宮崎ひなたフェスに行ってきた話(宮崎は日本のハワイです編)【日記】
「暑いだろ!!!!!」
早朝にもかかわらず、あまりの暑さに飛び起きたのは宮崎市内の某ホテルの一室。昨日、長崎県を駆け巡ったあと、ヘトヘトでホテルにたどり着き、併設している温泉に入り、そのままエアコンもつけず窓を全開にして眠りについたせいです。あと何より湿度がすごい。溺死するかと思ったぜ、さすが海沿い県。
そんなわけで、寝起き即ブチギレを見事にかましてからの、宮崎ひなたフェス1日目が始まります。おはようございます。
宮崎市→ひなたサンマリンスタジアム
とりあえず、もう一度シャワーを浴び、朝ご飯を食べてさっさとひなたフェスの開催される「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」まで向かいます。ホテルの朝食はみんな大好きバイキング形式でしたが、当たり前のようにメニューにタルタルチキンや鶏の炭火焼き、冷や汁が並んでいて、「宮崎すぎるな」と思いました。王様の飯かと思った。
朝ご飯をぺろりと平らげ、ホテルをチェックアウトします。ホテルは金曜日こそ宮崎市内を取れましたが、土曜日曜は宮崎市からやや離れた都城市なので、このホテルには一日だけの滞在でした。おそらく宮崎に初めて来た全員が思ったことでしょうけれども、宿泊先の確保がむずすぎる。
宮崎市内から宮崎空港に戻ってレンタカーを借りて、さっそく出発です。
宮崎空港からひなたサンマリンスタジアム宮崎までは車で15分程度。あっという間に到着します。
ひなたエキスポ
さて、無事に会場に到着したはいいものの、正直なところパレードの時間までは全く何も決めていなかったので、物販の会場受取をしつつ、ひなたエキスポで適当に過ごします。
ひなたエキスポの中では、各企業(ソラシドエアやLemino)や宮崎市、宮崎県のブースがある他、様々なフェス飯が食べられます。ご飯を食べるには朝食をたらふく食べすぎたこともあって、とりあえず知り合いと合流するまで、適当にそこら辺をほっつき歩いていました。
ちなみに、フェス飯には以前の46時間TV内の企画でプレゼンされていた日向坂メンバーとのコラボメニューを出す店舗もあったのですが、そちらはさすがに長蛇の列となっていたため、そうそうに諦めました(そういうのに執着がないのは私の気質)。その中でも、全くコラボでもなく列も空いていた「ぶっかけ練乳削りいちご」を食べました。これがめちゃくちゃ美味いの。
また、今回のひなたフェスで出店されているブースには、宮崎大学農学部のブースがありました。「これは同じ農学部出身兼畜産研究者の身としては見過ごせないな?」と勝手に対抗心を燃やし、乗り込むことにしました。その姿はまるで敵前視察のようだとかそうでないとか。
私「宮崎大学の農学部として出店しとるんすねぇ?」
敵「そうなんですよ、今SNSフォローしていただくとうちの牛乳を無料で飲めますよ」
私「まじすか?飲みたい!!!!」
私「美味しい!!!!!!!!!!!」
ブースには宮崎大の農場や牛の紹介もされていて、私だけがそれをじっくり読んでいました。そんなやつおらんて。
しかし未来虹ちゃんと丹生ちゃんも訪れたロケ先で「うちのウシにキャッチコピーつけてください」と言われるとは思わなかったでしょうに。アイドルってすげぇな。
そうこうしながら過ごしているうちに、知り合いと無事合流できたので、軽くご飯を食べて、パレードを見に行くことに。
パレード
このパレードは、宮崎学園高等学校吹奏楽部とのコラボ企画で、マーチングとともメンバーがの乗ったバスがその後ろを走行していきます。正直、事前のエリアマップを見てもどこが良いスポットなのかよくわからんかったので、適当に人が集まっている階段らへんで待機することに。
しばらく待っていると、ブラバンverの『君はハニーデュー』が聴こえてきます。そしてその後ろから、歓声とともにバスに乗ったメンバーが手を振りながらやってきます。日向坂ミュージックパレードすぎる。
東村芽依ちゃんはバスのどこにいるのかと探すまでもなく、一番先頭にいました。位置取りまでもがめいちゃんすぎる。
「これは無理やな」とスマホでの撮影は早々に諦め(どうせあとからXにはすげぇカメラで撮ったすげぇ画質の写真がアップされることでしょうし)、ライブ用に持ってきた双眼鏡を覗いたり、近づいてきた時にうちわをぶんぶん振っているうちに、マーチングとバスはあっという間に通り過ぎていきましたとさ。なにはともあれ、優勝パレードみたいな雰囲気があって楽しかったな。
パレードを見送り、汗でベタベタのシャツもさっぱり着替えて体もできるかぎりキレイにして(場内駐車場を取とっていてほんまに良かった)、いよいよひなたサンマリンスタジアムでのライブが始まります。
ライブ@ひなたサンマリンスタジアム(1日目)
といっても、ライブについては、わざわざ書くこともないというか野暮というか、「めちゃくちゃ楽しかったな」という感想のそれに尽きます。もちろん一曲一曲にフォーカスすればいくらでも感想は出てきますが、絶対に冗長になってしまうことでしょうし、そんなことをしなくても各メディアがスマートなライブレポートを出しているので、そちらの方が参考になることでしょう。
なので細かく書くつもりはないのですが、しかし。しかし、ただ一曲だけ。『どうする?どうする?どうする?』が最高に良かったです。これだけはどうしても書きたい。
『どうする?どうする?どうする?』(通称どどど)は、東村芽依ちゃんがセンターの一期生曲です。
さて今回の「ひなたフェス」は比較的わかりやすいセットリストというか、それは宮崎で初めて日向坂のライブを観に来た人へ向けた狙いがあったことでしょう(日向坂のこと好きになってくれよな)。そのため、シングル表題曲をリリース順に披露していったり、間のMCも期別ごとに時間をしっかりとっていて、またこれまでの日向坂の経緯を紹介する映像もじっくり見せる構成になっていました。そのようなコンセプトのライブだったから、まさか期別曲で『どうする?どうする?どうする?』が披露されるとはつゆほども思っていなかったのです。
ですから、どどどの(アレンジされた)イントロとともに一期生が走りながら出てきたときは、もう、変な雄叫びが出ましたとも。ステージから客席中央に向かって花道が伸びていて、中央からY字に分かれていく花道を一期生が散り散りになって披露するのですが、そのY字の中央にさ、でっけぇひなたサンマリンスタジアムのド真ん中にめいちゃんがいてさ、しかもさぁ、真っ赤っ赤なアロハシャツを着ててさ、それがバチバチに似合っててさ、あの瞬間、あの場所は間違いなく宮崎ではなくハワイでした。ワイキキの風を感じましたとも。常夏の島はそこにありました。そしてスタジアムの真ん中で、堂々と楽しそうに踊り歌いはしゃぐめいちゃんを見ながら、私は気づいたら泣いていました。サビの「どうする?どうする?」をいっしょにめいいっぱい叫びながら、気づいたら泣いてました。めちゃくちゃ楽しいのに、めちゃくちゃ楽しい曲なのにおんおん泣きながら、でも振りコピをバチバチに決める怪物と化していました。そういう化け物。
そりゃあ、5thシングル『君しか勝たん』のカップリングとしてこの曲のMVが公開された頃と比べたら一期生は減ってしまったけれども、あの時間あの空間には間違いなく一期生の空気がスタジアムいっぱいに充満していました。ありがとうね、卒業前にすげぇ景色見せてもらいました。
この『どうする?どうする?どうする?』、めちゃくちゃ東村芽依なんすよね。世界観も歌詞の感じも(余談ですが、そういえば昔「『どどど』の東村芽依ちゃんってメルロ=ポンティだよな?」とふと思ったことあったのを今書きながら思い出しました。これは卒業前になんとかまとめられたら良いな…)。だからこそ、東村さんはユニット曲も多い方だと思いますが、私はこの曲が抜群に好きなんですよ。なので、あそこでこの曲を聴けただけでも、このハワイの地までやって来た甲斐がありました。
もちろん、どどど以外にも見どころはたくさんあって、盆踊りverの『日向坂』とか、『月と星が踊るMidnight』のセンターが加藤の史帆ちゃんだったこととか、『君は0から1になれ』の佐々木久美ちゃんがめちゃくちゃかっこよかったこととか、『君はハニーデュー』のめいちゃんは宮崎でもフルーツ界のお嬢様(宮崎だから多分マンゴー。衣装ばり可愛かった)だったこととか、ライブ初披露の『絶対的第六感』とか、放水用の新武器のガトリングガンを手にしためいちゃんが新しいおもちゃをゲットした子どもぐらい撃ちまくってたこととか、色々ありましたが、割愛します。
そんなライブでした。いや、めちゃくちゃ楽しかったな。
ライブが終わってすっかり日も落ちて、あとは帰るだけです。スタジアムから出るまでも混雑具合がなかなか大変やったのですが、スタジアムを出て駐車場に向かう途中には、例の虹色大根やぐらが目立っていました。
打ち上げ@都城
この日は、ホテルが都城市のため、知り合いと合流して車で都城市を目指します。
駐車場から出るまでにかなーり時間がかかりましたが(明らかに人員足りてなさそうやった。まぁ仕方ないわなぁ)、なんとか抜け出せて、都城市に向かいます。道中はずっと日向坂の曲をかけては、「あの曲のあそこ良いよね」とか「座席がさぁ!目の前にカチカチフェンスがあってさぁ!」みたいなオタク話をずっとしていた気がします。そんなこんなで都城市に到着したのは23時前ぐらいだったでしょうか。そんな深い時間から飲めるとこあるんかいな?と思っていましたが、ホテルの近くに唯一、2時までやってる店が一軒だけあったのでそこに駆け込みました。
三重県在住のめいちゃんのオタク(私)と長野県在住のめいちゃんのオタクが宮崎県で飲むという、あんまりない状況だったのも、旅行ならではでしょう。2人だけなのにも関わらず馬鹿みたいに広い席を用意されたのも、おそらく宮崎流のもてなしだったのでしょう。
正直、何を喋ったかは全然覚えていないのですが、名物も名物以外もたらふく食べました。
そんなこんなで、たらふく肉を食べ、肉以外も食べ、グビグビお酒を飲んで、この日は終了です。結局1時ぐらいまでいた気がします。
ホテルに戻ってテレビをつけると、2週遅れのひなあいがやっていたので、ふにゃふにゃになりながら見ているうちに寝落ちしました。
そんな宮崎ひなたフェス1日目でございました(ようやくフェスの感想文っぽくなってきて安心しています)。
0日目はこちら。
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