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初モボZINE「ヘラクロレピスデンドロン」販売記念!由来、解説と魅力

note書くの久しぶりです!モボモボです!
モボZINE「ヘラクロレピスデンドロン」販売に伴い、これについて少し書きたいとおもいます。

販売ページ↓ R18つけられちゃったので18歳以上の方が見てください!

A5サイズ、表紙・裏表紙含めて28ページの小冊子になっていて、内容としては2022~2024年に描いたデジタル絵、油絵、写真作品などになります。

質感はコート紙でつるつるで~す。雰囲気はフリーペーパーみたいなかんじです。ペラっとしてます。印刷が綺麗でうれし~い。

「ヘラクロレピスデンドロン」の由来

今まで作ってきたものをごちゃ混ぜにしたZINEを作りたいというのにあたり、自分の制作から思いつくワードを考えてみました。
虫になっちゃう、虫みたいな生活、這いつくばる、グロい口、胃壁を這うゲジゲジバチ、グロい液、体液、這いつくばる管、トロピカル、ジャングル、亜熱帯、熱帯液体
熱帯肉体海虫画(ねったいにくたいかいちゅうが)という言葉をインスタの自己紹介文で使っていることに気づき、そういう要素を今回のZINEには入れたいと思いました。

ヘラクロはヘラクレスオオカブトからのヘラクロで、を連想させます。
レピスは例えば私の持っている大昔の生き物図鑑に載っている、ポトレオレピスとかレプトレピスとか、大昔のによく付けられた言葉です。ギリシャ語で鱗という意味だそうです。調べて今知りました。
デンドロンはデンドロカカリヤとかアロイデンドロンとかなんちゃらデンドロビウムとか、に関する言葉です。
この虫、魚、木を意味するヘラクロ、レピス、デンドロンという言葉をくっつけて造語にしてしまえば「熱帯肉体海虫」、つまり私の表現したいと思っているものを一言で表現できるのではないかと考えたのです。
そうして生まれたのが「ヘラクロレピスデンドロン」という造語です。


「ヘラクロレピスデンドロン」を編纂するにあたって

ヘラクロレピスデンドロンな小冊子をつくるために、掲載するデジ絵、油絵、写真を選出し順番を決める作業をしました。
生命あふれる熱帯雨林のような、生臭いかんじが伝わるような本にしたかったのでそのような作品を集めてきました。油絵作品を切り抜いて載せたり、開いた時の隣り合わせを工夫したり、私が額縁が好きなのもあって枠を作って編集を楽しんだり。ガチ生魚捌き写真もあります。

「蔓戯鰻着森塩沼」F100(1303×1620mm) 2022

少し掲載作品を紹介します。まんぎまんぎしんえんしょう と読みます。初めて大学の時に描いた大作です。
熱帯雨林(マングローブ林を参考にしている)を満たす水からあらゆる生き物や奇妙なものごとが生まれて生存競争していく様子を描いたものです。植物は北海道や東京の植物園でみたものを参考にしながら描きました。
2022年の二紀展に出品し奨励賞を頂いた作品です。

また、掲載作品の「煙にまかれて全ては見えないでたらめの部屋」について書いてみたnoteがあるので興味のある方は!↓

また、完全に絵だけの本でなく、文章も少し載せたかったので詩の入った絵も掲載してあります。
モボモボを応援してくださる毛ファンの方々の為に「すね毛の間」もありますので、手に入れてくださった方々は思い思いにすね毛のもつハレーションをお楽しみ下さい。

色んな方の手に渡るのがやっぱり1番うれしい!気になった方、モボモボを応援したい方、お金持ちの方、ぜひお買い求めください~!

ヘラレピ販売ページ↓

私は
芝を、愛する。

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