随筆 精神を凌駕せよ
精神を凌駕出来るのは何か?
三島由紀夫曰く、習慣である。
「精神を凌駕することのできるのは、習慣という名の怪物である」だ。
習慣というものは人間一人一人の根幹である。
使う言語も習慣によって私なら日本語であり、ここで記述する時は一人称は私だ。友と話す時は俺というし、かしこまった場では私を用いる。
これが習慣として私の身に住み着いている怪物である。
精神とは怠惰であったり根性であったり、浮き沈みする物なのであるが、習慣はここに無意識という名の楔で突き刺さる。
習慣化することによって人は物事を継続でき、成長でき、変化できるのだ。
まだ一か月もたっていないが、ここで私は初心を思い返す。
毎日投稿できるだけしようというこの随筆だが、0時過ぎに記述するということ自体は習慣化できてないのが現実だが、一日一本というのは持続している。
これを一年、四年、十年と続けていく事が出来れば、そこまでこのサービスが生きていれば。あるいは動画投稿が持続していれば。
それは私にとって大きな習慣であり、怪物もまた強大に育っている事であろう。
悪習慣の怪物、良い習慣の怪物、怪物にも二種類いるが、ぜひ良き怪物に育って頂きたいものである。