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握野英雄という人物に出会って

着なれてしまったリクルートスーツ いつ履いても痛くなる黒のパンプス もう暗くなってしまった空を見上げて息を吐いた もう十分寒いのに、もうじきこの息が白くなる季節が来る 街はこんなに騒がしいのに、私の所在はどこにもなくて、フラフラと足を進めていた 「鍋パをしよう!」 私の行動はいつも思い付きだ。そして思い至れば動かずには居られない。 その日も私は突然の誘いを仲良しのLINEグループに流した。数名が釣れてくれ、後日、無事に鍋パーティを実行することができたのである。 鍋の準備の

    • 4月22日、晴天

      突き抜ける青空。 地面からの照り返しが眩しく、ゴミ出しのために動いていた足が思わず鈍る。 4月にも関わらず、春を通り越して初夏を迎えたような今日、私の人生で2回目の休職が決まった。 さて そう、休職が決まってしまったのだ。 いろいろと経緯はあるが今回は省く。書き始めると長ったらしく、最初の記事としてはあまりにもぐじゅぐじゅとしているからだ。 休職が決まったとして、どうして突然筆を取ったのか。いや、この場合、キーボードを取ったの方が正しいが。 ともかく理由は2つある。 1