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【ゲーム感想】Night in the Woods

こんにちは。すすすです☀️

本日はPLAYISMさんからでている
《Night in the Woods》について
感想を書いていこうと思います🐈‍⬛✨️
(一部微ネタバレ含みます)
  ⚠️数年前にプレイしたので
          記憶に誤りがあったらすみません⚠️

📕カテゴリ📕
アドベンチャー

✏️あらすじ✏️
とある田舎町のポッサム・スプリング。大学を中退し帰ってきた主人公のメイは、日々、地元の友人とバンドしたり、いたずらしたり、パーティーに参加したりと楽しくも刹那的に過ごしています。でも、彼女を含め、取り巻く人達・環境は昔と変わらず、というわけにはいきません。メイも友人もさまざまな問題を抱えて生きています。メイは人々との交流を通じて、それぞれの問題と向き合います。その中で、ポッサム・スプリングで発生している失踪事件に巻き込まれ、更なる大きな問題と対峙することになります。
⚠️ゲーム説明文より引用

💻システム💻
主人公メイとなって里帰りした街を
数日間散策し、家族や友人・住人などと
イベントを経て交流を深める。といったもの。

かつての友人と出会って交流を深めるのが
メインであり、その他のイベントは
全てサブイベントのため
起こしても起こさなくても構いません。

その他、ゲーム内ゲームとして
PCゲームや、リズムゲームなどもあります。
また、友人たちとのイベントでも
ミニゲームが発生します。
⚠️PCゲームとリズムゲームの練習は何回も
できますが、リズムゲームの本番や
その他のミニゲームはやり直しが
きかないものがほとんど

イベント発生後はメイちゃんのノートに
イラストが追加されます🎨
個性的で、どこか可愛らしいイラストですので
こちらを集めるためにイベントを
発生させるのも楽しいかもしれません✨️

📜ED📜
EDは2種類あります。
仲良くする友人によって分岐するようです

🍀感想🍀
〜ネタバレなし〜

システム云々もそうなんですが
本作品においては全体的に
《説明が難しい》です。

大学を中退したメイちゃんは
地元に帰ってくるも
家族・友人・住人、それぞれみんな悩みを
抱えていて、どこか少し病んでいます。
かつての友人たちと話すことで喜びや楽しさは感じつつも
何故か寂しさや怒り、漠然とした不安など
複雑な感情が湧いてきたり…

メイちゃんは、そういった行き場のない感情の
コントロールとして《破壊》を好む傾向が
ありますが
友人たちは《自傷行為》や《依存》など
様々な方法で心のバランスを保っています。
⚠️ここでいう《自傷行為》とは
怪我など顧みずに危険な遊びをすることなどを
指しており、直接自分を傷つける意では
ありません

メイちゃんはそんな人達に
自分のできる範囲で寄り添うことで
結果、自分の気持ちと少しだけ
仲良くなっていく…

そのような作品だと、私は感じました。

小さな《しょうがない》などが積み重なって
現在があり、不安や苦しみもある中で
たまに楽しいことがあったり
少しだけ口角があがるような出来事がある。
なんだか、さかだった心が少しだけ凪いでいく
ような、そんな気持ちになるシーンや
言葉が沢山あります。

ゲームとしては
何日間かにわたって発生するイベントや
1回失敗したら、やり直しのきかないイベントなど
散策で発生するイベントはそこそこの
数あるので楽しめました✨️
ただ、移動速度は遅いので
退屈に感じたり、眠くなる方はいると
思います…💤

その他PCゲームやリズムゲームなどの
やりこみ要素も、難易度が高いので
完クリは難しめです。

本作はプレイヤーを不安にさせたりする演出が
お上手なのですが
それでもどこか愛さずにはいられない
キャラクターたちのデザインなど
バランスが絶妙だと思います。

ネガティブな現在に
ほんの少しの《面白いこと》を見つけて
マシにしていく。
そんな体験が出来るゲームだと思いました。

⚠️本作はうつ病などの表現が多くありますので
自分が苦しい時にプレイすると引っ張られて
苦しくなることもあるかもしれません。
ご自身の精神状況も加味したうえで
プレイをお願い出来ればと思います。

🌼感想🌼
〜ネタバレあり〜
















ここからはネタバレありの感想を
書きたいと思います。

私自身、あまり使わない表現ではありますが
この作品は思わず《エモい》と
言ってしまいました…

ビーの仕事にメイがついていった
あのホタルのシーンが
もうたまらなく大好きで。

ビーは、家庭環境が自分ではどうにも出来ない
というところが積み重なって
今の人格が形成されているので
羨ましいといった感情から怒りを爆発させて
しまうキャラクターかなと思います。

ビーはメイに《羨ましい》《ムカつく》という
感情を抱きやすいのかなと思いますが
メイちゃんの思いがけない行動や
寄り添おうとする姿勢に
《かなわないな》と、どこか
優しい気持ちにさせられてしまうような
そんな関係性が凄く刺さりました。

荒んだ気持ちで地元に戻ったメイが
逆に現実や周囲の人間の苦しみに沢山触れて
落ち込んだり、気まずくなったり
時には暴れたり…
問題児ではあるけれど、放っておけない。
嫌いになれない。
理由は分からないけど最高の子。
といった存在になることで
メイも周りも少しずつ
救われているのかもしれません。

それはプレイヤーも例外ではなく
苦しいけれど  少しだけ
優しい気持ちになれる。
本作はそんなゲームなのかな、と
思いました。

すすすでした🌷

🌸閲覧いただき  ありがとうございました🌸

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