大潟村はすごかった
2016年の夏に秋田県大潟村に行きました。
米つくりのために琵琶湖に次ぐ大きさであった八郎潟を干拓して作られた農業のための村です。「完成と同時に減反政策が始まり、日本の農業政策に翻弄された村」という認識でしたが、農業により豊かな生活を実現し、経済的に非常に恵まれた村でした。
考えてみれば、ここに入植したのは全国から選ばれた情熱と能力のある経営者達です。国に翻弄させられたのではなくて、経営者として国(農水省)と論議しながら日本農業の方向性を模索してきたのだと思いました。
TPP発効に向けての対策が議論されるずっと以前から、農業のビジネス展開が村全体で進んでいて、この村にとっては昔も今も農業は夢のある産業です。
その大潟村は、村全体で環境保全型農業に取り組んでいました。約600戸の生産農家のうち100戸は有機無農薬でコメを栽培しています。他の生産者も農薬と化学肥料の使用量が非常に少ないです。
大潟村が有機農業(オーガニック)に取り組んでいるのを見て、なんだかとても元気をもらいました。
「大潟村はすごかった 」
第1版 2024年8月18日発信
オーガニック農園 株式会社 しあわせ野菜畑
代表 大角昌巳
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