若いヒマワリの見分け方
写真は当社の入り口の花壇に咲いたヒマワリです。ＡＢＣＤのヒマワリの枯れてしまう順番を当ててみてください。
ヒマワリは、たくさんの花が集まった集合花です。
外側に舌状花（ぜつじょうか）がぐるりと囲み、中央部には筒状花（とうじょうか）がたくさん集まっています。
最初に咲くのは舌状花です。写真左上のＡのヒマワリは舌状花が開花しようとしている若いヒマワリです。
筒状花は管状花とも言い、開花前は筒が閉じていて上からは黒く見えます。Ｄのヒマワリは外側半分の筒状花が開花したところで、中央の半分の筒状花はまだ開花していない蕾の状態です。
Ｂ，Ｃの順番で開花前の筒状花の割合が減っていて、Ｃのヒマワリは中央部の黒いところ（蕾の筒状花の割合）が少しになっています。こうなるとじきに舌状花から枯れ始めます。
答えはＣ→Ｂ→Ｄ→Ａの順番で枯れていく（Ａが一番若い）です。
ヒマワリ、ガーベラ、百日草、マーガレット、コスモス、キンセンカ、ノースポール、カモミールなどキク科の花は、このようにたくさんの花が集まった頭状花序（とうじょうかじょ）という構造をしています。
キク科の花を花屋さんで買いう時や、花壇で切る時は頭状花序の中央部が黒くて、まだ開花していない蕾の管状花が多い花を買うと長持ちします。
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「若いヒマワリの見分け方」
第1版 2024年7月 日発信
オーガニック農園 株式会社 しあわせ野菜畑
代表 大角昌巳
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