シンボルを読むということ
白い世界を独りで歩く。
誰もいない。
どうやら道の両側に並ぶのは店舗だ。
全てが白い。
人は一人もいない。
ふと、美容院らしい店舗が目に入る。
『入ってみよう。』
こんにちはー。
声を掛けても、返事がない。
天井から、むかし、母について行って見たことがある、
パーマをかける時に被る釜?のようなものが下がっている。
『パーマかけてみようかな』
お釜をかぶってみる。
なかなかいい感じにパーマかかったな。
誰かに見てもらいたい。
店から出て、歩き出す。
だれか、だれか、だれか。
私パーマかけました。
みてみてみて。
真っ白な世界。
そのココロは。。。