
そんなわけで来たる6月17日、本格アメリカンバーガー屋をやっている仲良し靖子ちゃんオタクと一緒にカフェでイベントをやることになりました。
まだメニューは発表できないのだけど、ミッドナイト清純異性交遊パフェはもちろん、他にも2つほどメニューをご用意します。
もしご都合つく方はぜひ。来ていただけたらとても嬉しいです。
こうして楽しいこといっぱいやって、人生をより良く更新しながら生きていたいな。
そう思わせてくれたことも含めてやっぱり私は
\靖子に感謝/
なのである。
さて今日は靖子ちゃん率いるトーキョーピンクのイベント、TPF。向かう電車の中で寝たかったのだけど、どうしてもこれだけ書き切っておきたかったのでこうして駄文を連ねている。
今日はどんなライブが見れるんだろう、今日はどんな曲でどんな涙を流すんだろう。ハンドメイドの毎日は手作りで、いつも新鮮が待っている。その中心には大森靖子がいる。それって、それだけで、たぶん、幸せなことなんだと思う。いつもありがとうございます。今日もなんとか!