sichi

食べるために生きている。

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最近の記事

この後また、夢でお会いしましょう。

 オードリーのANN(オールナイトニッポン)15周年展、仙台会場へ行ってきた。クソ暑の夏。 ニチレイプレゼンツ! 2月の東京ドームシティを皮切りに、福岡、名古屋、大阪と開催されてきたオードリーANN15周年展。その最後の開催地、仙台。やっと東北に回ってきたぞ。入場券の予約が開始された日に申し込みは済ませている。後は行くだけだ。8月頭の土曜日。午前にちょろっと仕事が入っていたのでそれを片付けてから急いで支度をする。仙台会場の近くでカプセルホテルを予約しているので一泊する予

    • 書き散らし・ニューブラッド

      途中から一気に減速したよね。 写ルンです ヘッダーの画像は写ルンですで撮った。最後に手にしたのは何年前だろうかね。30歳の節目という名目で、高校の部活仲間4人と1泊の旅行へ行った。お目当ては東京ディズニーシー。実は高校の修学旅行をフケったので友達との旅行は15年ぶりだった。年末に中華屋で集まった時に「30歳の修学旅行に行こうじゃないか」なんて話になっての事。全員が乗り気で嬉しかった。あれよあれよと日が進んでさぁていよいよ来週だという時、ふと「あ、写ルンです持っていくか」と思

      • 2024年3月

        3月1日 諸事情により代車である。ディーラーの人から「代車はプリウスでも大丈夫ですか?」と確認されて、特に考えもせず「大丈夫です」なんて言ってたら目の前に新型プリウスが鎮座していた。しかも試乗車だという。いや、型落ちの古いプリウスで良いんですけども。他に無いかと訊ねたが、他に出せる代車はクラウンとヴェルファイアしか無いとの返答。もっと気軽な車は全て貸し出し中らしい。えー。新型車でしかも試乗車なんて。運転にかなり気を使うぜ。とりあえず乗ってみる。凄いですよ、新型プリウス。何に

        • 長野凱旋・4

          完。 猿地獄 宿から車で10分程。グネグネ山道を車で上る途中、一匹の猿が道端を歩いていた。地獄谷野猿公苑へはもう少しあるぞ、もう出会えたじゃん。猿は悠々としている。こちらの車に気付くと、パァっと茂みに飛び込んで逃げた。野生の猿を見たのは初めてで、「ホントに尻が赤いな」なんて間抜けな感想が口から飛び出した。猿の尻って赤いんですよ。知ってました?  野猿公苑の駐車場に着いた。受付のおじさんに駐車料金を渡すと、「まだねぇ朝だから、猿の群れが来てないかもしれないですけど、まぁ上に

          長野凱旋・3

          いつ終わるんだ。 本日のお宿 1時間くらいで今日の宿に着いた。湯田中温泉のホテル水明館。入口の近くに温泉がかけ流されていた。湯気が立ってる。これ実は水道水だったら面白いな。チェックインを済ませてお部屋へ。鍵に付いてる部屋番号の棒ってなんかテンション上がりますよね。ドアを開けると広めの玄関。すぐ左の扉を押し開けると小さな浴室がある。小さすぎるな。浴室に入ったらドア閉められないよこれ。「どうぞ大浴場へ」という無言の圧を感じる狭さ。後で行かせてもらいますよ、大浴場。  襖を開け

          長野凱旋・3

          長野凱旋・2

          絶対終わんない。 "疑似的な死"らしい 消毒されたご利益を名残惜しみながら奥へ向かう。ご本尊を拝もうかと思いきやどうやら絶対秘仏というヤツのようで、垂れ幕の向こうの姿を見ることはできなかった。仏教が伝来した時に持ち込まれた仏像うちの一つらしい。ちょっとくらい見せてくれてもいいじゃない。背後からストロボ当ててシルエットとか見せてくれてもいいじゃない。ゴチ新メンバーとは一体⁉ちなみに小さいお金が無かったので、賽銭は500円だった。投げ入れるかちょっと迷った。いやケチるつもりでは

          長野凱旋・2

          長野凱旋・1

          全然終わんない。 行ってみよう 9月。なんとなく有給を取得したので旅行に行くことにした。金土日の3日間。「さてどこに」と考えると、頭にある場所が浮かんだ。そうだ、長野に行こう。  実は僕の苗字には発祥の地がある。それが長野県。長野市の住宅街の中にとある神社があって、そこが僕の先祖達の発祥の地とされている。父親が以前、先祖のルーツにまつわる事を調べ上げてファイリングした色々な資料を僕に渡してきていた。そういうのが好きらしい。「お前もいつか行ってこい」そんな父親の言葉を思い出

          長野凱旋・1

          麻法先生ネギ麻!

          いや美味しかったけども。 昼飯 先日、友人とちょっと青森市まで足を延ばしてきた。かねてより「そのうち行くか」と言っていた『庵野秀明展』が終了間近だったので。そこが目的ではあったが、個人的には前から気になっていたラーメン店に行くことの方がワクワク度合いとしては大きかった。知ってます?『あさ利』ってんですけどね。  勿論『庵野展』も行きたかった所ではあるので、休日出勤を午前でやっつけてから友人と合流した僕はいささか高揚していたと思う。13時。しっかりと暑い。車を走らせ、昨晩観

          麻法先生ネギ麻!

          「いつか中華屋でチャーハンを」

          もちろん優勝は逃した。 YBR(酔っ払いビブリオランブル) 先日、行きつけの店でYBRなるイベントに出場した。参加者は飲酒状態でスタートし、自身がチョイスした本(小説エッセイ漫画図鑑雑誌なんでもごされ、ただしエロNG)を武器に、1人7分の持ち時間で紹介し合って誰が一番読書欲を誘ったか決める戦い。有り体に言えばビブリオバトルの飲酒Ver.だ。本と酒を愛する魑魅魍魎が渦巻くそのイベントに、僕は「いつか中華屋でチャーハンを」(増田薫)を、薩摩示現流よろしく大上段に構えて乗り込んで

          「いつか中華屋でチャーハンを」

          宇都宮焼売

          宇都宮で飲みました。 レッツ宇都宮 3月の中頃に諸事情で宇都宮にいた僕は、ホテルから宇都宮駅を目指していた。夜19時過ぎ。「せっかく宇都宮で一泊なんだから餃子とビールで優勝じゃい」なんて意気込んで、肌寒い夜を長袖シャツ一枚で歩いていた。寒すぎ。いくら関東とは言えシャツ一枚は無理だった。すれ違う人コート羽織ってるもん。こっち見んな。大丈夫です。もちろん寒いです。  日曜の夜、人出は予想よりも少なめである。このくらいならどこの居酒屋でもすんなり入れるだろう。1人だし。早く熱い

          宇都宮焼売

          映画の館

          こっそり上映チャイムを録音してある。 あけまして、ありがとうございました。 僕の街に唯一ある映画館は、正月のお祝いムードと仕事始めの憂鬱な雰囲気が交じり合う1/5に閉店した。僕は最後の日に行かなかった。なんかその場に居たくなかった。  閉店のニュースは新聞で知ったと思う。確かにショックだったけど、「入居ビル(チーノ)の老朽化」という閉店理由の1つに「まぁそうだよな」と納得できた。あのビルは僕が生まれるずっと前に建った物だし、客としても、5階の映画館スタッフのバイトとしても

          映画の館

          麺・イン・ブラック

          完結編。 さあ出掛けよう 今年もやりました。焼きそばをたらふく食べる旅in青森市。1年ぶり3回目でございます。お待たせしましたね。行ってましたよ今年も。今年は1店舗増やして4店行きました。去年の3店ですらきつかったのに。なんで増やしたんですかね。たぶんアホなんでしょうね。 自家製孔明 わざわざ有給を取って青森市に来ている。金曜日。焼きそばの為に。3年目の今回は行ったことがないお店を狙って回るつもりだったが、「ここは絶対再訪しよう」と前から決めていた1軒目にまず向かった。

          麺・イン・ブラック

          無駄フォト供養 2

          開会の言葉 無駄フォト供養である。能書きをすっ飛ばして始めよう。始めます。 卑下が凄い 普通の床屋さんだと思う。シャンプーの上手さしか取り柄がないから自らをシャンプーするだけの機械、シャンプーロボットと名乗っているんだとすれば相当卑屈な店主だろうな。それか本当にシャンプーロボットが導入されているんだろうか。いずれにせよ気になるので、いつか洗髪をお願いしてみよう。 生態 雲の写真を撮る癖(へき)がある。この写真なんかはここ一年の中でもお気に入りな方である。青い空と白、灰色、

          無駄フォト供養 2

          臭い飯

          こういう物と出会えるから食堂巡りはやめらんねぇなぁ。 たべたい 冬。連日のテレビは北京五輪の話題ばかりだ。「氷都」と自称し、市民のおよそ7割がスケートを楽しめる(個人調べ)東北の中核市で育った僕。とはいえ僕自身ウィンタースポーツに理解がないので、さほど興味が無いながらも同じ日本人として、連日の日本人選手の活躍には誇らしさを覚えていた。  今日の午後!羽生結弦選手がフリープログラムで4回転アクセルを成功させるんじゃないか!という日の昼。カーナビの画面で繰り広げられているスケ

          臭い飯

          あの日泳いだ川の名前を僕達はまだ知らない

          写真は秋の空ですが夏の話です。 そして川の名前は知っています。 金曜 暑い日。営業を終えた僕は事務所へ戻る前に海へと向かっていた。河口にある緑地。お気に入りの場所。水平線まで見えるし、トイレや東屋があるので外回りの営業マンなんかがその緑地でよく休んでいる。僕もだいたいその1人だ。天気が良い日の夕方、ボーッとしながら海を眺め、磯臭さを鼻腔に送り込みたい。僕のデスクで待ち受けてる書類と伝票の山を頭の片隅から叩き出すにはこういう時間が必要である。なんて宣ってるけど結局はサボりたい

          あの日泳いだ川の名前を僕達はまだ知らない

          麺麺麺世

          風呂上がり以外で飲まないよね。 ダーツは北に飛んで行った 今年も行って来ました。青森焼きそばハシゴの旅。ウゥゥゥヤイヤイオオゥウエェ。行程は去年とほぼ変わらず、焼そば店3軒に温泉。本当は美術館も行こうかと思ったけど、あんまり興味が沸かない企画展だったのでスルー。僕のフェイバリットである奈良美智のbroken heart benchはまた今度見に来よう。あと薄汚れた青森犬も。 入場曲「Sweet Child O' Mine - Guns N' Roses」  1軒目。

          麺麺麺世