父との記憶。自分が父親になって思う事。
私は父が嫌いだった。
父が言ったことは絶対で、私に選択肢が無かったから。
私が小学生の時、とにかくサッカーが好きで毎日練習していた。中学生になってもサッカーを続け、選抜にも選ばれた。将来はサッカー選手になることが夢で父にも「俺はサッカー選手になる!」と伝えたが、「お前がなれるわけが無い」と、たったその一言で私の夢は終わった。
抵抗したかったが、父が怖くて出来なかった。
父は「とにかく勉強しろ。勉強が出来ればいい所に就職出来る」とそれだけを常に言っていた。
そんな父の